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パチンコ屋歴20年の元店員が考える、緊急事態宣言が出ても営業し続けるパチンコ屋それに群がるパチンコファン

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こんにちはどうも、てんたまです。


平和慣れしてる日本でも、ようやくコロナの恐ろしさが浸透し始めた昨今。


ウイルスの蔓延を防ぐべく、国は緊急事態宣言を出しましたが、それでもなお営業し続けるパチンコ屋が存在します。


この世情で反発は必死の中、何故彼らはそれでも営業を続けるのか?


パチンコ屋歴20年の元店員である私が、この状況に思うところを語ろうと思います。

 

パチンコ屋は経済に何も貢献が無い、よって閉めるべし

まず最初に、今この時期にパチンコ屋を営業する必要性があるのか? と言う話から始めさせて頂きますが。


この問題については、これはとても個人的な意見になりますが、全く必要性が無いと思います。


と言うのもパチンコ自体は経済に何も貢献していないですし、それでいて営業をしていれば、ウイルスを蔓延させる要因となる、満員電車のような3密空間を作ってしまう店内環境である以上、本当にコロナウイルスを収束させたいならパチンコ屋は営業しない、させないようにするのが正しい選択かと私は思います。

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やむ得ない事情があるパチンコ屋もある

とは言え営業しなければ、潰れてしまうパチンコ屋もあるでしょう。


パチンコなんか電気料金くらいしかかからないんだから、ちょっとくらい閉めても潰れないだろうって思う人もいるかと思いますが。


パチンコ屋は営業してなくても大きな出費が出る場合があります。


それはテナント料を支払って経営してるお店です。


例えば駅ビルに入ってるパチンコ屋などそうですね。


ああ言う所の家賃は馬鹿高いらしく、月に数百万、もっといけば千万超え取らるれところもあるそうです。


これなら確かに収入が無くなってしまったら持たない事も頷ける話ですよね。


さらにテナント料とは違うケースで出費が出る場合もあり、それはそのパチンコ屋を経営してる会社が、別口で違う業種の経営もやっていて、その会社が赤字になってしまった時など、パチンコ屋の利益で補填する場合などあります。


実際私が20年前、パチンコ屋で働き始めた頃、東京の立川周辺のお店で働いていた時の話ですが。


その近隣の競合店でいっせんだい(漢字は忘れました)グループのお店があったのですが、そのお店の会社はパチンコでは成功したのに、他の事業に失敗してしまい、その赤字をパチンコの利益で補填してたらしいのですが、そのため無理な利益をお客から取ってしまい、結果パチンコもお客が全然いなくなってしまい、その流れでパチンコ屋も潰れてしまったと言う現状を見た事がありました。


潰れる少し前に、店舗調査に行った時ですが、そこでちょっと仲良くなった店員に、今月給料まだ出でない、と青冷めた顔で言われた事は今でも記憶に残ってます。

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と言う感じに、このようにパチンコ屋の利益を当てにして、他の会社を回してる場合、パチンコ屋を閉めてしまったら、連鎖的に赤字会社が潰れてしまうからやむ得ず営業してる、と言うパターンもあるかも知れません。


この場合は私も少しはしょうがないかなと感じるところはあります。


しかしそれでもせめてゴールデンウィークが終わるまでの自粛は出来なかったのかと考えるところはありましたけどね。

ただ自分が儲けたいから営業しているお店も…。

しかし、やむ得ない事情では無く、ただ損したくない、もしくは儲けたいだけで営業しているお店も存在します。


その一つのお店は「コロナが出たら閉めれば良い、出なければラッキー」
と悪びれも無く言ってるそうです。

carp-matome.blog.jp


当たり前ですが、感染者出てからじゃ遅いです。


働いてる店員さんは「上からそう言われた」と言ってるところから、このお店の経営者は、今だコロナを楽観視してるのか、それとも分かっててあえて営業してるのか、いずれにせよ不快に感じる対応ですね。

 

これ以上、反感を無視して営業すればパチンコ業界の未来は厳しいものになる。それでも良いのだろうか…。

こんな時期に営業して、大きな反感を買えば、パチンコの一掃ムードは高まりそうなのですが、パチンコ屋経営者はそれでも良いのだろうか?


それとも規制規制で未来が明るくないパチンコ屋には既に見切りをつけているのでしょうか。


前の記事でもお話しましたが、この低迷しているパチンコ業界に危惧し、パチンコ屋を辞めて新しい商売を考えてるオーナーは少なからず存在します。


そんな彼らからしたら、パチンコ業界の存続よりも新しい商売の資金を稼ぐ方がきっと大事に違いありません。


全てのオーナーがそんな考えでは無いでしょうが、とりあえず今この時期に営業しているパチンコ屋は、少なからずそう考えているのでは無いでしょうか?


パチンコ屋を辞めて商売変えをする気なら、業界が潰れようが構わないのですから

終わりに、どんな理由があろうともパチンコ屋は営業自粛するべき

休業要請を無視して今も営業しているパチンコ屋には、それぞれ理由があってそうしてるのでしょう。


しかしどんな理由があろうとも、私はパチンコ屋は営業自粛に協力する事を強く願います。


やはりパチンコ屋の店内環境はウイルスを蔓延させるには絶好の場所すぎるからです。


あの満員電車の中のような空間、そこに何時間も滞在し、しかも人の迷惑を考えず自分の欲を優先させるような、所謂反社会パーソナリティー障害の人が普通の業種に比べてよってきやすい場所です。


これは昔の話ですが、私がパチンコ屋で働いていた時、出ない事に腹を立てたお客が、ホールを巡回している私の背中を突然いきなり殴ってきて「出ねえ!」と暴力&暴言を吐かれた事があります。


殴られた時よろめいたので、冗談のそれではなく、わりかし本気で殴ってきたと思います。


パチンコ屋と言うのは本当にこう言った客が結構混じるものなのです。


こんな感じにいきなり暴力を振るうような人間が、回りにコロナをうつさないように気を使うと思いますか?


私はとても思えません。

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あるパチンコ屋は飲食店は良くてパチンコ屋はなんで駄目なんだと言ってましたが。


この店内環境から考えるに、飲食店と比べてウイルスの蔓延率のレベルが全然違うと思います。


もはやパチンコ屋は開いてるだけで、国内トップクラスのコロナ患者生産工場になるのです。


しかも現在、国の失策で、休業に応じないパチンコ屋を晒してしまったため、全国から人が集まってしまい、工場はフル稼働状態なってしまいました。


こんな状態にして、もしコロナの収束が収まらなかったら、必ずあの時パチンコ屋が営業してたからと言われる事でしょう。


そうなれば潰される事は無いにせよ、もっとパチンコの立場は厳しくなり、より強い規制かけられるか、最悪換金所を潰されたりして、パチンコは完全に終わってしまうかも知れません。


私はパチンコ業界で働くのが嫌になって辞めましたが、パチンコ自体は嫌いではありません。


20年前、20代の時、アステカに魅了され駆け抜けたスロ青春時代を思い出すと、業界自体が消えていく事には、いささかではありますが寂しい物を感じます。


もうパチンコ屋は辞めるからいいや、と言うお店もあるでしょう。


しかしながら、今でも息抜き程度ではありますが、この機械に魅力が無くなった今の時代でも、細々と楽しんでる私のようなおじさんのために、少しでも業界の未来を案じて営業自粛してくれないかと願うばかりです。


そして今もなおやる事が無いからとパチンコ屋に行っている人は本当に止めたほうが良いと思います。


今開いてるお店なんて、軒並み正月営業並みに出ていないと聞いています。

 

こんな状況で遊びに行って万が一コロナを貰ってさらに大負けもしてたら、お金と命も落とす事になるかも知れないのですよ? 何とも馬鹿みたいな話ではありませんか。


今パチンコに行こうとしている人は、そこら辺をよく考えて行動をした方が良いと私は切に思います。