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オリジナルSS小説「敗戦魔王の戦後処理」 第14話魔王「みんなで力を合わせて頑張りましょう!」

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こんにちわどうも、てんたまです。

オリジナル連続SS小説「敗戦魔王の戦後処理」第14話書きました。

 

話の内容は、勇者によって魔王を倒された、その後の魔族のお話をクローズアップして書いています。

 

今回14話あらすじ

ようやく戦魔将軍を移住させる事を承諾させた魔王。
しかし人間が用意した移住先はとんでもない所だった事に一同困惑してしまう。

 

分かりやすい魔王x勇者物とSS形式の小説、そして3000文字程度の短い文章でまとめた、大変お気軽に見れる物となっていますので、興味が惹かれましたら、良かったら読んでみてくださいませ~。

(今回は4000オーバーですごめんなさい><)

・前回

tentama315.hatenablog.com

一話から

tentama315.hatenablog.com

 

14話冒頭

戦魔将軍「それで儂らは何処に行けば良いのだ?」
魔王(あ、そう言えば…何処に移住して貰うのか聞いて無かったな…)
魔王(一体何処なんだろう?)
魔王(勇者さんとかご存じかな?)
魔王「えーと…」チラ
勇者「んだよ」
魔王「あのそのですね。戦魔将軍さんたちは何処に移住すれば良いか聞いてますか?」
勇者「は? 知らねーし」
魔王「え!?」
魔王「だって勇者さん人間側なのに何も聞いて無いんですか?」
勇者「は? な、何だよそのアタシだけハブられてるから言われなかったんじゃ無いんですか? って聞き方は?///」
魔王「え? そ、そんなつもりで言った訳じゃ無いですけど」
勇者「い、言っとくけどな、ハブられてる訳じゃないんだからな? ただ単にアタシが聞きそびれただけだからな?」
勇者「マジそこは、か、勘違いするなよ? アタシ色んなダチトモと深い交流関係あるからハブられるとか絶対無いから」
魔王「い、いや、そ、そんな事は別に…」
勇者「分かったな?」ギロ
魔王「は、はあ…分かりました」
魔王(勇者さん、何でそんなに言われなかった事気にしているんだろう?)
魔王(何かあるのかな…?)
参謀「失礼します」
魔王「参謀さん?」
戦魔将軍「ぬ!?」
戦魔将軍「この虫め! まだいたでござるか!!?」
参謀「やれやれ酷い言われようだ」
戦魔将軍「当たり前だ! この裏切り者め!貴様など生かしておいても、ロクな事にならん!」
参謀「私は裏切ったつもりはありませんよ?」
戦魔将軍「抜かせ! 前魔王様が倒れた時、真っ先に人間に寝返った分際で白々しい!」
参謀「貴方の物差しだけで考えられても困ります」スッ(眼鏡位置直し)
戦魔将軍「黙れ! 二度と儂の前に現れぬようこの斧で頭をカチ割ってくれるわ!」
参謀「やれやれ」
魔王「わー! 待ってください戦魔将軍さん、暴力はいけません!」
戦魔将軍「魔王子殿…」
魔王「とにかく参謀さんも私の仲間なのです」
魔王「同じ魔族なのです。同じ魔族同士で血を流すことはありません!」
戦魔将軍「しかし…」
魔王「と、とにかく落ち着いて…」
戦魔将軍「ぬう…お前がそこまで言うなら仕方がない」
戦魔将軍「とりあえずは止めておこう」
参謀「懸命です」ニコ
戦魔将軍「…」イラ
魔王「だ、だから落ち着いて! 参謀さんも煽らないで!」
参謀「それは失礼しました魔王様」
戦魔将軍「ふん! 魔王子殿!」
魔王「はい?」
戦魔将軍「この男…早いうちに追い出した方が身のためだと思うぞ」
戦魔将軍「いつ裏切るか分かったもんじゃ無いからな…ぶつぶつ」
魔王「はあ…」ツカレタ
魔王「それで…何ですか参謀さん?」
参謀「移住先の事ですが、私が神官妹様から聞いていますよ」
魔王「あ、そうなんですか」
勇者「はあ!? 何でアタシに言わないで、お前に言うんだよ!」
参謀「さあ? よく存じませんが、出発の時に思い出すように仰られてたので忘れてたのでは?」
参謀「ああ…そう言えば、貴方に伝えて置いてくれとも言ってましたね」
参謀「私も言うのを忘れてました。申し訳ない」
勇者「!」
勇者「な、なんーだ、そっか言い忘れてただけか、そうだよな」
勇者「たくっ、気を付けろよな!」ゴキゲン
参謀「失礼いたしました」
魔王「それで参謀さん、彼らが暮らす新しい土地は何処なんですか?」
参謀「それは…」スッ(眼鏡位置直し)
参謀「荒れ果ての地です」
ドヨ…。
戦魔兵「荒れ果ての地ってマジかよ…」
戦魔兵「毒の瘴気で、何も育たない魔界一の不毛な土地だぞ…?」
戦魔兵「ちょっと…流石にそれは」
ザワザワザワ…。
戦魔副長「…荒れ果ての地か…はは…こいつわ…」
魔族っ子「…」
魔族っ子幼「ねーね?」
戦魔将軍「むうう…」
魔王「? ちょっと皆さんど、どうしたんですか?」
参謀「戦魔軍の反応はもっともで御座いますよ魔王様」
魔王「参謀さん、それはどういう意味ですか?」

 

続きは以下の小説サイトで読めます。

面白く感じたら、こちらのサイトで読んで頂けるとありがたいです。

 

カクヨム

kakuyomu.jp

 

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