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オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 72話 魔王「王は苦しむのが王としての責任」

敗戦魔王の戦後処理 執筆日記

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こんにちわどうも、てんたまです。

オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第72話書きました。

 

話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。

 

今回72話あらすじ

女勇者たちが協力して姫に囚われの魔王姫を助けようとするが、それを何故か止め助けなくて良いと言う魔王。
皆が魔王の制止に不思議に思っていると、魔王はその止めた訳を語りだす。

 

登場キャラ 

 

魔王
前魔王の息子で、人間の国の要請で新しい魔王に就任した。
前魔王と違って花や動物を愛する優しさと高圧的な者には強く出れない気弱い性格。
年齢も人間換算で15歳。
そして魔王の系譜らしくとてつもない魔力の持ち主だが、その力を恐れた前魔王に自分は弱いと洗脳されている。
後妹がいる。

 

女勇者
口も性格も悪い外道勇者。
気は強いが逆境に弱く、泣いてしまう事もある。
また火に対し強いトラウマを持っている。理由は不明。
見た目は胸は小さく金髪ツインテール

 

神官妹
聖職者だが計算高く、自分が助かるためなら平気で仲間を見殺しにする汚い性格をしている。
また性癖が年上思考で、大臣を愛している。
元勇者のパーティーで僧侶をやっていた時期もある。

 

神官姉
神官妹の姉。
喋る事が不得意で話す言葉が訥々になりがちになる。
そんな風だから引っ込み思案に見えるが意外に自分の意志を通す。
性癖は年下思考で子供が好き。
その事から見た目が子供な魔王が好き。
後ちょっとMっ気もあるかも知れない。

 

魔法使い
エルフで魔王軍に娘を殺された事から、その恨みを晴らす為魔法使いになった。
性格は真面目で固い印象があるが、子供を慈しむような優しい一面もある。
女勇者とは魔王討伐の為パーティーを組んでいた時期もあったが、女勇者の心無い言葉を言われ現在はとても嫌っている。

 

・魔族の子供たち

 

魔族子供♀
魔族の少女、少し控えめだが仲間思いの優しい子

 

魔族子供1
ヤンチャな性格で、すぐに無茶な行動するトラブルメーカー。

 

魔族子供2・3
魔族子供1の子分のような存在

 

魔族っ子幼
魔族の幼女。
戦魔将軍を父と呼んでいた戦災孤児
何事も疑いなく信じてしまう無邪気な性格、後まだ喋るのになれていない。

 

呪族の幼女
魔族とは違い、呪いの力を使う一族の生き残りで元その女王。
前の戦いで覚醒魔王に力を根こそぎ奪われ封印されてしまい、幼女の姿になってしまう。
幼女になった当初は喋るのに慣れず舌足らずだったが、だんだん慣れてきている。
わらわなど、昔の日本のお姫様のいような喋り方をし、その喋り方通り高飛車な性格をしており、さらに呪いの一族らしく恨みがましく陰湿な性格もしている。
また性癖が同性愛者な事から若い女が好きで、見てくれが美しい女勇者が好き。

 

参謀
前魔王の片腕だった魔族。
魔王を復活させて今の状態を作ってしまった張本人。
行動では魔王につき従っているフリをしているが、内心では魔王を利用して魔界の再建を狙っている。
そのように表の態度とは裏腹にいつも何か隠している感じの油断のならない性格をしている。

 

商人
姫の専属アドバイザーとして仕えている商人。
姫に頼まれ魔王をおとしめる為にやってきた。
口が上手く、人の心をつかむのが上手いが、その反面いつも何か隠しているようにも見える胡散臭い人物。

 


王国の姫。
常に上から目線で物を言う高飛車で傲慢な性格しており、利権など金になる物や自分が面白いと感じた物に目が無い。
今回も魔界の利権を狙ってやってきた。

 

メイド
大臣たちが魔界視察に来た時についてきたメイド。
いつの間にか魔王城に住み込み生活をしている。
メイドらしく引っ込み思案な気弱な性格。
また女勇者に拾われてメイドになったらしい。
その過去には何か色々ある様子

 

戦魔将軍
元旧魔王軍の七魔将軍の一人。
戦魔名前のごとく力で全ての物事を解決しようとする戦士系タイプの魔族。
ミノタウロスがさらにマッチョになったような容姿をしており、正々堂々をモットーとする豪快で武人のような性格をしている。
ただ認めた主にないがしろにされるのは苦手で、よく魔王の言葉に素でショックを受けていたりする
また語尾にござるを付ける。

 

戦魔副長
戦魔将軍の右腕的存在で、柔らかい考えに冷静に場を見れる事から、頭の悪い戦魔将軍の代わりに色々考えてくれたりする。
性格も平和主義者と言うほどでもないが、むやみに喧嘩をして敵を作る事は良しとはしない性格。

 

妖魔将軍
魔王軍七魔将軍の一人で、戦魔将軍の弟。
家族が泣き叫ぶ顔見ながらその家族を食い殺す、魔族でも嫌悪するヘルムシュヴァイセンと言う料理を好んだり、そんな残虐な事を好む救いようない外道魔族。
戦中に女勇者によって拷問されて殺された筈だが、何故か甦って再び勇者の前に現れる。

 

法王
創造神教の最高トップ。
ヒップホップ系の変なしゃべり方をするグラサンをかけたデブ。
普通の喋り方も出来る。
チッパイが好き。

 

魔王姫
魔王の妹、魔王を死ぬほど敬愛しており、魔王のためなら命投げ出す事もいとわない。
体は「過剰魔力体質」の負荷で神経がやられているため不自由。
そのためゴーレムのような憑代を移動手段や普段の生活するための体にする。

 

戦士
かつての勇者パーティーの一人。
狂信的な勇者像を持ち、それを女勇者に押し付けすぎる為、本人から凄い嫌われている。
剣の腕前は勇者に引けを取らない。
かつて妖魔将軍に囚われていた女勇者を助けたのも戦士。

 

・一話から 

オリジナルSS小説 敗戦魔王の戦後処理 第一話プロローグ 魔王「平和な魔界が作りたいです」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

72話冒頭

魔王「皆さんのお気遣いはありがたいですが…」
魔王「魔王姫を助ける必要はありません」
女勇者「…話が見えないんだけど?」
神官妹「そ、そうですわ、魔王様の妹様を助ければ、姫の言う事など聞く必要もありませんし、全てが上手く行くではありませんか」
魔王「確かにそうですね…」
神官妹「なら何故?」
魔王「それは自分たちだけが良い話になってしまうからです」
女勇者「自分たちだけ?」
魔王「はい…私の妹は王国民を虐殺すると言う罪を犯しました…」
魔王「その罪を償わないで自分たちだけが都合の良いようにしてしまうなんて許されません…」
魔王「私と魔王姫はその罪償わなくてはいけないのです…!」
女勇者「ば…そんな事を言ってる場合かよ!」
魔王「いいえ! この罪は絶対に償わなくてはいけません」
魔王「償わなくては、人間と魔族…一生分かりあえないと思うんです…!」
魔王「だから…この問題から目を背けていけないのです!」
女勇者「目を背けてはいけませんって…じゃあ妹はどうするんだよ」
魔王「…姫様の言う通り…」
魔王「く…」
魔王「…処刑して貰いましょう…」
一同「…!?」
魔王姫「おにい…さま…?」
姫「え? ちょ、ちょっと…」
女勇者「てめっ…魔王! 本気で言ってるのか!?」
女勇者「妹! 妹何だぞ!?」
女勇者「さっき自分の命を差し出して、妹の命を救おうとしてたじゃないか!?」
女勇者「なんでそれが…今になって…」
魔王「僕が死ぬ事は簡単です」
知ってる一同(いや…簡単じゃないだろ)
魔王「確かに僕は妹に代わって、自分が死ぬことで妹の罪を償おうと思いました」
魔王「しかし妹に虐殺された方の遺族には、家族を失い、きっと死ぬよりも辛い悲しみを味わった方が多くいたかと思います…」
魔王「その人たちの怒りを感じたら、自分が簡単に死ぬ事に逃げて良いのか、と疑問を感じたのです」
魔王「だから僕も感じた方が良いかと思ったのです」
魔王「僕も悲しみを背負った王国民の皆さんのような悲しみをもっと味あわなくてはいけないと…」
魔王「だから、妹の処刑は…お任せする事に決めます」
魔王姫「…お兄…さま」
女勇者「…この!」ガッ。
魔王「ゆ、勇者さん…」
女勇者「マジで言ってるのかてめー! 妹だぞ? 妹!?」
魔法使い「とりあえず話が締まらないから、妹から離れろ…」
魔王「関係…ありません」ふい。
魔王姫「…!」
女勇者「お、お前本当にそれで良いのか?」
魔王「良いんです!」
女勇者「じゃなくて…お前の感情とか…それはどうなんだよ!」
魔王「感情…!」
魔王「…」
魔王「それも関係ありません…王の努め…です!」
女勇者「…!」
魔王姫「…」
女勇者「お前…いい加減っ…!」
魔王「…平和な魔界を作るためです!」
魔王姫「…!」
魔王姫「…お兄さまをお離しになりさない! 女勇者!」
女勇者「え…」
魔王「魔王姫…」
魔王姫「…お兄さまは、昔から平和な魔界を作るのが夢だと言ってましたものね…」
魔王姫「この魔王姫…そんなお兄さまの夢を叶えるお役に立てるなら喜んでこの命捧げますわ」
女勇者「ちょ、ちょっと待てよ…い、良いのかよ!?」
魔王姫「元々将軍として戦場に出た時より、この命捨てております」
魔王姫「だから貴女に倒された時から、私はもう死んだも同然だったのです」
魔王姫「そんな私が最後に敬愛するお兄さまのために命を使えるのですから、もう悔いはありません…」
魔王「魔王姫…ごめん」ブルブル。
魔王姫「いえ…さあ行って下さいませ」
魔王「…うん」
魔王「と言うことで、姫様…後はよろしくお願いします」
姫「い、いや…え? 本当に良いの?」
魔王「はい! 妹は罪を償わなくてはいけないのです…!」
魔王「悲しいですが…これも両国のため、よろしくお願いします」ペコリ。
姫「…!」
姫(え? これって虐殺の罪を問わせようとした話じゃったろか?)
姫(いやいやいや…そんな今更魔界の王族を一人や二人処刑したところで、こちらには何の益もないわ…)
姫(え? こいつ簡単に身内切りするとか、お人好しそうに見えて、実はやり手!?)
姫(って言うか…どうするの!?)
姫(こっからどうやって荒れ果ての地の街を奪えば良いの!?)
姫(商人!?)チラ。
商人「…」
商人「ふ…」お手上げ
姫(!?!?)
女勇者「…」
女勇者「うわあああっ!!!」バシューン(魔力放出)
一同「!?」
魔王「ゆ、勇者さん!?」
女勇者「こんな…ふざけんなっ!」
女勇者「行かせねー絶対行かさないぞ魔王!」ギラ(聖剣を抜く)
魔王「…!」
神官妹「ちょ、何マジになってるのよ!」
魔法使い「そうだ何を熱くなってるんだお前らしくもない…」
女勇者「…!」
女勇者「う、うっせー!」
女勇者「はああーーー聖光浄魔斬っ!」
魔王「!」
一同「!」
女勇者「…」ビタ。
魔王「…」
女勇者「…どうあっても妹を見殺しにするのか?」
魔王「…はい」
女勇者「…!」
女勇者「…」イライラ…。
女勇者「…勝手にしろ!!」クル(踵を返す)
魔王「…!」ビク。
女勇者「ふん…!」ツカツカ。

 

以下の続きは小説サイトで読めます。

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