こんにちわどうもてんたまです。
海外ドラマのウォーキングデッド・シーズン5を視聴しましたので、あらすじ解説の元感想を書いていこうかと思います。
【初めにウォーキング・デッドとは?】
ウォーキングデッドとは2010年頃にアメリカで制作された、ゾンビ物の連続ドラマで、ウォーカーとよばれる死人たちが溢れる世界で、生存者たちが戦い生き抜くのをテーマにした物語です。
【前回の話の流れ】
拠点としていた刑務所に、元ウッドベリーの住人も迎え入れ、菜園や家畜などの自給自足の食糧確保、フェンスによるウォーカーの防御も整い、そこは一つのコロニーとして機能し始めていた。
そんな矢先、豚を感染源とする致死性の伝染病が発生しリックを苦しめるも、何とか乗り越えるが、追い打ちをかけるように帰ってきた総督の襲撃を受けてしまい、戦車のよる砲撃で刑務所は半壊し、長く連れ添った信頼深き友であったハーシェルは惨殺され、さらには元ウッドベリーの住人も、逃げた先で伝染病で死んでしまい、そのほとんどがウォーカーとなってしまう。
そしてリックたちも、刑務所のフェンスが壊れた事により、大量に押し寄せてきたウォーカーから散り散りとなって逃げだすのだった。
そして逃げた先で、新しい出会いや、元仲間と少しずつ合流していき、その道中で多く目にしてきた、看板に記された希望の地、最終駅をめざし辿り着く事が出来たのだが…。
【シーズン5のあらすじ】
刑務所を追われ、行くあても無かったリックたちは、避難所らしき事が書いてあった最終駅に向かい、到着する。
そこにいる人は、最終駅の案内に書いてあった通り、難民キャンプのように暖かい食事と言葉を持ってリックたちを迎え入れるが、リックは、その仲間の一人が、グレンの時計を身に着けている事に気づき、その全てが罠だったと気付き逃げるも、上手く追い込まれて捕まってしまう。
一体彼らの目的は何なのか?
そんな事はどうでいい。
俺たちに手を出した事を後悔させてやる。
押しこめられたコンテナの中の闇の中で、リックたちはそう考えるのだが…。
【シーズン5の見どころ、思うところ】
・食料が無ければ、そりゃ人を喰う奴も出るよね
今回の見どころと言えば、最終駅にいたグループたちだ。
リックたちと他の色んな人間を、一同に集めて、端から首を切って行くシーンがあるのだが、最初カルト的なおかしな集団が、儀式的な事でやっているのかと思ったら、それは思い違いで、彼れらは、食肉にするため血抜きをしていたのだ。
その後も彼らはリックたちを追い続け、仲間の一人のボブの足を切断して食べてしまうしまうシーンがある。
何ともおぞましいシーンだが、食糧難になって本当の飢餓を体験すれば、人肉食が当たり前の光景になって然りかも知れない。
実際現実の話でも、1917年のロシアのポヴォーロジエ飢餓が起こった時は、街先の民家の棚には当たり前のように人肉の肉塊があり、鍋ではその肉塊が煮えていたと言う。
現実の話でも食糧難になれば人肉食があったのだから、ウォーキングデッドのような、食料の供給が止まったと言う世界感を考えれば、今回シーズン5に出てきた人食い族は、そんな世界に現れるだろうグループを忠実に再現した形の話なのだろう。
そして、人肉食をおぞましく思うのは、当たり前のように食べる物が存在しているからに他ならない。
自分の好きな物が好きなだけ食べられる世界は、当たり前になってて気付きにくいけど、その世界に生まれた事自体が幸せなのだと、再認識出来る話だ。
・市民を守るためと称して奴隷をかき集める元警察たち
話の中に、半ば人間狩りのような事をして奴隷を集めるグループも出てくる。
車で軽く轢いて、弱ったところを連れ去り、自分のコロニーで治療する。
それは後に、コロニーに閉じ込め奴隷として使う為だ。
とんでもない非人道的な行いだが、やっていたのが元警察組織だから驚きだ。
まあ世界が終わり、法や秩序が無くなれば、元々は人を捕まえ抑制するための組織なのだから、それで培った戦闘技術を利用し、リックのように自分や家族を守るために使う者もいると思うが、今シーズン出てきた悪徳警官のように。
逆に悪用し、弱い人間を押さえつけるためにその技術と力を使う警察も出てくるだろう。
そんな、もしも世界がゾンビで溢れたら。と言う状況から考えられる、これもまたありそうな感じの話だと感じた。
【終りとまとめ】
最近の話は、前回シーズン4の途中から、ダリルxベスやリックxミショーン、キャロルとタイリースと言った。
バラバラになった仲間たちの話が多くなった感じが多い。
まあはぐれちゃったら、そう簡単に集合できない世界だから、そう言う流れになるのも然りですが。
ただ、それでほとんど話が構成されてしまっているので、話のメインのテーマと言うか、例えば第シーズン3だったら、リックと総督の戦いがメインだったと思いますが、そう言う感じの物が、シーズン5では色んな話をやりすぎて、シーズンを通してのメインテーマがよく分からない、気薄になっているように感じました。
実際、シーズン5の話は、人食い族、警察、新天地と、三つくらいメインの話があるように感じましたからね。
まあボリュームがあって良いですが、何となくこれだと、シーズン5のメインテーマが決めにくい。
まあ、もうウォーキングデッドは、そんな話よりも、ただ単純にその世界に登場しているキャラやキャストを楽しむ物に、傾向が変わって来てるのかも知れないですけどね。
それはそれで魅力的なキャラが多いウォーキングデッドの楽しみ方の一つかも知れません。
さてと言う所で今回見ました、ウォーキングデッド・シーズン5の感想は、ここで終わりたいと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。
それではまた!
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