こんにちわどうもてんたまです。
暦物語10話を視聴しましたので、ストーリー解説の元感想を書いていこうかと思います。
ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。
とりあえず前回は、トーラス型ドーナッツにちなんだ題名コヨミトーラスとして、元大吸血鬼の忍野忍がヒロインの物語で、ドーナッツを賭けて隠し物対決をすると言う話でしたが。
しかしそれは実は忍が暦に、交渉や隠し物の仕方を教えていたと言うオチであった前回の話。
・前回暦物語9話記事
そして今回10話はコヨミシードという事で、何か種が関係ありそうな題名に、さらにヒロインが斧乃木という事でどんな話になるのか期待できそうだ。
【暦物語10話コヨミシードのあらすじと言うかストーリー】
阿良々木はセンター試験の帰り道、偶然なのかそれとも待ち伏せしてたのかは分からないが、斧乃木余接と出会ってしまう。
試験で疲れていたのか、阿良々木は露骨な態度で斧乃木を無視して帰ろうとするが、何かと立ちふさがり、阿良々木を帰そうとしない。
そして最後に目線横ピースを決めるボディランゲージしまくる斧乃木。
一体それは何かと阿良々木が問うと。
さも得意そうに、これは一緒に探してほしい物があるんだと言うサインだったんだよ。イエーイと言う斧乃木に。
そんなの分かるか! と全力で突っ込む阿良々木。
そんな阿良々木に斧乃木は、どうでもいいからと言う感じに、探し物を探すのを手伝ってくれるのか? 手伝わないのか? と回答迫ります。
それに阿良々木は、センター試験があまり良くなかった事を理由に帰って勉強しないといけないと、斧乃木にいますが。
しかし斧乃木は、その事に、一年勉強してたのに何やってるの? 死ねばいいのに、とにかく死ねばいいのに、としつこく阿良々木を責めます。
このままだと本当に殺されそうだ、と感じた阿良々木は、渋々と言った感じではあるが、斧乃木の探し物を手伝う事にする。
という事で、早速阿良々木は探し物を見つけるために、どこを探せばいいのか、そもそも一体何を探せばいいのか聞きますが、斧乃木の言葉イマイチ要領を得ない物。
とりあえず一目みれば分かる物らしいので、探す物の特徴より、探す視野を広げるのを手伝って欲しいと言う斧乃木。
そして探す視野とは、もしかしたら高い位置から見る視点で探せば見つかるかもしれないから、そう言う形の視野の広げ方をしたい、と斧乃木は提案します。
そして同時に、その高い位置を得るために斧乃木は、自分の身長と阿良々木の身長を足せば、得る事が出来るだろうと言います。
その言葉に、そうか! これは童女の肩車イベント! と思った阿良々木は、確認の為、肩車をすればいいのか? と確認しますが。
しかしそれもまた違う話らしい。
斧乃木が一体何どうやって高い位置を得ようとしたのか。
答えはこうだった。
阿良々木を自分の人差し指にのせて、高い位置を得ると言う事だった。
要領は分かったが、あまりの方法に唖然とする阿良々木。
そして、ともあれと言う感じに、納得の行かない立ち位置ではあるけれど、探し物を見つけようと、斧乃木にもう一度落し物は何なのかを確認する。
その探し物が怪異的な何かなら、最近吸血鬼のスキルが落ちているから見ても分からないと言う事も付け加えて。
しかしそんな言葉に斧乃木は、暦には別に何も期待してない、何か気になる物があったら報告するだけで良い、と切り捨てるように言う。
そんな曖昧な言葉に阿良々木は、僕もヒマな訳じゃないんだけどな、と言うと、斧乃木は見透かしたように、余命半年になったから? と返します(ナデコメドゥーサ参照)
それにはっとする阿良々木。
そして斧乃木は続けざまに、卒業後に撫子に殺されると言う話なら性格な余命はどのくらいか確認すると、もしよかったら臥煙に連絡するか? と聞きますが。
阿良々木は既に臥煙の意に背いた自分に助けを求める資格はないと断ります。
そして自分が蒔いた種だから自分が何とかする、と固く決意するように言う阿良々木。
その言葉に、そうしたいならそうすればいい、と言った後、でも変だと思わないか? 暦の周りだけそう言った怪異に狙わるケーズが多くなっているのが、それを感じないほど鈍くは無いでしょう? と確認するように聞く斧乃木。
その言葉に阿良々木は、自分の鈍さを素直に認めるような事を言うが、すぐに話題を流そうとするかのように、再び探し物ついて特徴を聞く。
相変わらず斧乃木の言葉は、さあね、見当もつかない、と言う要領の得ない物。
だけど続けざまに、ひょっとしたらと言う物がある、と言う。
それは何なのかと聞くと斧乃木は、一目見れば分かる物だけど、探し出すと見えなくなる物…それは笑顔だよ、と意味深に答える。
そして後日談と言うか今回のオチ。
あの後、結局夕暮れまで探し物を付き合った阿良々木君であったが、それは見つからず、一体何を探していたのか、羽川に聞いてみる事にした。
羽川の答えの切り出し方はこうだった。
阿良々木君、一番見つけにくい物って何だと思う? と逆に聞き返す。
阿良々木はそれに答えようとするが、その言葉に重ねるように、これは前フリだから答えなくていいと言う羽川。
じゃあどんな質問をするつもりだったんだ? と聞く阿良々木に羽川は、今度は真逆に見つけやすい物は? と聞く。
それに、一目見れば分かる物じゃないのか? と聞きますが?
羽川はその言葉に縛られてはダメと返します。
そして斧乃木の一番見つけやすいって言葉はウソだったのだから、と言います。
そこで阿良々木は、そうか! 嘘をついてまで僕と遊びたかったのか! と言いますが。
その結論も羽川は即座に否定します。
そう言う話では無くて、一番見つけやすいって言うのは探し物をしている人で、そう言う人は目立つから、と言う話らしい
つまり阿良々木を目立つ人にしたかったのが、斧乃木の本来の目的だったらしい。
何故そうしたかったのかは、阿良々木を目立たせて、貝木と接触させないようにするためだったらしい。
阿良々木も貝木とは会いたくないし、貝木も会いたいとは思ってはいない。
だから阿良々木を目立たせることによって、向こうに阿良々木がいる事を教え近づけさせないようにしてたと、そう言う訳だったらしい。
そう言う事をしたのも、阿良々木に余計な心労をかけさせたくなかったから、、そんな気遣いから斧乃木はやったのでは、と羽川は言います。
そして、そう言う気遣いこそ「本当に見つけにく物」かも知れないわね、そう満足気に言うのだった。
終り。
「暦物語10話コヨミシード」
【今回の見どころ気になったところ】
・久々の斧乃木のキラリアイドル横ピースがシュール可愛い(笑
斧乃木と言えば、無表情無口系のまま、ノリが良い事する面白いシュールキャラだ。
今回もまったくテンションを上げずに流し横ピースしている斧乃木がとても面白い。
別の話では「僕はキメ顔で言った」と言う変な語尾を、これも無表情で話す描写もあり、後々それが黒歴史だったのか、その事を指摘すると怒る一面もあったりと、本当に意外性に満ち溢れたキャラであるのが斧乃木余接の魅力だと思う。
・斧乃木の指の上に立つ阿良々木の構図がシュールすぎる!
とにかく何だコレな構図でしたね(笑。
久々にアニメのシーンで心の底から溢れた笑いと言う物が出たかも知れない。
このシーンを見た瞬間、素で吹き出しました。
それこそ何だコレと言う感じに。
高い位置から物を探すという事でやった事なのだが、とにかくシュールだ。
斧乃木の人差し指の上に立つ阿良々木。
斧乃木が肩車を拒否した事により生まれた光景だが、化物語を知らない人は何でこんな女の子がそんな事が出来るのかと疑問に思うと思うだろうが、まあこれは斧乃木は死人見たいな存在で、だから人より常軌逸した力を持っており、その力が可能とさせた事象なのだ。
まあとにかくシュールだ。
・今回もどこか旅行先から阿良々木の質問を答える羽川さん
前回は水着を披露してくれたが今回は温泉ぽいところに登場。
今回も温泉という事なので、当然お色気シーンもありましたが、何か泥パック塗ってる羽川さんが印象的に思えた。
特に理由はないけど、何か気になった。
うん羽川さんが泥パックするとこんな感じになるんだね。
・一目見れば分かるけど探すと見つけにくくなる物、それは気遣いそして笑顔
今回の話はそんなちょっと深イイ話見たいに、自分が今普通に幸せに暮らせているのは、人の小さな気遣いのおかげで出来ているのかも知れない。
しかし人はそれを忘れやすく、だから気づきにくい。
それが当たり前になってるから。
だからそれが、一目見れば分かるけど探すと見つけにくくなる物になる。
探すと見つけにくくなると言うのは、その気遣いや笑顔の意味を深く考えると、それは本当に自分の為にやってくれているのだろうか? と言う疑心が生まれるから、それを探すと見えにくくなるに当てはめているのかと感じました。
まあ色々と考えさせてくれる深い言葉ですよね。
【終わりとまとめ】
これで暦物語も10話視聴で残り2話になりましたね。
今回はともかく斧乃木の無口無表情ネタが面白い話だった。
そして、それに加えて、阿良々木が撫子に死刑宣告された後の、斧乃木との絡みの裏話としても、また楽しめた第10話でしたね。
さて次のヒロインは一体誰が来るんでしょうか?
やっぱり老倉が来るのかな?
暦物語は物語自体、本編の後日談と言うか、裏話と言うか、そう言う物を感じるので、もし老倉が来るならば、終物語では学校転入してあっさり消えた老倉だったので、その辺、学校転校してからどうなったのか? とか見てみたい希望とかありますね。
さて次回11話。
一体どんなヒロインが登場するのか…楽しみですね。
と言う所で今回暦物語10話、コヨミシードの感想は終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また記事をあげたら読んでくださいませ。
それではまた!
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