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【最近見たアニメ】うしおととら28話 麻子を獣の槍に!? ヒロイン大ピンチにうしお号泣 

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こんにちわどうもてんたまです。

 

うしおととら28話を視聴しましたので、ストーリー解説の元感想を書いていこうかと思います。

 

ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。

 

【初めに、うしおととらとは?】

主人公うしおは、とある事から自分の家の地下で、獣の槍と呼ばれる妖怪殺しの槍に磔にされていた、齢2000年の大妖怪とらから、その槍を引き抜いてしまい、以来そのとらとともに妖怪と戦う非現実世界に足を踏み入れる事になってしまった、中学生が主役のダークファンタジーである。

【前回の話の流れ】

最終決戦が近づく中、白面の者は、人や妖怪から希望を奪うために、うしおととらを知っている者からその記憶を奪うと言う先手を打ってくる。

それにうしおは、自分の事を当たり前に見知っていた人に忘れられると言う苦しみを受ける。

そんな時に幼馴染の麻子と真由子が、うしおを忘れてしまった仲間だった妖怪たちの手によって連れ去られてしまう。

その後、かつての旅先で知り合った小夜に、連れ去れた理由を聞くと、それは真由子を人身御供にして獣の槍を作ると言う恐ろしい話だった。

それを聞いたうしおととらは、すぐさま妖怪の根城へと向かうのだった…。

tentama315.hatenablog.com

 

【28話のあらすじと言うかストーリー】

「時間や」

カラス天狗のクラマが麻子と真由子に告げる。

「どうするつもり!?」

と気丈な麻子は妖怪相手にでも構えを取って対するが、クラマの答えは、真由子を人身御供にする、つまり殺す、と言う許されざる返答だった。

もちろんそんな言葉を受ける訳も無く、麻子はクラマに向かっていくが、人間が妖怪に勝てるはずも無く、あっさりと弾き飛ばしてしまう。

しかし、その飛ばした先が、人間が触れれば消し飛ぶと言っていた超強力な結界だった。

それはカラス天狗も予想外だったか「しもた!」と言い焦るが、しかしその時、助けようとして伸ばした真由子の手から、不思議な光が発せられ、それに包まれた麻子は寸での所で事なきを得る。

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その後、その騒ぎを聞きつけた東の長の「何事か」と言う言葉に、クラマは狼狽えながら、真由子が結界を破ったと答える。

それをやった当の本人である真由子も何が起きたのかよく分からない様子。

そんな驚きが包まれる中、突然ジエメイが現れ、真由子を人身御供にするのを止めるように言う。

しかしそれに妖怪たちは、いずれ未来で壊れるであろう獣の槍に代わる新しい獣の槍が必要だから、獣の槍の人身御供になったジエメイの子孫の真由子が人身御供として必要なのだと、頑として譲らない。

そしてその言葉により、真由子は自分がジエメイの子孫である事を知るのだった。

 

一方その頃、うしおたちは妖怪の根城に再び戻ってきた。

予想していた妖怪の数に、忌々しそうに、けっ待ち伏せてやがったか、と吐き捨てるように言うとら。

それにうしおは気合を入れ直すように、そこにいるであろう麻子と真由子に、待ってろいろよ! と力強く言うのだった。

 

ジエメイは全ての真実を告げるために話を続けていた。

その話によると、真由子は白面の者を封じる次の代のお役目であるらしい。

そしてうしおたちの事を思い出すようにと訴え続けるが、しかし記憶の無い妖怪たちはそれを頑なに信じず、邪魔するならと、真由子とジエメイを念入りに結界で封じ込めてしまう。

それを助けようと麻子は手を伸ばすが、今度こそ強力な結界に弾き飛ばされてしまい、手に痛々しい傷を負う。

しかし麻子はその痛みを堪え、妖怪たちに訴えようとする。

真由子を獣の槍の犠牲にしないようにこう訴えようしたのだ。

この世に使い捨てて良いやつなんていない、あいつはそう言った、と。

しかしそう言ったあいつが思い出せず、言葉に詰まる麻子。

しっくり来ない記憶に戸惑うも、それを頭から振り払うようにかぶりをふって、いいから真由子を離せと、再び妖怪たちに麻子は向かっていくのだった。

 

一方外では、うしおととらが、護衛の妖怪たちと戦っていた。

倒しても倒しても向かってくる妖怪たちにきりがないと焦りを募らせるうしお。

 

結局麻子の力及ばず、真由子は獣の槍を作るための、ドロドロに溶けた鉄の炉の前にいた。

もはや何も出来ない麻子であったが、言葉だけでもやめるようにと叫び続けていた。

そんな時に不意に何か塗られる感触がある。

見ればカマイタチのカガリが、悲観するような表情で薬らしきそれを塗っていたのだ。

そんなカガリと周りの妖怪たちを見て、麻子は感じる、妖怪たちも必死なのだと。

そして麻子は提案するのだった。

もしも槍を作るために人身御供になるのが誰でも良いならば、私でも良いのではないかと。

真由子は白面の者に対して戦う力があるから勿体ないけど、私は勿体なくないのでは、と。

それに妖怪たちは、ジエメイに出来るかを聞き、沈黙の答えを受け、麻子の提案を受ける事にしてしまう。

当然真由子は必死に止めるが、麻子の意志は強く、自ら炉へと向かうのだった。

 

外ではうしおたちは、まだ妖怪たちに足止めをされていた。

とらはそんな状況を打開すべく、倒した妖怪の一人を摘み上げ、真由子がどこにいるかと聞くが、妖怪は意地で答えない体を示す。

しかしそんな妖怪に頭に来たとらは、恐ろしい形相で妖怪に再度聞くのだった。

 

場所を聞き出したうしうたちはその場所へと向かう。

そしてうしおは考えていた、今まで手を伸ばしたのに助けられなかった者達の事を。

手を伸ばしたのに掴み損ねた人たちの事を。

だから今度こそは絶対に掴む、死んでもこぼさないと固く誓うのだった。

 

麻子は炉へ至る階段登っている途中で、思い出すように考えていた。

家族や友達の事を、そして恋人が欲しかったなという事を。

そして自分の理想の恋人像を考える。

それは普通にデートしたり、恋人同士のするだけの存在では無く、何かしたら跳ね返ってくるような、そんな喧嘩友達のような存在が良いと感じた。

太い眉毛でキラキラしている目の男の子が理想だと。

そこで麻子は はっとした気持ちになって思い出す。

それって、ちょっと前に押しかけてきた男の子であった事を。

うしおであった事を、ほんの少しだけだったが思い出すのだった。

その時、うしおたちが炉のある間に到達するが、うしおの目に映るのは、既に炉に飛び込んでいる瞬間の麻子の姿だった。

それを見たうしおは、もう誰もこぼさない、と絶叫して、炉に飛び込み麻子を抱きとめ助けるのだった。

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その事で何とか麻子を助ける事が出来るも、当然ながら大火傷を負ってしまったうしお。

そんなうしおに、妖怪たちはよくも邪魔をしたな、と容赦なく襲い掛かるのだった。

そんな妖怪たちにとらは、へっ面白えと、迎え撃とうとするが、見ればただ殴られているうしおを見て、何故戦わないんだ、と聞くが、うしおは、忘れてても仲間だから手は出せない、と必死に耐えるのだった。

そんなうしおを見て、とらもまた感じるところがあったのか、うしおと同じように、ただ妖怪の攻撃を黙って受け続ける。

それを見てジエメイは涙ながらに、うしおたちが敵では無い事を訴えるが、妖怪たちにその言葉が届く事も無く、ただ二人が殴られる音がこだまする。

そんな二人をみて真由子は、記憶は失われていたが、二人の姿に心打たれる物を感じ、その目覚めたばかりの力で助けるのだった。

うしおたちはその真由子の力で、城の外へと逃げ出す事出来る。

しかしそんなうしおたちを妖怪たちはさらに追撃するが、しかしカガリだけは何か感じるところがあったのか、かまいたち秘伝の傷薬をうしおに浴びせてくれたのだった。

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そしてその時だった。

妖怪たちがうしおを追って外に出ると、とらに似た大量の黒い獣のような妖怪が襲ってきたのだった。

その頭目らしきそれは名を紅蓮と言い、自らを白面の者の使いと名乗った。

うしおを追ってきた妖怪たちはそれと戦う事になってしまい、うしおたちはその隙に逃げる事に成功する。

しかしうしおは、仲間だった妖怪たちを助けなくてはと思い、火傷負った麻子を涙を流すほど心配しながらも、一人襲われている妖怪の元へと戻るのだった。

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とらはそんなうしおのお人好しに愛想が尽いたのか、真由子たちと共にその場から飛び去ってしまう。

その後麻子は河童の治療を受けて一命を取り留める。

そんな最中、何かピリピリしているとらに、真由子は大胆にも、槍の人の所に戻らなくていいのか? と尋ねてしまう。

それに怒り関係ないと言い張るとら。

しかし、ジエメイの上手い言い方により、行く理由を与えられたとらは、しょうがないな、とわざとらしく言って、うしおの所に行くが、ジエメイに上手く言いくるめられたのが気に食わなかったのか、幽霊にしてはずりいよな、と言葉を残して飛び立つのだった。

その頃うしおは、紅蓮と戦っていたが、火傷のせいか、手ごたえが無いうしおに愛想を尽かして、紅蓮はその場から去ってしまう。

残った部下の黒い獣に、きっちり止めをさすようにと言い残して。

主人の命令を受け、うしおに迫る大量の黒い獣たち。

絶対絶命かと思われたが、そこへとらが助けに来る。

そしてうしおととらはお互いを罵りながらも圧倒的な力で敵を倒し、西と東の妖怪たちに、二つで一体の強力な化け物と思わせるほどの物だった。

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かくしてうしおととらの活躍により、紅蓮たちの襲撃を防げたが、やはり記憶を忘れた妖怪たちからは、それを称賛する声は無かった。

そんな様子にとらは突くように、ありがたりもしない、と言うが、そんなとらの言葉にうしおは、そんな事を期待してやったんじゃない、と虚しく言い、その場から去って行くのだった。

うしおたちはその後麻子たちがいた場所に戻ったが、そこには真由子の姿は無かった。

四代目のお役目として、シエメイと一緒に白面の者の元へと向かったのだと知らされる。

そしてその場に残っていた小夜から、真由子が、早く白面の者を倒して迎え来てね、と言う言葉を、うしおととら、二人に言い残した事に感慨深い物を感じるのだった。

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そしてその後小夜に礼を言うと、うしおたちは麻子を抱きかかえて小夜たちと別れる。

そんな去り際に小夜は、うしおに抱きかかえられる麻子を見て、ほんの少し羨ましがるのだった。

そしてそんな光景を別の場所に見ている者がいた。

その者はバイクに乗り、怪しげに笑い、こう言うのだった。

「お前は俺と戦うんだからな」

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うしおととら 28話 終わり

【28話の見どころ思うところ】

・迷わず炉に飛び込むうしおがカッコよかった!

獣の槍の人身御供として、真由子の身代わりに炉に飛び込んでしまった麻子。

それを我が身を顧みず炉に飛び込んで受け止めるうしお。

絶体絶命のシーンだけあって最高にカッコいいシーンだ。

いくら大事な人の為とは言え、獣の槍の治癒力があるからとは言え、焼ける苦痛を覚悟の上で助ける事が実際に出来るだろうか? そう考えると、それが平気で出来てしまううしおにはやはり凄い物を感じてしまう。

 

・妖怪の中でただ一人うしおを助けたカガリさんマジ天使!

うしおたちの記憶を失ってしまった妖怪たちは、うしおと敵とするが、例えうしおの事を忘れても、教えられた事は忘れてなかったか、カガリただ一人だけ、火傷の重症を負ったうしおに、カマイタチの秘伝の薬を浴びせてくれた。

これは原作でもあったシーンだが、深く考えると謎だが、まあとにかく良いシーンである事は間違いない。

周りに流されず正しい事をする姿と言う物は、とにかく好感的に見える。

雷信のお兄さんも、とらに首絞められてないで妹を見習いなさい(笑。

 

・ブワっと男泣き

自分のせいで怪我させてしまった麻子を見て、ブワっと泣いてしまう、うしおさん。

普通のアニメで、こんなジブリ見たいな大げさな泣き方するのって…何かあっただろうか? あの花? グラナダ? まあともあれ、普通のアニメじゃ何か珍しいから印象的に感じた。

しかし先週から泣きっぱなしだなうしおさんは(笑。

 

【終わりとまとめ】

今回見て一番思うところは、話をカットされた西の妖怪さんたちの反応だろう。

それにジエメイが、うしおに攻撃する妖怪を止めようと、忘れてしまったのですか? 思い出すのです! とか訴える訳ですが、思い出すも何も、西の妖怪さんからしたら「って言われてもカットされたし、思い出しようがないんだが…」とメタ的に思ってそうにどうしても感じてしまい、何か笑ってしまう。

まあそんな本編以外の所にも笑いを感じながら今回28話も楽しませて頂きました。

うしおが麻子を助けるシーンとか、とらが妖怪を脅すシーンとか、カガリが薬をぶっかけるシーンとか、漫画で好きだったシーンが全部アニメ化されてたので、今回も非常に楽しめる作品になっていたと思います。

ちょっと話の展開が速いから、色々と熱い描写が薄くなっているのは、ほんのちょっとだけど感じましたけどね。

まあそれは原作知っているから脳内保管という事で(笑。

ともあれ、次の話はあの人との対決みたいですね。

まあ最後のアレ見れば、話を知らない人でも既にネタバレ状態なので、伏せる必要も無いかと思いますが、まあ一応。

あの人との対決も漫画で好きだったので、来週どんなアニメーションになるのか非常に楽しみですね!

 

さてと言う所で、うしおととら28話の感想の話は終わりにしたいと思います。

また次回の記事でお会いしましょう。

それでは!

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