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モンスタースペック初代アステカの設定6でまさかの負け!? 設定6を目指して頑張ったお姉さんの悲劇

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こんにちわ、どもどもてんたまです。

今回もすみませんが、僕のパチ屋店員時代の話になります。

もっとTwitter実践の記事を上げたいなとは思うのですが、僕の本業はトラックの配送なので、一応週休2日制にしてもらっておりますが、もう無茶をしてスロットを打つ年齢でもないので、事故を起こさないようにしっかりと休息は取りながらやっているので、その事からの自由に打てる時間は、休みの前の日と、休みの朝から、まあ、18時くらいまでしか実践に時間は取れないので、本格的な実践記事は、週に4回くらいになっちゃうと思いますが、何分仕事第一、無事故がモットーに頑張っておりますので、何卒、ご理解をお願い申し上げます。

まあ、スロットの事故なら大歓迎何ですけどけね。ははは…(草)

さて前置きが長くなりましたが、今回のお話は、事故要素満載の初代アステカの設定6で、まさかの安全運転をしてしまったお姉さんのお話になります。

初代アステカと言えば、今で言うディスクアップくらい設定1の機械割が甘い台で、当時に「キッズ」と言う言葉があれば、アステカ好きの事を、バジキッズならぬアステカキッズと言う言葉が生まれてもおかしくなかった、当時のホールにおいて大人気機種でした。

ちなみに僕が覚えてる限りでは、アステカにハマってる人の事は、デカチリ中毒者と呼ばれていました。

そんな初代アステカですが、勿論設定6を狙うスロッターは多く、何とか設定6を掴もうと皆が躍起になってました。

しかし初代アステカは、確か設定6を判別する方法はあったかも知れませんが、僕が知る限りは無く、今のスロットみたいに、これが出たら設定6なんて親切設計はされてませんでした。

だからスロッターたちは、メダルが出たら「こぜ6」レベルで判別するしか無く、打ち手の力だけでは絶対に本当に設定6と確証する事は出来ませんでした。

しかし一つだけ、確証を持って設定6を遊戯する方法がありました。

それはイベントです。

当時を知らない人は驚きかと思いますが、当時はグレーゾーンながら、店オリジナルのイベントをやる事は禁止されておらず、さらにパチンコブームが去った後だった事もあり、集客を維持するために今では考えられない射幸性煽りまくりの過激なイベントを平気でやっていました。

例えば朝一から設定6の札台を用意して、夜20時くらいに設定確認させてくれたり、さらには特定の条件、例えば当りで貯まるスタンプカードのハンコが200個貯れば設定6プレゼントなどがありました。

そしてこの方法を使えば、その台が設定6であると分かって打つ事が出来たのです。

僕が働いていたお店でも、そう言った特定の条件、ボーナス15回達成したら設定変更と言うイベント台を特定の日に用意しており、それはアステカにも用意されていて話題を呼びました。

何故話題を呼んだかと言うと、いくら設定6を上げるイベントをしてでも集客したかった時代とは言え、初代アステカの設定6だけは別格で、どのお店も怖がって対象外にしてたからです。

その理由は初代アステカがフル攻略で、設定2から機械割109%超えるモンスターマシンだったからです。

109%と言ったら、今の5号機ジャグラーの中で一番機械割が高い機種の設定6が、だいたい109%くらいなのですが、初代アステカは設定2からその機械割と同じ数値になり、最高設定6に至っては139.37%とほぼ140%と言う、今の5号機を遥かに凌ぐとんでも無い機械割だったからです。

何故こんなハイスペック機になるかと言うと、まあ、まずレギュラーが無いAタイプならぬBタイプと言う機種で、設定1では当時Aタイプよりややボーナス確率重いものの、設定6になると1/180とボーナスは軽く、そして引けば絶対ビックで250枚から300枚の獲得が望め、さらにボーナス後1/2で約20Gくらいの消化で払い出せる200枚&150Gただで回せるCTを貰えるからです。

CT付きのボーナスになると、出玉400枚以上で150GのRTがついて来るようなもんでした。

そしてCT中もボーナスの抽選をしており、これを当時はCT連と言ってたのですが、そのCT連をすると、約400枚以上の出玉がループする訳ですから、あっと言う間にメダルが増える訳なのです

またCT確率が1/2だと約50%なので、聖闘士星矢の海王覚醒の中々突破できない50%3回抜きを考えると、そう上手くCT連なんかしないのでは? と考える人もいるかと思いますが、これが不思議で、昔はたった1/2でも、10回も突破させてる猛者は結構おり、また純粋にCTに入らなくても、ボーナスが軽いので、すぐにまた当たってCT突入なんて事は良くあったので、たった1/2の確率でもメダルが爆増するには十分な確率でした。

そのためアステカの設定6だけは恐ろしくて、店のイメージアップのためとは言え、入れるホールはあまり無かったのです。

しかし僕が働いていたホールでは、設定1でボーナス15回を引けばと言う条件をつける事によって、アステカの6を上げる上げる事を可能しました。

これはアステカはボーナスが軽いとは言え、設定1の確率は、例えば初代サンダーVの確率よりちょい重かったので、ハマる時はハマる事を想定し、かつ朝一から6が打たられる訳では無いので、想定内の出玉で抑えやすかったのが可能にした理由でした。

まあ、たまに速攻で15回引かれて万枚って言うのもありましたが、それはそれで宣伝になるからと、特に気にしてませんでした(草)

そんな感じに、僕が働いていたホールの特定日には必ずアステカの設定変更対象台が一台用意されており、当時そのお店に通っていたスロッターたちは、甘いアステカでボーナス15回ならそんなに負けないで到達出来るし、6になればそこから出っ放しなるから、どうやっても勝ち確じゃん、と朝からそれを狙ってやってくる人は多くいました。

さてここで今回の本題である、そんなアステカの設定変更対象台で設定6を目指したお姉さん話なんですが。

このアステカ設定変更対象台を狙ってくるお客は、基本やっぱりキャップ帽をよくかぶってるプロ? 男性スロッターが多かったのですが。

その日は、珍しく若い女性の人が朝から打っていました。

当時のパチンコ屋は、女性が入りにくいダークなイメージがありましたが、それでも若い女性客が全くいないと言う事も無く、若い女性の客がいる事は珍しい事では無かったのですが、しかし若い女性客のほとんどが風俗関係の人たちだったので、だいたいがケバケバしい化粧をしてる人がほとんどでしたが、そのアステカの設定変更対象台を打っていたお姉さんは、そう言った所謂お水の雰囲気は無く、至って普通の女の子と言った感じの服装だったので、その事からちょっと珍しく感じたのを今でも覚えています。

しかし、すぐ、今日集団で来てるスロ仲間の彼女かなのかな? と思いすぐに気にならなくなったのですが、しかし接客してると、サンドが空になって補充しにいくと、普通ならサンドが空になるくらいお金を入ってしまえば、入れてる本人からしたらイライラするものですが、しかしそのお姉さんはそんな感じを全く見せないどころか、逆に補充する度に「ありがとうございます」と笑顔を絶やさず礼を言ってくるその姿に、「惚れてまうやろ!」といつの間にか、お姉さんが早くアステカの設定6を掴めるように応援するようになってました。

まあいくら設定1と言えども、初代アステカでボーナス15回くらいなら、僕の応援など無くても簡単に到達する事は分かっていたので、その愛想の良いお姉さんが今日勝つであろう事は、初代ナナシーの信頼度99%スーパーファイアーリーチくらい確信してました。

実際、アステカの設定変更対象台のイベントを始めてから、大きく勝てない事はあるにせよ、毎回必ず赤字になってたので、僕も朝からやれば絶対勝てる台だと思ってました。しかし確率上ありえない動きするのがスロットと言うもので、お姉さんがやっていたアステカは…ハマってしまいました。

いつもなら18時前くらいにはボーナス15回に到達して設定6するのですが、お姉さんの台はボーナスが重くなってしまい、18時過ぎても、19時過ぎても、規定の15回に到達出来ませんでした。

おいおい…これは流石にやばいんじゃ無いか? と言う空気が漂いはじめました。

その理由は、いくらモンスターマシンのアステカの6でも打てる時間が無ければ出す事は出来ないと言う事です。

と、なればさらに時間がかかってしまえば、今まで入れた分すら回収不可能となり、お姉さんは初めてそのアステカの設定変更台で負けてしまうと言う、大変不名誉な称号を得てしまうと言う事になってしまいます。

そんな! あんな性格が良いお姉さんが負けて帰るなんて僕は嫌だ! 絶対に嫌だ! と僕はお姉さんが早く設定6になるように、今ではないスロットの備え付き灰皿の中まで、コシコシと拭きながら強く願いました。

そして、その願いが通じたのかどうかは分かりませんが、お姉さんのアステカは20時に入ったところで何とかビック15回に到達し、ついにアステカの設定6を手に入れます。

しかし打てる時間は3時間を切っているところ、当時ホルコンを見る権限が無かったバイト君の僕には、お姉さんがどれだけ負けているのか分かりませでしたが、20時までたった15回のボーナスが到達出来ていないと言う事は、相当お金を入れていると言う事は間違いありませんでした。

これはいくら地上最強のアステカの設定6でも流石に無理か…? いやアステカならやってくれる。

と、当時アステカの設定6を打てるなら、心臓を太陽の神に捧げて良いと本気で思っていた、生粋のデカチリ中毒者の僕は、アステカの6なら、たった3時間でも10万円くらいの負けなら捲くって勝てると、そのくらいアステカはやってくれると本気で思ってました。

まあ真面目な話、今の5号機と違ってこの頃の4号は純増も段違いだし、それにレバーオン時のウェイトタイムも短いので、それが生み出す圧倒的な出玉速度から、そんな無茶な展開でもあり得ると思えたのです。

しかし悪い流れの時は、どんなにお膳立てされても、ありえないハマり方をするのがスロットと言う悪魔の遊戯なんです…!

設定6に変わったはずなのに、アステカは先程の設定1と変わらないかの如くボーナスは重く、しかも当たってもCT入らない、と言う最悪な展開になってしまいます。

ちなみにこの頃は出玉を抑えるため裏基盤仕込んで、意図的に機械割を下げるような事が横行してましたが、アステカにはそんな裏基盤は仕込んで無かったかと思います。

僕が何故そう思うかと言うと、裏基盤が仕込んでいた大花火は、特定日には裏設定をいじり、意図的に出にくくなる台を作ってたのに対し、アステカはノータッチで設定変更対象台の札を差してるだけだったからです。この事からアステカには裏基盤は仕込んで無いと当時の僕は思ってました。

なら何故出ないのか? 設定を弄ってる人なら分かるジンクスなのですが。

設定は変えても、中々その変えた設定には変わらず、前の設定の波のままになる事がよくあったのです。

例えば設定6を1に変えても、6の波が残ってたせいで出てしまうと言った具合の事がよくあり、それは逆の1から6の場合でもまた然りと言った感じで、どうやらお姉さんの打っているアステカは、6に変えても、先程の1の悪い波が残ってたらしく、中々6らしい挙動にはならず、流石に追加投資にはならなかった物の22時位までモミモミな展開になってしまいます。

こら! お姉さんを困らせるな、頑張れよアステカの6! (๑•̀ㅂ•́)و三3

と当時の僕の凄く憤慨したのを覚えています。

ちなみに僕も同系統機種のワードオブライツで似たようなイベント、全部のワードオブライツの中で先にボーナス15回引いた人に設定5プレゼントと言うイベントがあったのですが。

この時僕は、今も僕がやっている小役を外して、色んな役の確率をアップさせちゃうぜ打法、リバースDDT打法を駆使し、CT中にリプレイ、べル、3枚役を外しながらプレイしたところ、14時くらいでボーナス15回に達成したものの、設定を変える時は到達すぐじゃ無いと権利放棄と言われ、入っていたCTを消してでも設定5に変えて貰ったのですが、その後、まあ、そんな凄い出る事も無く、前の出玉合わせて2000枚程度しかならなかったのですが…。

悔しかったですね。( ・ิω・ิ)

あ、後リバースDDT打法は信じるか信じないかはあなた次第( ・ิω・ิ)

まあ、僕のそんなクソ話は置いといて、問題のお姉さんのアステカの設定6ですが、22時になるとやっとそこそこ当たるようになり、出てはくれたのですが、閉店時には小さいドル箱一箱カチモリくらい、約1000枚ほどの出玉で終わってしまいます。

アステカの6を3時間打ったにしては、あまりにも無残様、十二鬼月下弦切りの様相、これは酷いと言わざるおえない顛末。

これには流石に、あの愛想の良いお姉さんでも、文句の一つや二つ出てくるかなと思いましたが、しかしお姉さんは、困ったような泣き笑いをして「また、次頑張りますぅ…。」と言い帰って行きました。

これには、ズキュウゥゥゥンと、まるでDIO様に唇奪われたような衝撃を受けましたね。

そんな健気な彼女に一目惚れした僕は、精一杯の笑顔で「またのおこしをお待ちしております!」とお見送りさせて頂きました。

その言葉に笑顔を絶やさず会釈してお店を後にするお姉さん。

今度来る時は絶対アステカの設定変更対象台で大勝ちしてくださいね。 僕は心の中で強くそう思いました。

しかしその日以降、待てども待てどもそのお姉さんは特定日に現れる事は無くなりました。

こうして僕の遅過ぎる初恋は終わったのです。

って恋バナかい(草っ!)

まあこんな感じに、お姉さんが後日来てアステカの設定変更対象台で爆勝ちして、僕と付き合うよになりました的な、You Tubeの詐欺広告みたいな超展開は無くて申し訳無いんですけど、僕が送ってきたスロカス人生の中で、絶対無比の信用を誇ってたアステカの設定6が、短い時間、設定1の悪い波を引き継ぐ、と言った悪条件のせいで、まるで沖縄の海の底に沈んだ絶対不沈艦大和のように負けた事が印象的だったので、今回お話させて貰ったのでしたがいかがでしたでしょうか?

またこんな感じに、当時の4号機とかであった印象的な思い出話をしようと思うので、良かったら見てみてください。

それではまた。