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映画鑑賞日記「シン・ウルトラマン」昔の雰囲気を大切にしながらも、子供向けに考えたトンデモ設定にサイエンス的に理屈をつけた現代版ウルトラマン。40代再放送世代のおっさんが感想を語ります

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シュワッチ! 皆さんシン・ウルトラマンは見に行きましたか?
2022/5/13(金)公開された、エヴァで有名な、庵野監督が手掛けたウルトラマンのリメイク映画ですが、この前のお休みの日に見に行ってきたのでその感想を語りたいと思います。
…が、感想を語る前に、私のウルトラマン認知度をご紹介しようと思います。
私は1977/9/7生まれで、今年45歳になるので、これぐらい歳を重ねていれば、ウルトラマンはリアルタイム世代だろうと思う方はいらっしゃるかと思いますが、そんな私でもウルトラマンは再放送世代です。
と言うか、ウルトラマンレオですら私が生まれる前の1974年に放送されており、エイティーが放送されてる時は3才くらいで、もしかしたら物心つく前でほぼほぼ記憶が無いときに見てたかもレベルです。
そんな私がウルトラマンを見れたのは、小学生に上がってから再放送をやっていたから見れた感じでした。
しかし初代ウルトラマンは、丁度時期を逃したのか再放送されず、中々見れる機会が無かったのですが、夏休み特別スペシャルで一気に放送する機会があってそれで一応全部話を見ることが出来ました。
私の初代ウルトラマンに関する認知度はこんな感じで、何度も見たわけでは無いので、そんなにマニアではないです。
さてそんな私が見たシン・ウルトラマンの感想ですが、一言に言えば「面白い」です。
その面白いの根幹には、あえて古臭く作ってる事。いえ、最新の映像技術を使って当時の作風を表現していると言えばいいでしょうか? シン・ウルトラマンの映像表現はそんな感じになっており、それは私のように、古くのウルトラマンを知ってる人にはとても楽しめる物だったと思います。もちろん現代風の最新CG技術てんこもりはな迫力あるシーンもありますが、それでも昔ながらのウルトラマン、と言うのをコンセプトに持った作品であると思います。
またそれは映像だけには限らず、設定関係も凝っていて、例えば昔に作られた、子供なら深く考えないであろう事を想定して作った、所謂子供向けに作られたトンデモ設定に、それが本当に現実で起こったらこうなるよって言うのを、サイエンス的に考えて今回のシン・ウルトラマンの設定にしてるのも面白く感じられましたね。
このように、中々面白どころがありますシン・ウルトラマンですが、世間の評価は賛否両論らしいです。
それも最後まで見ると分かるところがあり、おそらく賛否の否をとなえてる方々は、歴代最強のやられマンである、ゾフィーの兄貴が、やられるどころの騒ぎでは済まない「やらかし」をやってしまったのが原因かなと、まあ個人的にですが思いました。
個人的には、ゾフィーがその行動に踏み切ったのは物語の一環として感じるだけで、そこまで嫌悪に感じる事はありませんし、むしろ庵野ウルトラマンらしく、エヴァっぽい「残酷な現実」を表してて良いんじゃ無いかなと思いました。
むしろ私が否を唱えるとしたら、作中何度もあったしつこいケツドラムが、なんか…まあ、駄目でしたねw
これは話には全く関係無く、その人の個性を表した表現なのかも知れないけど、自分は合いませんでした。
とまあ、ネタバレしない程度に話すとシン・ウルトラマンを見た感想はこんな感じでした。
また最後に庵野ウルトラマンですが、エヴァ色はそんなに感じられない感じにもなってました。
庵野監督だから安易にエヴァに繋げるのは稚拙かも知れませんか、同じ巨人が活躍する作風の作品なので、どうしてもエヴァに繋げて考えてしまいますよね。けど前述でも言った通り、今回は昔やった初代ウルトラマンの作風を大事にしていて、シン・ゴジラにはあったような、例えば、使徒の攻撃のような凄い演出の放射熱線みたいな、そう言った表現はあまり無いので、そこらへん期待すると、ちょっと肩透かしくらったように感じるかも知れません。
今回は、本当に、隠し味のようにエヴァ要素を入れていて、そんな地味なところで入れてくる? みたいに感じる程度でしたね。例えば○○の名前が…みたいな感じです。
気になる方は映画館で是非見てくださいね。
それではシン・ウルトラマンの感想は終わりにしたいと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。
それではまた。