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狼と香辛料xベルセルククロスオーバー小説12 ガッツ「お前に鉄塊をぶちこんでやる」ホロ「!?」

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こんにちわどうも、てんたまです。

 

狼と香辛料ベルセルククロスオーバー小説12話書きました。

 

あらすじ

ホロの故郷を滅ぼした月を狩る熊はゴッドハンドの使徒だった。
森の動物の化身より、凶悪で恐ろしく強い月を狩る熊ルナをロレンスやホロ、そしてガッツは倒せることが出来るのか?
戦いはついに結末です!

 

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狼と香辛料xベルセルク、クロスオーバー小説、ガッツ「お前に鉄塊をぶちこんでやる」ホロ「!?」 - 小説書きながら気ままにオタライフ

 

・好きな話から

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 12章「月が堕ちる時」

ロレンスはルナの本体、人間の部分に銀の短剣を突き刺した瞬間。
しっかりと握られた短剣のグリップ越しに、真っ当に生きている商人ならば、決して感じる事は無かったであろう嫌な感触が伝わる。
それは人を、生きている肉に、殺すための刃を突き入れたその感触だった。
その感触にロレンスは自然に眉をひそめてしまう。
しかし、それでもなおグリップを握る力を緩めなかった。
そして殺すために刃を進める事に躊躇はなかった。
戦士では無いただの商人であるロレンスが。そこまで出来る理由はただ一つ。
ホロが戦うなら供に戦い、死ぬなら供に死ぬ、その確固たる覚悟をしているからだ。
だからロレンスは、この人に近しい生き物を殺すと言う行為に一切の躊躇を覚えなかった。
だが───。
くそ…! ロレンスは脳裏に苦いもの感じる。
それはロレンスの銀の短剣が折れていた事だった。
勢いがついていたとは言え、いかな鋭い刃物とて、折れた刃物で切る事には限界がある。
血は激しく吹き上げていたが、切ったのはルナの薄皮一枚だった。
普通の人間なら、その痛みと噴き出す鮮血だけで、動きを止めるには充分だったであろうが、超越者となったルナを止めるには、あまりにもそれはか弱い痛みだった。
「のれぇ…───っっ!!」
ルナの恐らくは本体、人だった頃に一番近しい姿をしたそれは、憤怒の表情に顔を歪めた瞬間、夜空の月に影がさす。
山ほどに大きいルナの熊の手が月を隠したのだ。
ロレンスを潰すために振り上げられた手。
まるで鬱陶しい羽虫を潰すがごとく振り上げらる。
「ゴミが…死ねぇ───っ!!」
「…! ガアッ!」
ロレンスが潰されそうになったその瞬間。
担ぎ上げられていたホロは柔く体を捻ると、ルナの熊の顔の部分。
目のある部分に牙がにゅめり、と鈍い音を立てて突き立てられる。
「…! ひっぎゃあああああああ!!!」
「ぬし…!」
悲鳴をあげるルナを無視して、ホロは落ちるロレンスを優しく噛み掴み、そして獣特有の柔らかい着地で地上に降りる。
ロレンスは、地に足がついた事を感覚で理解すると、ホロが銜える力を緩めると同時に地面に降りる。
「ありがとうホロ!」
「…」
「ホロ?」
「うえええ」
「うわっ!」
ドチャリとホロが口から吐き出したのは、潰れかけた恐らくはルナの目玉。
気づけばルナは頭上で、ひいい…と苦悶の叫びを上げていた。
「ゲテモノ食い旨いと聞いた事があるが、二度と口に入れたくない味じゃ…」
「当たり前だっ!」
「貴゛様゛ら゛ぁ…ゆるざんんんんんんっっっ!!!」
「ぬし捕まれ!」
「あ、ああ…」
ロレンスはホロに言われるが早く、フサフサの毛皮にしがみつく。
「足は…大丈夫か?」
「言ってはおられん!」
ロレンスは黒の剣士に矢で穿たれた足の傷を心配するが、ホロはいつものように風のように走り出す。
大丈夫なように見える。
しかしホロが後ろ足に力を込める度に、血がびゅっと噴き出しているのをロレンスは見逃さなかった。
大丈夫な筈はない。
そんな事は分かっていたが、ロレンスに今ホロにしてやれる事は無い。
唯一出来ることは、この戦いを一刻も早く終わらせて、ホロを労ってやる事だけだ。
その為にロレンスがやることは、次の策を考えること。
「すまないホロ! 大した傷は負わせられなかった!」
「何、商人にしては上出来な結果じゃ、元よりわっちらが倒すことが目的じゃありんせん」
「ああ! そうだな!」
「そうじゃ! わっちらは
やつを怒らせるだけで良い」
「までえええええ!!」
ルナは足の痛みを忘れるほど怒っているのか、再生しかけた足がまた傷つくのも無視して二人を追ってくる。
「そうすればやつの目にはわっちらしか映らなくなるからの!」
「ガアアア……!…!?」
突如ルナは先程まで上げていた、威勢の良い叫び声を曇らせ動きを止める。
その瞬間ホロも走るのをやめ、ルナに向き直り、じっと足下を見据える。
その見据えた先、ルナの丁度足の裏側に、黒い物が見えた。
それは竜巻のように回転すると、ルナの足が爆発するように血飛沫が噴き出す。
「貴様…おのれぇ…」
その黒の竜巻は黒の剣士だった。
黒の剣士は、またあのとてつもない巨剣でルナの足を切り飛ばし、再生する端から傷を広げて行く。
「ぎいいいいいいっっっ!!」
その黒の剣士の斬撃に、ルナは切傷に塩塗り込まれたような、声にもならない苦痛をあげる。
そしてそれがきっかけとなったのか、ついに堪らずと言う感じに、ルナは大きな巨体の背を向け、走り出す。
弱者たる俺たちに背を向け走り出したのだ。
そうルナは敗走したのだった。

 

何故こんな事に!? ルナは引きずる足の激痛を感じる中、そう思わずにはいられなかった。
超越者になってから数百年。
無敵の力である変身能力を得たルナに、苦痛を与えられる者は、人間は勿論、動物の化身だっていなかったのに。
だから今まで好きな化身の肉を、好きなだけ食べられてきたのに。
何故何故何故何故!?
何故こうなった───?
ただの商人と狼の化身、そして多少人離れした巨剣を扱うとは言えそれもただの人。
人などネズミのように感じられるくらい、大きくなった自分が負ける要素は一辺も、大きな砂浜の砂粒一つも負ける要素は無かった筈…。
しかし現実はどうだ?
大砲で足をもがれ、狼に目を食いちぎられ、そしてあまつさえ戦士でもない商人に最も痛い場所を引き裂かれた。
その現実をどう説明つける?
分かっている、これは完全に油断が招いた事。
そう自分は油断しただけなのだ。
だから今はしっかりと傷を癒して、万全な体勢になれば絶対にあいつらにはもう負ける要素も問題ない、そう逃げ切れば良いのだ。
ここを逃げ切れれば、やり直せる。
殺されてたまるか。
ここで殺されたら、狂気にそまり親友を殺し、愛する物を貪った事の意味が無くなってしまう。
そう自分が死んだらその意味が無くなってしまう。
「嫌だ…嫌だ…嫌だ」
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だっっっ!」
ルナは残された片目から涙溢れる
そしてただその事を頭に思い無我夢中で逃げ出した。
もはや足からの痛みは感じない。
ただ前に進みやつらから逃げる、その事だけに頭を支配させた。

 

「逃げる…のか? お、おいあいつ逃げ出すぞ!?」
「分かっておる! じゃが…」
当然逃げるルナを追おうとするホロだったが、その言葉に勢いはない。
ホロは分かっているのだ。仮に追い付いたとして、ルナ倒す決定的な一撃が無い事を。
死ぬまで追いかけて、少しずつダメージを蓄積して倒せば良いかも知れないが、逃げているルナの速度は、自身の足の痛みを感じさせないほど速く見える。
あれに並走しながら、ダメージを与えるのは難儀だ。
それに手負いと言ってもあれだけの巨体。
苦し紛れに暴れられたら、こちらもただでは済まない。
だから一撃で倒せる、ルナの本体を一撃でどうにか出来る攻撃が必要なのだ。
しかし、立っているルナはもげた足を引きずりながらとは言え、本体がくっついている額の位置は、まるで月に届くのでは無いかと感じるはるか頭上。
加えてホロの足には矢傷があり、そこまで飛ぶ事は難しい話だろう。
ダメだ…どの視点から考えても、その先に必ず霧なような物がかかり、勝利への道筋をぼんやりとした物にする。
しかしそれはまた当然の事かもしれない。
あれだけの化物を確実に倒せる方法があると思う方が変なのだ。おかしいのだ。
あの山を思わせる巨大なモノを、殺す殺さないの判断基準で考えるような代物では元よりないのだ。
倒せる事こそ、神がたまに地上に顕現させる奇跡のような物。
そのような事、神ではない、この地上で生きている俺たちが起こせるなんて思う事こそ、おこがましいのだ。
ホロも自分は神ではないと強く言う。
そう神ではないのだ【俺たちは】
だから、神ではない無い俺たちが奇跡を起こそうとするならば、奇跡の代価を払わなければいけない。
そしてその代価とは。
この地上で生きる、神ならぬちっぽけな存在の俺たちが払える代価が在るとするならば───。
それは命を懸ける事、それだけだ。
命を代価に奇跡を掴むしか無いのだ。
そうルナを倒すには、これから先の人生の全てを命を捧げる覚悟で挑まなければ、あの化物倒すことは出来ないのだ。
神ならぬ者が奇跡を掴むと言う。
まるで素手で水を掴まなくてはいけないような。
そんな無理を可能にするには、最早商人の知恵も計略も必要ない。
必要なのは奇跡を掴む、掴み寄せる強い戦士の意思だ。
ロレンスそう思った。
そう思えたからこそ、次に起きることを看過出来た。
「な、何のつもりじゃ貴様…!」
突然ホロが焦った言葉を吐く。
その理由はズシリと言う振動を感じた瞬間分かった。
「…走れ」
その声の主に向き直ると、そこには全身を黒と血の赤で染め、背に巨大な剣を背負う異形の戦士。
黒の剣士がいた。
初めて聞いた声の感じは、見ためのような重々しさはなく、それでいて壮年を感じさせる強みのある声だった。
「ふざけるな…わっちの足を射貫いておいて、背を許せだと? ふざけるのも大概に───」
「いいから連れていけ、ヤツを倒したいならな」
黒の剣士はニヤリと不敵な笑みを浮かべながら、ホロの言葉を潰すように言う。
「主なら倒せると?」
「ああ…殺してやるさ、お前らよりは確実にな」
黒の剣士はニイイと更に顔を歪ませると、そう言い切った。
それには悪魔を思わせる醜悪さもあったが、しかしまた信じられる強みもあった。
神ならぬ者が奇跡を掴めるのではと、そう感じられる強さだ。
「その程度の餌を与えれば…わっちが素直に尻尾ふって言うことを聞くと? 図に乗るなよ黒坊主」
「お前に尻尾振らせるなんて興味ねえ…だが今この時、一瞬で良い、お前がこのまま走り出せるなら、お前が吐いて止めてくれって言うまで、餌なんざ喰わしてやるぜ、いくらでもな…!」
「何だと…ほう…その言葉嘘偽りはないのだな?」
「ああ…てめえがそれで満足するならな」
「面白い…それは主自身も餌になっても構わんと言う事で良いのだな?」
「…! …好きにしな」
「くふ…面白い…本当に面白い、主も人間にしておくには惜しい男のようじゃのぅ」 
ホロが黒の剣士の申しで受けた。
あの誇り高いホロが、とロレンスは心の片隅で思わざるを得なかった。
ロレンスがホロと出会い共に長い旅をし、そこで二人で積み上げ育んできた物があったからこそ、ロレンスはホロの隣に立てる資格を得たと考えていた。
だから言葉だけでそれを得た、説き伏せた黒の剣士には正直な話嫉妬を覚えた。
だが、ロレンスもそれを受け入れた。
だから。
「主!?」
「ホロ…いけ!」
自らホロの背を降りた。
それはルナに届かせるために。
自分の分の体重を減らすため、走っている最中のホロから手を離した。
その落ちている、妙な浮遊感を感じる刹那。
狼となったホロの鋭い視線が、一瞬俺を見た。
しかしすぐに視線を逃げる前方のルナに向けると、さらに加速して走り出す。
もう落ちた俺の事など、微塵も気にせずに、力強く走り出す。
それでいい。
少し寂しく感じるけど、一瞬見たホロの表情は、死んだら承知せんぞ、と言う怒りの顔だったから。
ロレンスがそう感じた瞬間、転がっていた。
いつの間にか地面を転がっていた。
ホロから飛び降り、地面に落ち転がっていたのだ。ゴロゴロ、ゴロゴロと。
今日は一体何回地面に落ち、転がっただろうか?
そんな事を考えられるくらい、地面に落ちた苦痛は感じなかった。
苦痛を感じなかったから、ロレンスは転がるのが止まると、すぐに身を起こせた。
事の顛末を見届けるために、しっかりと二人の軌跡を見据えた。
そして見据えた先でロレンスの瞳に映した物は、額にあるルナの本体に向かって、大きく跳躍するホロと、その背に乗る黒の剣士の背で靡く黒マントとギラリと鈍い光を放つ巨剣と甲冑。
その二人の姿は、煌々と光る月に吸い込まれていくように飛んでいき、黒の甲冑と巨剣が照り返す月の光が相まって、幻想的な姿を、本当に凄く幻想的な光景を夜空の水面にうつしだす。
お伽噺のような話があるとしたら、恐らくはこれがそうなのだろうと感じてしまうような、そんな夢うつつの幻想譚。
そんな光景が目の前で起きていた。
そしてその幻想的な光景のまま、まるで夢が覚めるように終わるかのように、ルナの額に届く前に、その跳躍が失速する。
こちらに気づいたルナが歪むように笑っているような気がした。
それに釣られロレンスも悔しさを滲ませたうめきをあげてしまう。
しかし。
だがしかし、そこからホロは体をしならせ、その反動でさらに背中に乗っていた、黒の剣士をルナに向けて跳ね飛ばした。
額に向けて跳ね飛ばしたのだ。
みるみる縮まる黒の剣士とルナの本体との差。
ロレンスはその光景を、まるで冒険譚の一ページに夢中になる子供のように、目を大きく見開き「いけ…」と声を漏らさずにはいられなかった。
だが───。
次の瞬間ロレンスは顔を曇らす。
曇らざるを得なかった。
それはルナの大きさは想像以上だった事。
黒の剣士はルナの本体に近づく一歩手前で失速していた。
あんな風に飛んだ事が無いから、実際どうなのかは分からない。
だがあれでは届かない事はロレンスにも分かった。
ルナもそれに気づいたのか、迫る黒の剣士をはたき落とすためか、大きく手を振り上げていた。
ここまで来て、ここまでやってもルナにトドメ刺す事は出来ないのか。
この絶望的な状況に、もとより戦いなんて何も出来ない商人の俺にはもはや何も出来ない。
出来る事は、無慈悲な現実に顔を歪ませる事だけだ。
いや。
いや…考えるんだ。
商人の武器は考える事ただそれだけだろ。
考えろこの俺に何が思いつける。
この月照らす、開けた森の中心、少々の草木がなびき、足が泥濘むこの湿地帯で…。
湿地帯…足が泥濘む…泥濘む…沈む…!
ルナがいるあの位置は…。
いける…いけるかも知れない…!
そう感じた瞬間にロレンスは大声で叫んだ。
「ホロォーーーーっっっ!! 押せぇーーーーーっっっ!!」
「…!」
ロレンスが叫んだ瞬間、ホロはロレンスの声の色、もしくは匂いで、ロレンスの意図が分かったのか、ロレンスが叫ぶのをやめる前に、それをやっていた。
思いっきり体の全体重をかけて、ルナの足を押したのだ。
ホロより遥かな大きさを誇るルナ。
しかしそんなルナと言えども、再生しかけた足で、巨体のホロに体当たりされれば、流石のルナでも、バランスを崩しよろめいた。
そのバランスを戻そうと、一歩そこへ足を踏み込ませようとする。
その瞬間、ルナは顔を見てはっきり分かるくらい顔を歪めた。
踏みしめた先の地面が、まるでルナの足を食らうかのように沈みこんだのだ。
そこは先程ロレンスが足を取られた泥沼。
深さはどの程度が分からなかったが、その狙った効果は予想以上の物だった。
最悪足を滑らせれば言い程度にしか思ってなかったのが、ルナの足で膝のすぐ真下くらいまで沈みこんだのだから。
流石にそこまで沈みこめば、ルナの額も地上に近づく。
つまり黒の剣士と距離の差は無くなったのだ。
ロレンスは、ホロは、はっとした感じに空を見上げる。
そこには見てとって分かるくらい、愉悦色に顔を歪ませた黒の剣士いた。
しかしルナは分かっていないのか、呆けた顔のまま、身を守る事すらせず、ただ黒の剣士を見つめていた。
そして次の瞬間、黒の剣士の巨剣が弧を描いたかと思うと、ルナは、月を背に赤色の水玉をポロポロとほどばしらせながら、巨大な大熊の額についていたルナの半身はちぎれ飛んでいく。
普段なら人の半身が飛んでいくような凄惨な光景なんて、目を背けたくなるほど、おぞましく感じるだろう。
しかしロレンスは目を離せなかった。
煌々と照らす月明かりが幻想的で。
その空で巨剣を振るう黒の剣士が圧倒的で。
その眼前に広がる御伽噺のような光景が、おぞましさも凄惨さも全てを忘れさせた。
忘れさせるに足る夢現の御伽噺。
吹き飛ばすに足る暴力の御伽噺。
そんな頭も目も鷲掴みにしてしまうその光景は、大昔にいたかどうかも分からない怪物を、いたかどうか分からない英雄が倒して、長く長く、年代記では記し留められないくらい、そんな気が遠くなるくらい長い年月が過ぎて、いつしか神話と呼ばれるような。
そんな未来で神話として呼ばれるであろう瞬間を垣間見て、目を離せる者が、目を背ける者がいるだろうか?
いる訳が無い。
そんな時間も、目も、思考も、全てが、今ロレンスが世界を感じる全てが今そこに集中する最中。
ルナの巨大以上に巨大な大熊の体が、霧散する霧のように塵になって消えていくのを見て。
ついにホロの故郷の仇でありロレンスの師匠の仇である、月を狩る熊ルナ、それを倒せた事をはっきりと理解する。

続く

 

・前回

ベルセルクx狼と香辛料クロスオーバー小説 ガッツ「お前に鉄塊を叩き込んでやる」ホロ「!?」11 - 小説書きながら気ままにオタライフ

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