こんにちわどうもてんたまです。
人気妖怪物シリーズ「夏目友人帳」が2016年10月に5期がスタートすると言う事で、始まる前に、夏目友人帳とはどんなアニメなのか? 知らない人の為にご紹介しようと思います。
作品のスタイルは「妖怪物・ちょいBL・学園物」となっています。
興味が引かれた方は良かったら覗いて行ってください。
夏目友人帳シリーズ紹介
夏目友人帳とは?
緑川ゆき先生による、白泉社のLalaDXもしくはLalaに掲載された漫画原作のアニメ。
物語は、主人公の夏目貴志(なつめ・たかし)は普通の人間には見えない妖怪を見る事が出来る力を持っていた。
その見える力のせいで、普段から普通の人間と比べてちょっと大変日々を送っていたが、そんなある日、ふとした事で封印されていた大妖怪を目覚めさせてしまう。
その大妖怪は、何故か夏目が祖母の遺品として預かっていた、古びた帳簿を寄こせと言ってくるのだが、実はその帳簿はかつて夏目の祖母、夏目レイコ(なつめ・レイコ)が、勝負して負かした妖怪の名前が記されており、その帳簿に名前がある妖怪たちを、自由に操れると言う、とんでもない力を持った帳簿だったのだ。
大妖怪はその帳簿を奪おうと、夏目に襲い掛かるのだが、色々あり、夏目は帳簿に書いてある名前を妖怪たちに返したい、その途中で死んだら帳簿をやると言う約束を大妖怪に持ちかけ、それを面白く感じた大妖怪は夏目から「にゃんこ先生」と名付けられて、以降夏目の用心棒となるのだった。
そしてその日から夏目は、名前を返しに貰いに来た妖怪に名前を返したり、また夏目友人帳を狙ってきた妖怪に襲われたりと、以前より深く妖怪の世界に関わって行く事になって行く…と言う物語になっている。
シリーズの順番を紹介
TVシリーズ(全て1クール)
夏目友人帳(無印)
続・夏目友人帳
夏目友人帳・参
夏目友人帳・肆
作風紹介
語り風な描写が多めのアニメ
夏目が語るように物語が進行する描写が多く、それは同じ声優さんだからか、化物語の阿良々木の語り調な雰囲気とよく似ています。
化物語の方が一年遅いので、対比較の材料としては、逆として使うのが正しいのかも知れませんが、とにかく化物語の語りっぽい作風に良く似ています。
そんな感じに、すっと心に入って来て心に沁み込んでくるような、夏目の語り口調がとても素晴らしいアニメ。
妖怪たちとの心温まるストーリーが素晴らしい
夏目友人帳の力を狙って、夏目を襲ってくる妖怪もいるけれど、中には訳ありで、友人帳を求めてくる妖怪もいる。
そんな妖怪たちの、人間と生きる時間や普通と違うから生まれる切ない話が、レイコが妖怪に勝負を挑んだ訳などが、心温まる話が多くて、見ていてじんわりと出来る。
辛い過去を生きてきた分、今の幸せな夏目の姿がほっこりする
小さい頃に両親が無くなった事で、親戚中をたらい回しにされたり、普通の人には見えない妖怪が見えてしまった所為で、大人からも子供からも「おかしい子」と思われてしまった夏目の少年時代。
それはずっと暗く辛く物だったけど。
優しい藤原家に引き取られてからは、夏目と本気で友達になってくれた奴らや、さらには妖怪にも理解がある親友ができた夏目はとっても幸せそうで、見ていて本当に良かったなあと優しい気持ちになれる。
にゃんこ先生がツンデレ可愛い
妖怪に襲われ度に、早くやられて友人帳を寄こせ、と言う物の、結局なんだかんだで助けてしまうにゃんこ先生のツンデレぶりが可愛い(笑)
化身の時の招き猫の姿の時も、何か夏目に撫でられても嫌そうにせず、猫が安心する撫で声なような物を出している、そのにゃんこ先生のまんざらでもなさそうな感じが見ていてほっこりする。
個人的評価&まとめ
☆☆☆☆☆
感動できるほっこり話も、シリアス展開も、ちょっと甘い感じのラブコメ…と言うより恋愛話かな? そう言うのや友情話などなど、全てにおいて面白い。
ちょっと夏目が妖怪に組み敷かれて「や、やめろ」とかか弱い抵抗をする夏目とか、年上の男に頭をなでなでされる夏目とか、ちょっと狙ってやっているようなBLぽいところはありますけど、その表現が嫌いでも、これは面白く感じるアニメかと思います。
さすが5期だけやる実力があるって感じの面白さ。
これはアニメが好きならみた方が良いでしょうと言う事で、☆5つの評価にさせて頂きました。
妖怪物には安定した面白さと言うのがありますが、夏目友人帳は安定以上の面白さを持ったアニメ!
興味が引かれた方は是非ご視聴下さいませ!
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