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こんにちわどうも、てんたまです。
2016念春ごろから放送を開始していたマクロスΔが最終回を迎えましたので、最終回まで見た感想などを書きたいと思います。
前作フロンティアと変わって、生の戦場で歌って踊れるアイドルユニット色を強くした今回デルタ。
彼女たちが歌う目的は、敵に洗脳されて操られてしまう古代プロトカルチャーの技術の一つである「バール化」を防ぎ、そしてそれを起こしているウィンダミアと戦う事でしたが、その物語の顛末はいかなる物になったのか?
26話(最終回)感想
最終作戦はラグナロク!
何か司令官は中二病かな? って思える作戦名だけど、実際はラグナと言う星を取り戻す作戦だから、それでもじったんでしょうね。
暴走メガネの最終目的はみんなと繋がる事だった
物語の最初の頃は、キースよりもハインツの身を案じる忠臣のハズであったロイドでしたが。
ウィンダミア国王が死んでからどこかおかしくなって、最終回にはラスボスになってしまったロイド。
かれの目的は、伝説の星の歌い手のクローンであるミクモとプロトカルチャーの技術を利用して、全銀河の人類と意識のネットワークで繋がり支配すると言う恐ろしい計画でした。
最後は一個人の意識を無くし、全て一つになるって言うのはイデオンやエヴァのオーマジュぽい演出でしたが、前回フロンティアの敵だったヴァジュラが、そう言った生命体だったって言う話もあったから、ここでそう言う話を入れてくるのもアリ演出かも知れませんね。
後、ミクモに「愛を覚えていますか?」を歌わせるのも良かったですね。
「愛を覚えていますか?」の歌詞は元々プロトカルチャーの遺跡にあったものでしたからね。
なので、古代プロトカルチャーの時代の歌い手のクローンであったミクモにこれを謳わせるのは、うーんなるほど! と納得のチョイスに感じられました!
ロイドの精神呪縛を解くのはハイ愛の力です!
心に鎖のような物が巻き付いて、体を自由に動かせないハヤテたち。
そんな時何とか心を動かせそうな力を持っていたのは、ハヤテを好きだと思うフレイアの気持ちだけだった。
その気持ちを力の糧にすれば何とか動かせそうだったけど、フレイアは自分の寿命がもうすぐ尽きる事を知っていたので、ハヤテに気持ちを伝えるのに臆病になってしまいます。
そんな時恋のライバルでもあったミラージュが先にハヤテに告白して、フレイアが告白できるように後押しします。
自分が好きだと言っても、ハヤテはフレイアを選ぶって分かってたのに告白したミラージュさんに泣きました。
ともあれ、それで告白する勇気を持ったフレイアはハヤテに告白し、その強い想いがフレイアに、星の歌に対抗する歌が歌えるようにさせました! …でいいのかな?
正直一個人の強い感情で崩壊する古代プロトカルチャーの超技術ってどうなのって思うところもありますが、まあ完全に取り込まれて無かった事とか起因してるんですかね。
まあ詳しい理由とか詳細とか後付でなんとでも出来るから良いですかね。
こう愛が最後に全て持っていく演出は、王道ですが悪くないと思います。
後、精神世界がマッパ祭り過ぎて、最近のアニメは最後にテコイレしてくるのが多いなとしみじみ感じましたw
最後に一番可愛いのはボーグだったw
一番地球人を恨み、何かあればすぐに突っかかるボーグでしたが、最後はロイドの暴走で共闘する事になり、マキナとレイナが敵に殺されそうになった時「やつらの事を…」と言って顔を真っ赤にしながら「今回だけだからな!」と助けちゃうボーグが可愛すぎるw
そう言えば前の話でワルキューレが課金アイドルぽい事をやっていた時一番課金してたのボーグだったでしたもんねw
本当は好きそうなところに男キャラだけど凄い萌えるw
最後は飛んでいくハヤテとフレイヤをミラージュが見送る感じに終わり
戦いが終わった後は、ハヤテのバルキリーに一緒に乗って飛んでいくハヤテとフレイアを涙を流しながらも嬉しそうに見送るミラージュさん。
ミラージュさん可哀そう…。
恋の競争には負けてしまったけど彼女には幸せになってもらいたいですね!
またゴールインした二人ですけど、フレイアの寿命の件はどうするのか、そこら辺はどう解決していくのか分からないまま終わりましたね。
まあこの時一瞬が幸せならそれで良い、それもまた良い最後だったかも知れませんね。
終りとまとめ
このアニメを始めて先行放送で見た時、歌を押してくるのは分かってたけど、まさか戦場で、変身して戦うとは言えほぼ生身の状態で歌うとは、予想だにもしない始まりで本当に驚いた作品でしたね。
もうバルキリーいらないじゃん! ついにマクロスもプリキュアに染まったかと感じました。
この掴みのインパクトで、見るか切るか本当に分かれた作品だったと思います。
いやー今思い出しても本当に衝撃的でしたね、あれは…。
【アニメ紹介】マクロスΔ プリキュアみたいなマクロス!? だけどマクロスシリーズの伝統はきちんと守っている - 小説書きながら気ままにオタライフ
その後マクロス自体嫌いでは無かったので見続けたのですが。
見続けて思うところは、前作フロンティアと比べて面白かったかどうかと言う話ですが、個人的な意見ではありますが、うーんやっぱり全体的な面白さはマクロスフロンティアの方が面白かったかな? と感じます。
悪くはないんだけど、ないけども…どっちが面白かったと問われたらフロンティアと答えちゃう感じです。
何故自分の中に面白さに差が出たのか、考えるとやはりユニットと言う形にした事によって、多く女の子を登場させすぎて、百合や主人公以外カップルなど、結構人間関係が複雑化しすぎて、その事からキャラに対する感情移入が全て軽くなってしまった、そんな感じがあったかと思います。
うーんやっぱりこう言う話は、前のランカ・シェリル・アルトくらいのシンプルな形くらいが丁度良いのかも知れませんね。
ともあれ、デルタ単体で見れば「悪くは無い」作品ではあったと思うので、最後まで見て後悔は無い作品だったとは思います。
つまらなければ途中で切っていますしね。
作画も演出も流石に一級品ですし、マクロスファンを考慮した歌のチョイスが嬉しい、などもありますので、ロボ好きなら見ても損にはならない作品だとは思いますので、見る機会があれば、是非1から視聴してみてくださいませ。
と言う所でマクロスΔを最終回まで見た感想の話は終わりにしようと思います
また次回の記事でお会いしましょう。それでは!
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