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初代ミリオンゴッドで100万借金した話〜#1 初GOD

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こんにちわ、どもどもてんたまです。

最近何となく、僕がパチンコ業界に入った当初の4号機時代の思い出を語る記事を書いていますが。

今回もそんな話で、今回は、あの伝説の社会現象機、初代ミリオンゴッドをリアルタイムで遊んだ話を語りたいと思います。

最初に言っておきます。奴は神じゃない、悪魔だっっっ! では行きます。

1、ミリオンゴッドの噂、そして初打ち

僕が最初にミリオンゴッドの話を耳にしたのは、お店の店長からで、何でも今度当時最強爆裂AT機だった獣王を超えるとんでも無い台が出ると言うので、どんな風に超えたんですか? と僕が聞き返すと、黒いのが揃えば十万! と要領の得ない返答をするので、僕がその答え聞いて思った事は、なんだそりゃ? それだけでした。

何故僕がそう思ったかと言うと、当時の機種には、PGGのようなプレミア役が搭載された機種はほとんど無く、獣王が5000枚出るパターンもサバチャンの連チャンの積み重ねで出る物であり、何かが揃ってここまで確定と言う機種で一番取れるのは、ガメラ、もしくは大ガメラのビックで711枚出るやつしか無かったので、何かが揃って10万つまりは5000枚出るなんて想像も出来なかったのです。
なので僕は獣王で良いですよ、と店長に言うと、店長は血相を変えて、バカ! 新台高設定で打てるのなんて今のうちだから、今のうちに打っとけ! と強く押すので!仕方なしに僕は、店長に教えられた設置店、あまりに昔過ぎてはっきりはしないのですが、たぶん東京桜木町にあったパチンコ屋で、まあ、休みの日に打ちに行きました。

しかし、そこまでやる気が無かった僕は朝一お店が開いてからのまったり入場で、取れれば良し、取れなければ別の台をやって、店長に、いや〜取れなかったので打てませんでしたよ、とお茶を濁そうかとも思いましたが、初代ミリオンゴッド導入当初は、僕と同じ考えが多かったのか、それともコイン持ちが最悪に悪い事からか、朝一からやる人はあまりおらず、遅れての入場だったにも関わらず、簡単に台が取れてしまったんですよね。

乗り気では無いとは言え、取れてしまった物はしょうがないと打ち始めたのですが。

ビギナーズラックで大勝利! とは上手く行かず、一時間もたたないうちに4万円と言う大金が一瞬で無くなりました。

そして演出が静か過ぎて全く当たる気がしない、まさになんじゃこりゃと言うのが、僕がミリオンゴッドを初めて打った感想でした。

4万と言えば、同系統の機種である獣王でも、もう少し遊べる物なのに、このただサンドにお金を入れて液晶を眺めながらレバーを叩いてボタンを押すだけの繰り返し作業の何が楽しいのか? 4号機全盛期、目押しで台を攻略する事が染み付いていた僕にはどうにも我慢出来ず、一回当りを引くまで…、みたいな、理由をつけて打ちたがる、パチンカスの思考すら思い浮かばず、すぐにその台をやめ、大ガメラに移動し、運が良い事にすぐに3000枚ほどの出玉を出してしまい、何だミリオンゴッドなんてただのクソ台じゃん、とその時はそう思ってしまいました。

2、ゴッドにハマる悪魔的転換期、初めてプレミアゴッドを引いてしまった日

僕はミリオンゴッド初打ちの次の日お店に出勤すると、店長が興味津々に、ミリオンゴッドどうだった?と聞いてくるので、僕はありのまま、訳の分からないうちに速攻4万溶けて、出る気なんて全くしませんでしたよ、あれはクソ台ですね、と言いました。

すると店長は非常に残念な顔をしながら、そうか…、と落胆を見せるものの、それでも、凄いって聞いてたんだけどな〜、と最後まで言い続け、それから行ったお店が悪かったんじゃ無いかと言う話になり、何でも祖師ヶ谷大蔵に新しく出来たお店が、新規オープン店として、かなりパチンコがガバガバ超甘調整になっていた事を店長が見てきたらしく、きっとそこならスロットも設定入れてると思うからそこでやってみろよ、と、まあそう言う話になり、再度ミリオンゴッドを打ちに行く事になりました。

そして実際そのお店に行って見たのですが、確かにパチンコは本当にガバガバ超甘調整なのか、空き台ないほどたくさんのお客がついていましたが、しかし、それに対しスロットは島単位で一人二人くらいしか遊戯してない、所謂閑古鳥状態になっており、その様相を見た僕は、おいおい本当に大丈夫か? と超絶不安になりながらも、それでも、まあ、せっかく遠出してまで来たお店だったので、電車賃を考えたら、ここで打たないで帰ると言う選択は出来ず打つ事にしました。

しかし、この状態でミリオンゴッドに設定が入ってるとは思えず、初打ちでまるで楽しめず4万が一瞬で消えた事を考えると、流石に最初から打つ事に躊躇を覚えた僕は、本当にとりあえずと言う形で大花火を打つ事にしました。

するとその大花火は設定を使ってたのか、低投資で初当たりでビックボーナスを取り、そこからさらに早い当たりで3回ほどビックを取り、結果ビックで4連チャンしてしまい、簡単に2000枚オーバーの出玉を獲得してしまいます。

僕はそれに、あれ? やっぱり設定使ってる? もしかして回りの人は気づいてないだけ? と、たまたま連チャンしただけの大花火で単純にもそう思い込んでしまい、そして大花火で出したプラスが気を大きくしたのか、ミリオンゴッドも、もしかしたら設定使ってるかもと、大花火の勝ち分だけミリオンゴッドをやってみる事にしてしまいます。

そんな感じにミリオンゴッドを打ち始めた訳ですが、最終ゲームが昔の事過ぎて何ゲームから始めたか正確には覚えてないんですが、700Gまですーっとハマって、大花火の勝ち分は全部飲まれて、やっぱりこいつは駄目だっ!!! と憤慨してた記憶があるので、たぶん浅いゲーム数から始めてたと思いますが、しかしその700Gを過ぎたところで、今までしょぼい氷演出がポツポツ出てただけの台の液晶が突然、あの今では脳汁出るテンパイ音が鳴り響き、何事と液晶を見てみると、第2停止してるところで液晶の数字が7テンパイしており、え? 何? 揃うの? つか7って良いの? と、まさに思考が追いついてない状態ながら、恐る恐る第3停止ボタンを押すと7が揃い、そして離すとあの豪華なファンファーレと共に液晶には、7揃い、そしてメインリールにはGODの図柄揃います。
ちなみに僕はそんな初代花火は打ち込んでなかったので、そんなに遅れに敏感では無かった事から、正直な話遅れが絡んでたかは分かりませんが、まあ、その時の印象はいきなり7が揃ったと言う感じでした。

まあそんな感じに初GODを射止めた僕は、PGGを消化し始める訳なんですが、あまりの出玉速度にあれよあれよとカチモリドル箱が築かれる流れで、ようやく店長の、黒いの引けば10万と言う言葉を理解します。
これか! と…。

その後はPGGのゲームを消化し、まあ、4900枚ほどの出玉を獲得。

PGGは一撃5000枚ってうたってたけど、行ってもまあだいたい4900枚位でしたよね。

ともあれ、まあ、獣王を超える爆裂AT機のミリオンゴッドにしては4900枚と言う枚数は、はっきり言って大した事無い枚数ではありますが、それでも、たった一回それを引いただけでそこまで出てしまうのは、あまりにも衝撃的過ぎて、たった4900枚の出玉でもドキドキが止まらないくらい興奮してました。

しかもPGGの後もそこで終わらずミリオンゴッドは出続けました。
その時、申し訳無いんですけど、またPGGを引いたのか、それともGG連が続いたのか、ちゃんと履歴を残して無かったので、どんな展開で出たのか、正直はっきり覚えてないんですが、まあ、換金した時、30万位、その位換金した記憶があるので、つまり万枚クラスの出玉を出した事になります。

僕はこの時、MAXで出したメダルが初代花月の設定6で9500枚が最高だったので、つまり、その時初めて万枚童貞を卒業した事になり、その興奮はとてつもないものとなりました。

そして後日、その興奮冷めやらぬまま、お店に出勤すると店長にどうだった? と聞かれたので、一瞬で30万勝ちました。ヤバイですよあの台…。とマジでヤバイ体験したみたいに言うと、店長もその話が信じられなかったのか、マジかよ…、と言った感じの唖然顔に僕の承認欲求がすこぶる満たされるの感じ、僕はこのまま、その悪魔の台ミリオンゴッドにズブズブとハマっていく事になりました。

はい、と言う感じで、今回の話は終わります。
次回は、僕がミリオンゴッドで勝ちまくった時の話を書こうと思うので、良かったら見てみてください。

それではまた!