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【アニメ感想】2016秋アニメ「Vivid Strike!」4話感想 過去に行われたリンネに対する壮絶な苛め!それは人も変わる…。

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© ViVid Strike PROJECT

こんにちわどうも、てんたまです。

 

2016秋アニメ「Vivid Strike!」の4話を視聴しましたので、その感想をご紹介したいと思います。

 

前回の話では、リンネが所属している大手のジムから、リンネの試合を見て欲しいと言われてやってきたナカジマジムの一同でしたが、しかしそれはリンネが唯一負けたヴィヴィオへのリベンジや、そしてナカジマジムで一番強いと言われているアインハルトと次の大会で戦うために、エンターテイメント的な挑戦状を叩きつけるのが狙いでした。

そんなリンネの挑戦状を真っ向から受けるナカジマジムの面々。

さらにその場にいたフーカとリンネが再び言い合いになり、取っ組み合いの喧嘩になってしまいますが、フーカは簡単に負けてしまったあの時違い、アインハルトに教えてもらった覇王断空拳で一矢報います。

その一撃を受けたリンネもまた吹き飛ばされるも立ったまま堪えます。

そしてそれをきっかけに、アインハルトが止めに入るように、フーカはリンネに勝てるようにすると宣誓し、それを聞いたリンネはならばと言う感じに、全員叩き潰すとそれを上回るように挑戦的な事を言うのですが…。

前回3話感想

tentama315.hatenablog.com

 

 そんな話熱い流れだった前回、今回は4話はどんな物語が展開されるのか?

 フーカのトレーニングの話をやるのか?

それともそこら辺はそこそこやって、もう大会を始めてしまうのか?

一体どんな話を送ってくれるのか楽しみですね。

 

Vivid Strike! 4話感想

 

あらすじ

ナカジマジムに過激な挑戦状を叩きつけたリンネ・ベルリネッタ。

孤児院から引き取られる前は、気弱で優しい子だったはずの彼女に何があったのか?

ナカジマジムが調べたリンネの過去にはその発端となった壮絶な理由が隠されていた。

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4話のポイント

 

リンネが孤児院から引き取られた経緯

リンネが小さい頃孤児院の子供仕事の一環で冬の公園の雪かきをやっていた時、引き取られた先のリンネの養祖父の目に止まり、養祖父が子供がいない自分の息子たちの子供にと言う感じに引き取ったのが理由らしい。

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しかし第一話の登場シーンでは苛められて泣いている描写しか無かったので、気弱で引っ込み思案な性格と思いましたが、行動の率先は確かにフーカが言ってみんなを引っ張っているような感じがしますが、リンネもお礼を言う時の掛け声など自分から「せーの」など言ったりし、結構集団の中でも自分から率先して行動できる子供だったりしたのですね。

今までの話の流れだと、ただの苛められっ子と言う印象しかなかったので、意外に感じる興味深い話でした。

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引き取られたばかりのリンネの生活は順風満帆だった

養祖父の目に止まりベルリネッタ家に引き取られたリンネの新しい生活は、豪華なお屋敷でメイドにお世話され、優しい両親に養祖父に囲まれ、そして新しく通い始めたお嬢様学校でも孤児院にいた時は着る事を想像も出来なかった学校の制服を着れたり、養母から入学祝に養父が作ってくれたと言う大切なアクセサリーを貰ったり、さらには学校でもベルリネッタ家のお嬢様として周りからもてはやされる。

そんな絵に描いたような幸せな生活をスタートさせていた。

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そしてリンネはその中でも、引き取ってくれた養祖父がやはり一番好きで懐いてたみたいなのだが、養祖父はその頃病気になってしまっており、ベッドにこもりがちの生活を送ってた。

それがリンネの幸せな生活にほんの少しの影をさしていた。

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妬みから始まる苛め

ベルリネッタ家のお嬢様として、周りのほとんどはリンネの事をもてはやしていたが、こう言う中には必ずいる、チヤホヤされている奴が気に食わないと感じる性格の悪い人間。

それがこの三人の女の子達だが…。

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最初はちょっと突っかかる程度だったが、その後リンネの事を調べ上げ、元孤児院の出だと知るとさらにヒートアップして、トイレに入ったら上から水をかけられる、机をボロボロにすると言う陰湿な苛めを受けてしまいます。

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そんな苛めを受けてもリンネは両親に心配をかけないように、無理して学校は楽しいと言う生活を送っていたのですが。

しかしそんなある日、何故か苛めっ子の方から今まで悪かったと謝って来たので、リンネはついその言葉を信じてしまい、苛めっ子に言われた通り養祖父が作ったと言うアクセサリーを付けて学校に来てしまうのですが…。

当然それは罠で、体育の授業中に盗まれ、苛めっ子に便器に捨てられてしまいます。

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それでもリンネは、私が悪かったら謝りますからと、あくまで問題を起こさないようにしようとしますが、しかしその時リンネの携帯が鳴り響きます。

苛めっ子はそれを当然取り上げ壊してしまうのですが、実はその電話は養祖父が危篤になった事を知らせる電話だったのです。

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そのおかげでリンネは一番大好きだった養祖父の死に目に会えず深い悲しみを味わう事になってしまいます。

電話を取れば間に合ったかは分かりませんが、もしかしたら死ぬ前に養祖父の声くらいは聞けたかも知れないのに。

これはかなり酷い内容の苛めでしたね…。

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キレたリンネ容赦なし!

そんな事があった次の日。

流石にやり過ぎて何かあったかもと危惧する苛めっ子の三人でしたが…。

そんな三人にリンネは無言で近づくと、もう終りで良いと、苛めっ子の腕をへし折り、メガネの頭を下駄箱に叩きつけ、そしてその様に怯える最後の一人に容赦なく蹴り飛ばします。

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今までの苛め描写の分スカっとする話かも知れませんでしたが、血が出過ぎて流石に容赦無さすぎと感じました…(汗)

しかしこんな暴力事件を起こして、よくお嬢様学校に在籍し続けられましたね。

お金の力…?

 

終りとまとめ

と言う事で今回は優しかったリンネが、あれほど性格が変わってしまった理由となった過去の話でしたね。

前々からまあ引き取られた先で苛められていたんだな、とは感じる描写はありましたが、その苛められた内容は人の生き死にすら関係していた、かなり壮絶な内容でしたね。

それに前の話で散々出てたアクセサリーのような物は、大好きな養祖父が作った物を養母からプレゼントされた、たぶんあの頃のリンネが一番大切にしたいと思ていた代物だったのですね。

それを大便器に捨てるとは、これは酷い。

何故こんな酷い苛めが出来てしまうのか? 罪の意識が感じられない無邪気な子供ほど恐ろしい事をすると言った感じでしょうか?

まあこれはやられてもしょうがないって感じですが、しかしリンネの復讐が半端では無いところにちょっと引きます。

下駄箱に叩きつけた時の血の描写が生々しくて、格闘系に移行したとは言え、それでも今までのほんわかしていた雰囲気が一変したと言う感じですよね。

さらに極め付けは腕を折るシーン!

血の描写も嫌ですが、個人的には腕を折る方が音やジリジリ力を込められ「あ」と言う感じに折られた瞬間の女の子の悲鳴とか、さらに生々しい感じがして、嫌に感じる暴力シーンですね。

まあ嫌と言っても、表現的によく伝わっていると言う意味の褒め言葉ですが。

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それにしても、物語の舞台となっている世界は、まだこの設定が生きているかは分かりませんが、実はこの物語になっている世界は私たちが住んでいる世界では無く、魔法少女なのはからの設定であった時空管理局が管理している、いくつもある異世界の一つ、魔法が発達したと言う異世界なんですよね。

なのはは小学生の頃時空管理局に魔法少女としてスカウトされて、現実の世界からこの異世界に引っ越したと言う設定があったから、今この魔法が当たり前の世界が物語の舞台になっているのです。

そしてその魔法が発達した異世界は、私たちより当然高度な文明の世界になっているハズなのですが。

それでもリンネやフーカのような孤児がいて苦労して生活してたり、そう思えばリンネが引っ越した先は大金持ちだったり、人間性を疑う苛めがあったり、世界観的には私たちと変わらぬ貧富の落差がある世界を演出する所に、人間はいくら高度な文明を築きあげても、こう言った格差は無くならないかと言う事を暗示しているような、Vivid Strike!の世界観はそんな風な事を伝えたいのかと感じられます。

ともあれリンネが何故ここまで変わってしまったのか? それを伝えるためにお話し全部を使って伝えたと言う感じの第4話でしたね。

見る人によっては生々しい苛めや復讐に、ちょっと引いてしまう物を感じてしまうかも知れませんが…個人的にはお話はとても興味深かったです。

さてそんな第4話でしたが、次回5話は、こんな生々しい話の後に一体どんな物語を見せてくれるのか? 楽しみですね。

 

と言う所で、2016秋アニメ「Vivid Strike!」4話の感想の話は終わりにしたいと思います。

また次回の記事でお会いしましょう。それでは!

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