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スロット小話#2「初代花月の6を捨ててタイムクロスの6打った結果」

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最近スロットの規制の噂で、どうやら設定示唆に関する演出にも規制をかけるらしく、もしもそれが本当になってしまったら、僕たちスロッターはこれが6と分かって打つ楽しさを奪われてしまう事になります。

僕は言います。

誰か助けてください。この行き過ぎた規制を。

お願いします。設定6と分かって打つ楽しさを僕らから奪わないでください…。

と、世界の中心でスロ愛を叫ぶことてんたまですっっっ!!!

まあ、僕の場合、小役を外して小役高確率にして、上乗せもボーナスも薄い特化ゾーンも取れまくる、必殺のリバースDDT打法があるので、設定なんてどうでも良いですけどね。

はい、オカルトですっっっ!!!

でもマジで久々にリバースDDT打法やったら、まどか2実践5/8で裏マギカかワルプルギス引っ張ってきてるから…おじさん、あるんじゃないのっっっ!? って興奮しまくりです。 まあ知らんけど。

まあそんなもうすぐ43になる腐ったおっさんの戯言はさておき。

このブログでも度々紹介しましたが、皆さんは、オジサン大好き黄金の4号機時代に、設定6の発表、もしくは6に設定変更、さらには朝から設定6が打てると言ったイベントが許されていたのを知っているでしょうか?

今回の話はそんな緩い時代、僕が当時通っていたお店で朝から設定6を打ったお話なんですが。

そのお店では全スロット対象にビックボーナス一回につき一個スタンプを押し、200個溜めたら対象台に限り設定6を朝からプレゼントと言うイベントをやっていました。

対象台は、大花火やアステカ系のCT機など、モンスタースペック過ぎる機種は対象外でしたが、ギリギリ万枚を狙える初代花月が対象だったため、みんなこぞってスタンプを集めました。

しかもビックボーナス200回と言う数字は案外簡単に達成出来た数字で、その理由は当たれば全部ビックになるアステカ系のCT機もスタンプの対象になっていたのが原因でした。

甘いアステカを打ちながら、そこまで負ける事無く初代花月の設定6を手に入れられる環境は、はっきり言って本当の意味でトータル的に勝ち確なウイニングロードが出来ていたと言っても過言ではありませんでした。

実際、そう言った設定変更系のイベントが禁止になるまでの間、家賃光熱費食費など、全部スロットで稼いだお金で払い、そして浮いたお金で欲しい物を買ったり食事は毎日外食したりと、一人暮らしを始めたばかりの若造にはとても行き過ぎた贅沢な暮らしを送っていました。

そんな感じに、貯まったスタンプカードで初代花月をやっていれば絶対に勝てたのですが。

しかし人間とは飽きる生き物。

いくら勝てるとは言え、初代花月ばかりだった事に飽きてきた僕は、何か他の台もやってみたいと言う感情が日に日に強くなってました。

しかし初代花月以外になると、そこまで出玉期待できないA400タイプの台しか対象になっておらず、流石にそれに使うのは勿体ないと思ってた僕は中々初代花月以外をやる、と言う一歩が踏み出せずにいました。

しかしある日の事です。

いつものようにスタンプを貯めにホールに行って閉店まで打っていたのですが、その帰り間際にふとスロットコーナーをちらりと見てみると、なんとキャップ帽セミプロの兄貴が設定変更台、しかも初代花月コーナー以外で7000枚と言う出玉を出していたのです。

馬鹿なっ! 初代花月以外でこの出玉だと…!?

当然僕は一体どんな台で出したのか気になり見てみると、それは最近入ったばかりのタイムクロスと言うヤマサの新台でした。

そしてそれを見て、タイムクロスってA400なのにこんなに出るのだ…! そう思った僕は次にスタンプが貯まったらタイムクロスを打つ事に心を決めたのです。

そしてそれから少し時が経ち、スタンプ200個貯めた僕は早速店員さんにタイムクロスの設定6をお願いしに行ったのですが、その旨を聞いた店員さんは、は? 本当にそれで良いの? と聞き返されました。

僕はその反応に、何でだよ7000枚出てたじゃん! とタイムクロスの6を打つと言う選択をまるで間違っているような態度を返す店員に少々の不満を感じたものの、そこはぐっと堪え再度タイムクロスの6をお願いすると、店員は半笑いしながら僕の予約を受け付けてくれました。

その後も職場の人などにタイムクロスの6を予約した事を言うと、何故かみんな、マジかよこいつと言う顔をするので、その度に7000枚出てたと言うのですが、しかし、やはり半笑いで、そうなると良いね、と、どこか僕をを馬鹿にしてるような話し方をするので、僕はタイムクロスの6が打てる日までモンモンとする生活を送る事になりました。

そしていよいよタイムクロスの設定6が打てる日がやってきます。

僕はその頃は許された開店10分前の優先入場でタイムクロスの設定6にしてある台まで案内されます。

この時も店員は半笑いをしていました。

素直にムカつきました。


いい加減わちゃわちゃしてやろうとも思いました。

しかし僕は生粋のスロッター。

ボクサーが勝負はリングの上で決めようみたいな感じに、出玉で僕の選択の正しさを証明するため、僕は僕のリング、タイムクロスの設定6の前へと座り、そして10時丁度の合図と共に、先買いしていたメダルを、ダラララッッッ!!! と勢いよくスロットに投入すると狂ったように打ち始めました。

しかし僕は打ち始めてすぐ、その打つ手を止める事になってしまいました。

何故かって?

千円キックしたからだよぉーーーーーーーっっっ!!!(ジョセフ風)

なんと僕はたった千円でビックボーナスを引いてしまったのです。

いくら設定6とは言えそれなりのヒキが無ければ千円で引く事はそうそう出来ません。

そんな事もあり、今日のヒキに確かな手応えを感じた僕はその勢いのまま打ち続けると、怒涛のビック連をしてしまい、出玉は一時間も経たないうちに2000枚オーバー、ドル箱もカチモリ一箱となる、A400タイプとしては最高のスタートダッシュを決めてしまいます。

そんな状況に、いつしかあの半笑いしていた店員が真顔になってこちらを見ていたので、僕は親指を立ててドヤ顔をしてやると、店員は悔しそうな顔をしてコーナーから去っていきました。

僕はこの時思いましたね。

勝った…と。

その後、僕はそこから運を掴んだか、ボーナスの連チャンは止まらず、4000枚、5000枚、さらには8000枚、9000枚と出続け、なんと閉店後には万枚になると言う、夢を見ました。

実際は爆発したのは朝一だけで、そこからは出てはハマりを繰り返し、結局出玉は朝一と変わらず2000枚弱の出玉で閉店を迎える事になりました。

まあA400タイプとしてはままある結果。

何故ならA400タイプで5000枚出す事は大量獲得機で万枚を出すのに等しい事だったからです。

むしろそのまんま2000枚のプラスの差枚ならよくやった方かも知れません。

しかし7000枚を夢見ていた僕は、まさに茫然自失と言った様相。

そしてこの時僕の脳裏に浮かんだ言葉は。

素直に初代花月にしとけば良かったよぉぉおぉぉっっっ!!!(ジョセフ風)

だった事は言うまでもありません。

さてこの後話なんですが、またスタンプ貯めて初代花月の設定6でリベンジ…とはならず、スタンプを貯めて設定6が獲得出来るイベントは、時代の波に飲まれたか、それともアステカでスタンプ貯めて初代花月ばかりやられると採算が取れない事にようやく気づいたか、僕がタイムクロスの6を打った後すぐに、そのイベントは廃止になってしまいました。

美味しい話は長くは続きはしない、僕が初めてパチスロで食えるってのは永遠では無い事に気付かされた出来事になりました。

今も絶対信頼度が高かった優良店の特定日とかもガセがあったと良く聞く時代。

設定6をでも出ない事がよくある昨今。

言うまでもありませんがパチスロは勝てません、食えません。

あくまでお金をかけて増えるか増えないか、その瞬間を楽しむだけのゲームです。

だからあまり本気にならずに、僕みたいに月に使う金額をキチンと決めて、給料ボーナス全部すったり借金してまでやったりと、度が超えたプレイは控えてパチスロと上手く付き合える人間になれた方が良いかなと僕は考えます。

ではでは、今回のお話はこんなところで。

また4号機時代の印象深い話を思い出したら書きますので良かったら見てみて下さい。

それでは!