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初めてのパチンコ、強面の金髪DQN店員に換金をチョロまかされた?

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最近、トラック配送にも慣れ、一人で仕事をする気楽さに、地上の楽園はここにあったと感じてる、ボッチ至上主義事てんたまです。

地上の楽園と言えば、約20年前、ここ日本には今では考えられない出玉を可能にし、多くのスロッターに夢と希望を与えていた黄金の4号機時代がありました。

その時代は、スロッターに取っては間違いなく、地上の楽園を彷彿させる、そんな時代であった事は間違い無いでしょう。

そしてそんな時代にリアルタイムで打ってきたわたくしてんたまが、今回もその時の思い出話の1つを語ろうと思います。

また今回はパチスロの方では無く、パチンコの方の話で、僕が生まれて初めてパチンコで遊んだ日の事を語ろうと思います。

僕が初めてパチンコで遊んだ日は、もう正確な日付は覚えてないので、ざっくりと西暦2000年になる前の事だったと思います。

その日友達と遊ぶために、東京は中央線の東小金井の駅前に来ていました。

しかし約束の時間より早くついてしまった僕は、暇に持て弄ばれる事となり、どうしたものかと考えていたのですが。

この時実は僕はパチンコ屋で働き始めたばかりで、パチンコ屋で遊ぶ事にとても興味が惹かれていました。

その事から駅前からすぐに目に入るパチンコ屋に足が向く事になります。

店の前までつくと、回りの目が気になる事もあって、本当に恐る恐ると言った感じにお店に入ると、店内は薄暗く、そして店員は金髪でさらにヒゲが生えてる見た目そのまんまDQN、なんなら筋モノでは無いかと思われる容貌の店員が闊歩しており、それらが合わさった店内の雰囲気はまさにあっち系の人が経営してそうなお店と思ってしまうほどの、非常に香ばしい店内であったと、まだ社会人になったばかりの赤ちゃんの僕がそう感じるのは必然の事でした。

その雰囲気にのまれ、赤ちゃんだった僕は一瞬お店を出ようと思いますが、その時、金髪DQN店員と目があってしまいます。

あ、やべ…、と思った時には、時すでにおすし。
僕と目があった、金髪DQN店員は僕に向かって笑顔と会釈送ってきます。

接客業を生業としているならば、金髪DQN店員の行動は店員として当たり前の所作、むしろその風貌でよくちゃんと接客したなと褒めたいところ、しかし今の僕に取っては最もして欲しくない行動でした。

何故なら、接客態度が悪かったり、もっと言えば僕が入店しても気づかいない、もしくは気づいていて挨拶すらしない、客を無視するような接客をしてくれれば、そのまま店を後にする、と言う選択も出来たのに、何でそんな半グレみたいな格好してるのにちゃんと接客するんだよ、と僕は半ば八つ当たりに近い感情が湧き上がりました。

ともあれ、そんな笑顔の会釈を送られたら、僕も同じく頷き&気持ち悪い笑顔の会釈を返すしか無く、そしてそれをやったら、もはや何かしらの台を遊んでいかなければいけない空気となってしまった事は言うまでもありません。

一度入った客を逃さない接客を仕掛けてくるとは、見た目がヤ○ザでも、流石パチンコ屋店員と言ったところでしょうか。

まあ、ぶっちゃっけ、そのまま店を出ても全然良いんですけどね。

社会経験全然足りてない赤ちゃんだった僕は、とにかくこのままお店を出たら、金髪DQN店員が、お前! 俺が接客してやったのに何も遊ばないで出てく気かい! とそのまま小指を詰めさせられるんじゃ無いかって、有り得ない妄想を本気でしてて、とにかく怖かったんですよね。

まあ、そんな妄想を本気でしてしまうくらい昔のパチンコ屋の店内の雰囲気って何か怖かったんですよね。

まあ依存症になるとそれもすぐ気になくなるけど(草)

まあとにかくそんなガクブルの状況で遊び始めた訳ですか、僕はこの時すでにスロットの方が、働いてるお店で閉店後遊ばせて貰っていた事から、スロットの方が面白そうとは思っていたのですが、しかし僕はスロットはまだ始めたばかりの事もあり、目押しに自信がない、と言うより出来なかったので、それによりある種の躊躇が生まれ、パチンコをやる事にしたのです。

その頃のパチンコはCR機であれば、チューリップもアタッカーも真ん中打ってれば入る位置にあり、その事から通常時も大当たり中も、とりあえず真ん中に行くように打ち出してれば良いと言う、非常に分かりやすい遊技方法だったので、今の僕の知識で打てるのはこれしかない、と言う理由からのパチンコチョイス! 略してパチチョスでしたっ!

そして選んだ台は初代モンスターハウス、今となってはその後継機はマイナー台になっていますが、初代のモンスターハウスは大当たり終了後に時短がつくからか、今ではすぐ終わってしまいそうな1/2確変機であるにも関わらず、ツボにハマるととんでも無い連チャンをする時もあり、その事からかパチンコの人気台のトップに君臨していたおなじみ海物語とヒケを取らない人気を誇る台になってました。

とは言え、僕が初代モンスターハウスを選んだ理由は、そんなスペックを知ってて選んだ訳では無く、僕が働いてたパチンコ屋で、初代モンスターハウスが出てるのを見たから、これ出やすいのかな? と感覚で座っただけでした。

いかにも初心者がやりそうな初めての台選びですが、まあ、そんな感じに初めてのパチンコプレイは初代モンスターハウスとなり、そして初心者らしくおぼつかない手付きでハンドルひねり、打ち始めました。

すると、狙いどころが悪かったのか、友達と合う時間までの短い実践にも関わらず、あっと言う間に投資は5000円に達してしまい、まだ依存症じゃ無いピュアだった僕は、ゲーセンで連コインして1000円無くなっただけで、結構使っちゃったなと思えるくらい、まともな金銭感覚を持ち合わせてたため、その事から、お金無くなるの早すぎだろ! パチンコやばっ! と恐怖するのは当然の事でした。

しかしその5000円目の投資で、オバケ掴みリーチに発展し、オバケが魔女図柄を止めて見事当たり射止めます。

そしてここから大連荘の嵐、5000円が10倍の50000円に!?

と言う、お決まりのビギナーズラックからパチンコ依存症になって借金ライフと言うパターンにはならず、その最初に揃った確変図柄である魔女図柄は、昔のパチンコにある確変図柄で揃ったのに、再抽選で単発に格下げされると言う、とても人間の所業とは思えない酷い仕様により、僕の初めてのパチンコの当たりは単発となってしまったのです。

今こんな格下げ抽選したら、誰も打たなくなるよね、そんな台。

まあ単発と言えど、当たった事に気を良くした僕はそのまま出玉で打ち続けようとするのですが、何故かそこであの金髪DQN店員がやってきて、指でバッテンを作り、事もあろうか、僕が出した出玉を持っていってしまい何と勝手にレシートにしてしまったのです。

僕は一瞬何をされたのか理解が出来ませんでした。

と言うのも、まあ、金髪DQN店員が勝手に流したのは、ラッキーナンバー制と言う、今では確か違法な制度で、これは特定の図柄で当たった時のみ、出玉で打つ事が出来る無制限の権利を得られると言う、パチンコ屋独特のハウスルールです。

しかし僕が働いていたお店は等価交換無制限で、これは、まあ、簡単に言えばラッキーナンバー制の逆で、何で当たっても出玉で打っても良いと言う、まあ今のパチンコ屋ではデフォルトのルールです。
僕は初めて働いたパチンコ屋がそう言うルールだったので、当然ラッキーナンバー制など知らず、何かインチキされたように思ってしまいました。

その事により、流石に打ち続けるとボラれるだけと思い込んでしまい、換金して帰る事にしたのです。 

その時丁度遊ぶ予定だった友達が来て、一緒に換金所に行く事にしました。

話す話題はもちろん、いくら勝ったの? それにつきました。

僕はざっと計算し、出玉は単発でも2000発は行ってたので1発4円として8000円に返ってくるので、3000円勝ちだなと思い、友達そう伝えると、その友達は、パチンコを知らない事からか、遊んで金はいるってスゲー! ラーメン奢ってくれ! とたった3000円の勝ちでも大げさに喜んでくれました。

しかしいざ換金してみると返ってきた金額は5000円と計算とは明らかに違う数字に、一体どういう事なんだ…!? と、僕はガタガタと身体をゆらすと言った、明らかな動揺を見せていると、それに気づいた友達に、どうしたん? と聞かれたので、僕はありのまま伝えると、当然何でだろうと話になり、僕は考えましたが、さっぱり分からない。

しかし人間と言うのは理由を見つけられないと前に進めない生き物…、僕は金髪DQN店員の風貌を思いだし、そして疑問に思う友達にこう言ったのです。

まあ、きっとあれだよ、ヤ○ザの店だから、みかじめ料的なあれで勝ち分取られたんじゃない? 怖いからもうこの店来るのやめようぜ!

はい、って感じに初めてパチンコを打ったら、何か換金が思ったより低くて、何かチョロまかされたような気がして、ついそんな事を言ってしまったんですが、まあ、パチンカスの皆さんに何故計算より換金率が低くなったのは単純にお店の換金率が低かったってだけの話で、別にあの金髪DQN店員のお兄さんがヤ○ザだった訳でも、換金チョロまかされた訳でも無かったんですよね(草)

まさに若気のいたりと言ったところでしょうか。

しかし何も知らないと、とんでもない事思いつくもんで面白いですよね。

まあ、と言う感じが僕が生まれて初めてパチンコを打った体験談でしたがいかがでしたでしょうか?

ちなみにその金髪DQN店員がいたお店は後にガ○アに変わっていたので、居抜きの可能性もありますが、まあ、元のお店は潰れたと考えていいかも知れません。

後、これは余談ですけど、この頃よく友達の家が近いって事でよく東小金井に来てたんですが、その駅近くにある、エフエフと言う、ファイナルファンタジーなラーメン屋の油そばが大好きでしたっ!

というところで今回のお話は終わり。

また昔パチンコ、スロットで遊んだ時にあった面白い話を思い出したら書いていこうと思いますので、良かったら見てみて下さい。

それではまた!