こんにちわどうもてんたまです。
2016年春アニメ、迷家ーマヨイガがついに12話で最終回を迎えましたね。
始まった直後は、群集劇型展開とそれに登場する独特な個性を持った魅力あるキャラクターたちがいるアニメで、個人的にとても興味を引かれ、毎週毎週楽しく見させて頂きました。
作中、面白さのトーンダウンは大なり小なりあったかと思いますけど、それでも今期の中じゃ中々楽しめたと感じるアニメだったと個人的には考えるところですね。
結局、ナナキは人の心の傷のような物が具現化した妖怪のような物ってなって、最後ハヤトの心の傷の巨大ババアが大暴れして、ラストらしく盛り上がると言うか、ちょっと怪物と相対する感じの展開になりましたね。
しかしナナキに来ると、自分の感情がむき出しになると言う設定のあれで、ハヤトが随分クズ化していたのが笑いましたw
自分の心がコントロール出来ないのは分かるけど「お前は俺のいう事だけ聞いてればいいんだよ!」って平気で言っちゃうところがドン引きでしたねw
まあ最後は、そう言ってしまう原因であった心の傷(巨大ババア)を受け入れ、ハヤトはいち早くナナキ村から脱出したと言うハッピーエンド的なあれで収まったので良かったですが。
しかしハヤトの「俺のいう事だけ聞いてればいいんだよ! 俺の籠の鳥になれ!」って流れがホモの雄叫びのように聞こえてしまうのは私の心が汚れているからでしょうか?
どうしても男が男にそう言うセリフを言ってしまうとそう邪推してしまいます…いかんいかん。
でもハヤトのマサキに対する嫉妬は凄まじいですよねw
この顔で「マサキばっか気にかけやがってぇぇぇ!!」って追っかけてきますからね。
これぞサイコパスならぬサイコホモって感じですかねw
ともあれ色々あって一番危険だった暴走ハヤトはいなくなって、黒幕だったコハルンの問題も、問題の原因が無くなっちゃったから何となく解決って感じでしたね。
と言うかコハルンが黒幕だったのも、お前かよ! って思ったけど、年取った博士がコハルンの親父で、お前がそもそも原因かよ! って展開にちょっと驚いた。
そっか博士見た目老人だけど、ナナキ村の所為で年取っているような話もしてましたもんね。
そっからコハルンのお父さんに繋げるとは思わなかったけど、ありえる話だった。
ちょっとフェイント的な展開で面白かったですね。
そしてマサキとレイジの話は、レイジはマサキが子供の頃の孤独が生み出した実在しない存在がレイジで、それがナナキになって具現化したって存在だったんですね。
なるほどそれでマサキの言ってた事がイチイチ辻褄が合わなかったと言う事なんですね。
レイジを探しに来たって言っても、そのレイジ自体存在しない訳ですから、なるほどここでマサキの謎をまとめるんだと言う展開だったのか。
そしてこのシーンのミツムネのナナキを見て「可愛いね」って言うマサキが可愛いw
そして最終回になって、みんなナナキ化する心の傷を受け入れ立ち直り、みんな現実の世界に帰るみたいな良い展開だったけど。
別に立ち直らずに現実世界に戻りたくないって言う人もいて、何か人それぞれなんだなと感じる最終回でしたね。
まあ借金で人生詰んでる人とか、確かに現実に戻って頑張っても仕方ないし、その選択もやむなしって所ですか。
元々そうやって人生に嫌気をさした人が集まって開いたツアーでしたしね。
こういうしこりが残る感じの最終回もありかなと感じるところです。
そして綺麗に纏まった最終回だと感じたので、最後まで見て良かったなと思うアニメでしたね。
【終わりとまとめ】
よく分からない未知の状況の群集劇型の物語で、中二病やらエリートメガネやらサバオタやら霊媒師やら色々個性と魅力あふれるキャラがいっぱい出て面白かった。
特に個人的には「処刑ーー!!」のラブポンが好きだったw
最後は巨大ババアに追われて「処刑されちゃいますぅー!」ってなってましたけどねw
ここ笑った。
エリート眼鏡も最後までブレなかったですね。
そしてナナキと言う未知の存在や、一話一話ごとの続きが気になる後引く面白さは最高だった。
ただナナキがただのホラーと言うか、結局のところ妖怪的なあれだったのが、ちょっと肩すかしな展開だった。
何かこうもっと驚くような存在だったらもっと面白かったんですけど、よくありそうな超常現象的な設定だったのがちょっと残念。
何と言うか「ひぐらしが鳴く頃に」のオヤシロ様の正体を知った時みたいな、手品の種明かしが分かった時ような「なーんだ」的な答えだったと感じる。
内容自体は悪くは無い答えだったかも知れないけど、話の雰囲気的にもうちょっとこう怖い系の話の流れにして欲しかったように感じます。
例えば実はバスが暴走運転していた時に事故っていて、マサキかミツムネ以外全部死んでた的展開とか? 何かそう言う感じのちょっとぞっとする系の話の方が個人的にですが見たかったかなと言うところですね。
ともあれ迷家ーマヨイガは1クールで終わりましたが、二期はやるんでしょうかね?
これも個人的ですけど、もうナナキの種明かしもしちゃったし、何か今後の展開も盛り上がらないような気がするので1クールで限界のアニメのような気がします。
1クールで話が完成して完結しちゃった感じのアニメ。
だから二期は無いような気がするんですけど、やるとしたらナナキに残った人に異変が…! 助けてミツムネ君! みたいな話だろうか?
まあそれは残った人間が圧倒的に助ける義理を感じない人ばっかだったから無いかも知れないけどw
でもミツムネ君みたいな、ほっとけないタイプの主人公はそれでも行くんだろうなー。
それともマサキがまたナナキ村に行っちゃったみたいな展開を作ればいいのか。
まあともあれ何となく話は出来そうな感じはあるから、二期は出来なくは無いですよね。
まあたぶん無いかも知れませんが、もしも二期があるならば、やれば見ると言う感じですね。
やれば見ます!
と言う所で迷家ーマヨイガ最終回まで見た感想の話はここで終わりにしたいと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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