こんにちわどうもてんたまです。
機動戦士ガンダムオルフェンズ23話を視聴しましたのでストーリー解説の元、感想を書いていこうかと思います。
ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。
【始めに】
さて前回は、ビスケットの死を受け入れられず、落ち込むオルガに対し、胸ぐらを掴み引き起こし強引に前へと進ませようとするミカヅキ。
それに、オルガはいい加減にしてくれと辟易するも、それでも許してくれないミカヅキに、やればいいんだろう! と半ばヤケになって奮い立つ。
そして、これからふりかかる火の粉は全て敵だ! ギャラルホルンはビスケットの仇だ! だからこれは弔い合戦だ! と鉄華団に言い聞かせるオルガ。
鉄華団のメンバーも、そんなオルガに呼応し盛り上がるのだが…。
「機動戦士ガンダムオルフェンズ22話参照」
【今回23話のあらすじと言うかストーリー】
失態に失態を重ねてしまったカルタは、ファリド家の当主イズナリオに弁明する。
イズナリオはそれに名誉挽回のチャンスとして、鉄華団の動向を教え、先回りしてマカナイのアーブラウ代表選挙に出馬を阻止するように命令する。
本来なら失敗続きのカルタに任せられる物では無いのだが、マクギリスの口添えがあってイズナリオもカルタに任せる事にしたらしい。
その事実を知ったカルタは、複雑な思いで部屋を後にすると、そこにはマクギリスが待っていた。
カルタはマクギリスに対する好意を胸のうちを隠しながら、気丈に余計なことをした、と言うが、マクギリスはカルタの胸のうちを知ってか甘言で盛り上がらせ、鉄華団を討つように仕向ける。
そんな事があった事も露知らない鉄華団だったが、予定通りギャラルホルンの裏をかいた鉄道ルートでアーブラウに向かっていた。
そんな中着々とギャラルホルンとの戦争を準備していく鉄華団。
そんな、子供も進んで戦争をしようとしている姿に疑問を持ったメリビットは、オルガに考え直すように促すが、オルガどころか、その守ろうとした子供にまで否定され困惑する。
そんな正論が通じなくなった異様な雰囲気のまま、列車は、雪積もる銀世界をアーブラウに向けて突き進むのだった。
一方その頃、ギャラルホルン基地本部では、重症を負ったアインが、意識を取り戻したと聞いたガエリオは、喜んでそこに向かうと、アラヤシキシステムの改造手術をして、生体ユニットになってしまったアインが、モビルスーツの中から話しかけてきた。
アインは素晴らしい力を与えてくれた事に、心の底から嬉しそうにガエリオに礼を言うが、モビルスーツのパーツにしてしまった現実に、ガエリオは怒りと罪悪感を感じる。
そしてそれに落ち込むガエリオを、またもマクギリスが甘い言葉で言いくるめる。
そして心の内で、君たちは最高の友だった、と切り捨てるように呟く。
アーブラウに向かう列車の中で、ミカヅキとオルガが言葉を交わしていた。
オルガのビスケットに対する葛藤に、ミカヅキはビスケットが最後にミカヅキに行った言葉を伝える。
ビスケットの最後の言葉を、オルガと話したかった事。
それは、鉄華団を降りないこと、そしていつかみんなと一緒に帰ること。
その言葉を。
それを聞いたオルガ悔しそうに唇を噛む。
そして思う、ビスケットが死んでしまった今、一緒に帰るなんて、どうやっても出来ないと。
その後ミカヅキはバルバトスに搭乗して見張りをしていると、突然のエイハブウェーブの反応に、モビルスーツが現れた事を知る。
現れたのはカルタだった。
極秘裏だったルートがギャラルホルンにバレていた事から、モンターク商会が裏切ったのかと感じるオルガたちだったが考える間もなくカルタから通信が入る。
通信の内容は正々堂々の勝負の元の一騎討ちの決闘ちを望むが、ミカヅキはカルタの声を聞いた瞬間逆上したか、話が終わる前にカルタたちに突っ込んでいく。
あっという間にカルタの部下は倒され、カルタもまたミカヅキの猛攻の前にやられてしまう。
しかしその寸でのところでガエリオが助け、その場から脱出する事に成功するが、カルタの怪我は致命傷になっていたため瀕死となっていた。
そんな中ガエリオは通信でカルタと話すが、カルタは助けに来たのはマクギリスだと思い、その名を呼ぶ。
ガエリオもカルタの最後を感じたのか、唇を噛みながら、自分がマクギリスだと答える。
その言葉に安堵したカルタは、その幸せの中言葉を途切らせる。
その後、戦いを乗り越えた鉄華団は、ついに目的地であるアーブラウに到着する事になる。
敵の本拠地でもあるアーブラウに───。
機動戦士ガンダムオルフェンズ23話、終わり
【今回の個人的みどころ】
・アインがモビルスーツの生体ユニットに。
前の話で重症を負ってしまったアインを、ほとんど機械化して生かす事に悩んでいたガエリオでしたが、決断しマクギリスに言われた通りアラヤシキシステムを導入してみたが、機械化手術を終えて現れたアインは、人とは言いがたい、モビルスーツの部品のような物にされてしまった訳ですが。
何と言うか、こう言う人間が機械の生体ユニットにされてしまうって話は、とてもぞっとする話ですよね。
アイン本人は、これで上官の仇が討てると喜んでましたが。
本人さえ喜んでれば良いのか? と考えさせられる話ですよね…。
アインとガエリオのコンビは結構好きだっただけに、非常に辛い展開です。
・ビスケットが最後にオルガに言おうとした言葉
ビスケットはオルガに何を言おうとしてたのか?
その言葉を意外にもミカヅキが知ってたおかげで無事オルガにも伝わる事ご出来た形になりましたね。
その言葉は、オルガの後悔をさらに深める物だったかも知れないけど、これを聞いて救われる物もあったかも知れないと思います。
・意外とビスケットの事を怒ってたミカヅキ
前回から、ビスケットが死んでも、死んだものはしょうがない見たいな冷たい感じでしたけど、カルタを見た瞬間逆上するってことは、そうとう怒ってたんですね。
そんなミカヅキにちょっと安心するものを感じました。
ビスケットが死んで、だから? じゃ流石に寂しすぎますもんね。
だからミカヅキがビスケットを殺された事を怒っている感情があって良かったと思う!
・カルタお飾りは最後までお飾りを押し通した
いやーカルタ様逝ってしまわれましたねー。
そして最後まで正々堂々とか決闘だとかこだわっていたら、ミカヅキの奇襲を受け、あっさり負けてしまったと言う感じの体でしたね。
最後の最後まで様式美にこだわるのはカルタ様らしいけど、それで負けると、お飾りぽさが際立ちます。
・ガエリオが良いヤツ過ぎて可哀想。
今回はアイン生体ユニット化にカルタの死と、何かと悲しい目に合わされるガエリオ。
ミカヅキと初めて会ったときは、大人げなく怒ってたりもしてたけど、それだけ人間らしいと言うか、友を大事にする心を持ち合わせてるんでしょうね。
それだけに何か悲しい目にばっかあって何かと可哀想だ。
ガエリオには幸せになってもらいたい。
【終わりとまとめ】
今回はアイン生体ユニット化やら、カルタ様死亡など、バタバタと色々あって見ごたえのある回でしたね。
ミカヅキとか怒ってるのは分かるけど、あの不意討ちはちょっとカルタが可哀想って思いました。
もちろん死んだ時も。
こんな感じに、鉄華団はビスケットが、ギャラルホルンはカルタが、と、敵も味方もそれぞれの大事な人がどんどん殺されていって、後戻り出来なくなっていく、悲しみの連鎖の広がりかたは、ガンダムぽい話の流れですよね。
そしてそんな中アーブラウにも到着して、これから先ギャラルホルンとどんな戦いが待ち受けているか、今後の展開が楽しみですよね。
さてさてと言うところで、今回のガンダムオルフェンズの感想は終わりにしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また記事をあげたら見てください。
それではまた!
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