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悟飯「学園都市かぁ…」一話K、ドラゴンボールZxとあるクロスオーバーSS

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tentama315.hatenablog.com

御坂から放たれた電撃は、宵闇の空を閃光で裂き、引き寄せられるかのようにインデックスに迫る。
悟飯(ダメだ…! 結界のカウンターが…!)
悟飯(く…)バッ!(庇うために御坂を抱き締める。
御坂「きゃ…! な、何?///」
インデックス「…!」サッ(自身を庇うように手を上げる。
バリバリバリ!!(バリアに接触する電撃。
グググ…バリーーーン(ガラスが割れるように砕け散る結界。
悟飯「…! え!?」
悟飯「結界が壊れた…?」
悟飯「ど、どう言う事だ…!?」
御坂「…」
御坂「…あ、あの///」
悟飯「え?」
御坂「私としてはあんたがどう言う事だって感じなんですけど…?」
悟飯「え? …あ、あ!」
自分が庇うために御坂を抱き締めている事を思い出す悟飯。
悟飯「ご、ごめんなさい!」バッ(慌てて御坂を放す。
御坂「ちょ! わ!」ぐ(いきなり離されて、落ちそうになったので慌てて悟飯の服を掴む。
御坂「ちょ、ちょっといきなり離さないでよ!」
悟飯「あ、ご、ごめん」ぐ(御坂を抱え直す
御坂「…」
悟飯「…? 何?」
御坂「それにしてもあんた馴れ馴れしいわね…」
御坂「と言うか何でアタシの名前知ってるのよ」
御坂「アタシ…男で金髪の知り合いなんていないんだけど」
悟飯「え…そ、それは…」
悟飯「…!」
悟飯「い、いや…学園都市でレベル5の能力者なら名前くらい知ってて当然じゃないか…はは」
御坂「…!」
御坂(誤魔化すように笑う癖…何かあいつに似てるなぁ…)
御坂「…アタシって名前だけは先行して知られてるみたいだけど」
御坂「顔は案外知られてないのよね…」
悟飯「そ、そうなんだ…」
御坂「だからこの前のファミレスの時のように、知らずに声をかけてくる馬鹿な連中が多いのよね…」
悟飯「へー…」
御坂「本当に困るわ… 」
悟飯「確かにあの時は大変だったね」
御坂「…何で知ってるの?」
悟飯「え? あ!」
御坂「本当に…あんたなの?」
悟飯「え!? あ! そ、その!」
ピッコロ「おい! 何をやってるんだ!」
ピッコロ「戦いはまだ続いているんだぞ!」
悟飯「え! あ! は、はい!」
御坂「…! な、何この生き物…人なの…?」
悟飯「す、すみません、ピッコロさん」
悟飯「でも何でバリアが破られたのでしょう?」
ピッコロ「さあな…魔術師何か分かるか?」
ステイル「さあ」
ピッコロ「さあ…って、お前魔術師だろ」
ピッコロ「それが分からなきゃ、何のために連れてきたか、わからんだろ!」
ステイル 「別に頼んでないし!」
ステイル「それ以前に、いくら魔術師だって十万三千冊の魔導書の内容を知っている訳ないだろ」
ステイル「そもそも魔導書の原典は封印されてるんだし」
ステイル「後は昔使用された記録書を見て、想像するしかない」
ステイル「それだけの判断材料で正確に封印された魔法を特定するのは、難しいんだよ」
ピッコロ「むう…」
神裂「そうです。ですから私たちには想像するしかありません」
御坂「また増えた…」
御坂(って言うか魔法? 何言ってるのこの人たち)
御坂(あれはどう見ても能力者でしょ…)
悟飯「それでその想像だと、結界が壊れた現象何なんですか?」
神裂「エンジェリック・ハグが使われた記録書にはこうあります」
神裂「神が与えた試練に耐え抜いた者のみ、神の祝福と絶対の加護を得るだろう」
神裂「神の試練に耐えぬく…と言うのは、恐らくは敵対者の攻撃を見て覚え、そして生き残る事だと思います」
神裂「少年…貴方は、あの子に全力で戦っているところを見せてはいませんか?」
悟飯「え…あ…!」
悟飯(そう言えば天界でピッコロさんと修行してたとき、インデックスは傍でずっと見てた…!)
悟飯「あ、あります…」
神裂「やはりそうでしたか」
神裂「神の試練に耐えし者には絶対の加護を」
神裂「条件が揃っていた少年には発動して然りですが、その女子中学生には…」
悟飯「そ、そうかインデックスと会うのは初めてだから…!」
悟飯「なるほど…だから御坂ちゃんの電撃が触れたらバリアが壊れたのか…」
御坂「だから、ちゃん付けは止めてって」
神裂「そうです…エンジェリック・ハグは条件が揃えば、絶対の防御を与えますが」
神裂「その反面リスクも大きいのです」
神裂「結界が壊れたのもそれに起因するものかと…」
悟飯「なるほど…じゃあ今はこの子がいるから結界を張られても怖くありませんね!」
御坂「ちょっと勝手に話を進めないでよ」
神裂「…そう簡単にいくでしょうか…?」
悟飯「…え」
神裂「あの子には十万三千冊の魔導書があるのです」
神裂「すぐに何かしらの対策をするでしょう」
神裂「いや…もうしてるかも知れません」
悟飯「…!」チラ(インデックスを見る
ピッコロ「…! 気を付けろ! やつめまた何かする気だぞ!」
インデックス「…正体不明の能力者の参入により、対孫悟飯用に組み上げていた状況対処案に修正が必要になりました」
インデックス「対能力者用に逆徒への処断を変更します」
インデックス「その際、絶対反撃の威力は落ちますが、能力者への対応を急務とします」
インデックス「エリ・エリ・レマ・サバクタニ…」
キュウウウウウン(インデックスが呪文を唱えると新しい結界が張られる。
悟飯「さっきと結界の色が違う…!」
神裂「気を付けてください…効果を何かしら変更されたのは確かです」
悟飯「は、はい…!」
御坂「…」
御坂「全く…!」
悟飯「御坂…ちゃん?」
御坂「まほーとか意味わかんない事言ってんじゃないわよ!」
御坂「あんなバリア、またアタシが壊してあげるわよ!」ドン(悟飯を踏み台に飛ぶ。
悟飯「だ、ダメだよ! 御坂ちゃん! 迂闊な事をしちゃ…」
御坂「だからちゃん付けやめいって!」
御坂「…全く本当に馴れ馴れしい!」
御坂「でもまあ」チラ(インデックスを見る。
インデックス「…」
御坂「首突っ込んじゃったしね…」
御坂「最後まで面倒は見て上げるわよ…!」パリパリ…(放電。
バリバリバリーーーー!!(電撃。
再びインデックスの結界に接触する電撃。
自身の電撃で、また結界が壊れる事を確信する御坂。
しかし電撃は結界に飲み込まれるように吸い込まれていく。
御坂「な…!?」
御坂がそう思った 瞬間。
結界は、吸い込んだ電撃を吐き出すように、大量の針のような発光体を飛ばす。
御坂「…!」
御坂(な…に…これ…?)
御坂(私の電撃をそのまま跳ね返したの?)
御坂(防御を…ってこれヤバ…!)
御坂(間に合わ…)
シュドドドドドーーー!!!
御坂がそう感じた瞬間。
御坂がいた場所に大量の電撃針が、轟音を響かせ流れ込む。
悟飯「御坂ちゃん!!」
電撃針はある程度撃ち込まれると、御坂の電撃分は吐き出したのか、止まり、辺りを硝煙が包む。
悟飯(…! 御坂ちゃんの気が…きえ…た)
悟飯(そ、そんな…)
悟飯(く…)
悟飯「御坂ちゃん…御坂ちゃーん!」
ピッコロ「落ち着け悟飯!」
悟飯「で、でも…!」
ピッコロ「安心しろ女は生きている」
悟飯「え?」
ピッコロ「冷静に気を探るんだ…」
ピッコロ「女の気は消えた訳ではない…瞬間的に移動したんだ」
悟飯「え…あ、あ!」
悟飯「ホントだ! 御坂ちゃんの気を感じる、ちゃんと生きてる!」
悟飯「あ、あそこだ!」
御坂「…」
御坂(…あれ、私どうなって…)
黒子「全く…あれほど首を突っ込むなと仰いましたのに」
御坂「…? 黒子?」
御坂「そか…あんたが助けて…」
黒子「そかあんたが助けて…じゃ無いですわよ!」
黒子「私が間に合わなかったら一体どうするおつもりでしたの!」
御坂「…え、えっと…ごめん?」
黒子「かーーーーー!」呆れるようにこめかみを押さえる。
黒子「分かってない、分かってないですわ!」
黒子「お姉さまはご自分の立場と言う物を…」
黒子「お姉さまは常盤台のエースにして、学園都市でも数少ないレベル5能力者」
黒子「大切な体何ですから、もっと自分を御自愛して頂かないと…ぶつぶつ」
御坂「あはは…」
御坂「でもありがと、黒子」
黒子「どういたしましてですわ」
黒子「さて…もっと言いたい事はございますが」
黒子「それよりも片付けなくてはいけない事が、てんこ盛りのようですわね」
御坂「ええ…そうね」
黒子「とりあえず…そこの金髪!!」
悟飯「え? ぼ、僕?」
黒子「そう貴方です」
悟飯「な、何ですか…?」
黒子「貴方はここ最近、事件を起こしている不当な輩を倒して回ってくれたそうで」
黒子「一市民として感謝しますわ」
悟飯「え、あ、ど、どうも」
黒子「ですが! ジャッジメントで無ければ、例え正義の行いであっても」
黒子「能力を使った暴力は傷害罪になります!」
悟飯「え?」
黒子「貴方は犯罪者と言ってるのです!」
黒子「後で逮捕しますのでそのおつもりで!」
悟飯「いい!?」
黒子「そして…そこのシスターですか?」
インデックス「…」
黒子「この周りの惨状は貴方がやったでよろしいですわね?」
黒子「これは器物破損ってレベルじゃありませんわよ…」
黒子「貴女も後で…」
インデックス「…新たな敵対者を確認」
インデックス「破壊します」キュイイイイン(光が集束する。
黒子「ちょ…」
黒子が危機を感じた瞬間には、目映い光ともにレーザービームが放たれていた。
そして激しい轟音と共に地面を焼き尽くす。
インデックス「…」
インデックス「…破壊に失敗」チラ(一つのビルの屋上へ目を向ける。
黒子「全く…問答無用と言う訳ですか…」
悟飯「あ…! またあんな離れたところに…」
ピッコロ「孫の瞬間移動に似た能力のようだな」
悟飯「瞬間移動…テレポーテーションの能力者か」
ステイル「そん…?」
インデックス「破壊を継続します」キュイイイイン!
黒子「…! ハッ!」シュンシュンシュン!!(手に持った鉄針が消える。
インデックス「…!」
突如結界内に鉄針が現れ、インデックスをビルの壁に縫い止める。
インデックス「…」
黒子「人の話は最後まで聞くものですわよ?」
黒子「お陰で警告をする前に攻撃をしてしまったではありませんか」
黒子「全く…美しくありませんわ」
黒子「まあ見てお分かりの通り、私の能力はテレポートでございます」
黒子「これ以上無駄な抵抗をするのならば、今貴女を縫い付けている鉄の針を」
黒子「今度は体内に送り込みますのでご了承を」
黒子が見せつけるように出した鉄針がキラリと光る。
黒子「分かったら大人しく…」
御坂「黒子…!」
黒子「え?」
インデックス「破壊を継続します」キュイイイイン(光が集束する。
黒子「…! お姉さま」シュン!(御坂と一緒にテレポート。
再びインデックスのレーザービームがビルに降り注ぐ。
恐ろしい破壊力でビルの屋上を消し飛ばされてしまう。
しかし黒子はテレポートで空に移動し、それをかわす。
黒子「な、何なんですのあのシスターは、死ぬのが怖くないのですの!?」
御坂「あいつ、操られてる見たいよ」
黒子「洗脳系の…能力ですか?」
御坂「たぶんね、その証拠にあいつ体が壊れるのを無視して、あの技を撃ってるみたいなのよ」
黒子「無理して撃っている…?」チラ(インデックス(見る。
インデックス「…」プシッ(こめかみから血栓が吹き出る。
黒子「成る程…そのようですわね」
黒子「死を恐れないとは厄介な…!」
インデックス「警告、第38節…新たなに現れた能力者は空間転移系と判断」
インデックス「結界が無効となる恐れがあると思われます」
インデックス「なので能力自体を奪う方法が有効かと思われます」
インデックス「その方法を検索し、術式を組み上げます…」
インデックス「検索および術式の構成に成功」
インデックス「聖ジョージの聖域、飛行術式、逆徒の処断の三つの魔法に合わせ」
インデックス「特定魔法バベルの雷を四番目の魔法として、多重発動させます」
インデックス「神に逆らいし者に天罰を…」
インデックスがそう言った瞬間、魔方陣が形成される。
そして雷に似た激しい閃光と耳障りな不快音が辺りを包む。
御坂「まぶしっ! うるさっ!」
黒子「何ですの…この怖気もよだつような嫌な音は!?」
御坂「黒子…それより早くテレポートしないと地上にぶつかる」
黒子「わ、分かってますわ…」
黒子「むん!」
黒子は気合いを入れて念じるが何も起きない。
黒子「…」
御坂「く、くろこ?」
黒子「ど、どう言う事ですの? 使えませんわ…」
御坂「ちょ! ちょっとあんたねぇ…ふざけてないで…!」
黒子「私ふざけていませんわ…!」
御坂「…!(本当なの?」
御坂(く…じゃあアタシの電気の磁力でビルに張り付いて…)
そう思って御坂もビルに手をかざす。
しかし黒子と同様何も起きない!
御坂「な、なんで!?」
黒子「…恐らくこの耳障りな音が、わたくしたちの演算の邪魔を…!」
御坂「じゃ、じゃあどうなるの?」
黒子「落ちますわね」
御坂「落ちたらどうなるの?」
黒子「ぐちゃっ! と潰れますわね。地面に叩きつけられたカエルのように」
御坂「そ、そんなの嫌よ! 黒子あんた他に何か手はないの!?」
黒子「お姉さまのために何とかしてあげたいところですが、能力が使えない以上どうしようもないですわね」
御坂「そ、そんな」
黒子「中学に上がったばかりでこんな事になってしまうとは、儚い人生でしたわ…」
黒子「まあでも、お姉さまと物理的に混じりあえるなら、良い最後とも言えますわね」
黒子「おほほほほほほほほほほほほほほ(白目」
御坂「ま、混じりあうって…」
黒子&御坂「いやああああああああ!!!」
悟飯「何をやってるんだあの二人は! あのままじゃ落ちちゃうぞ!?」
ピッコロ「いかん! もしかしたらさっきの光の魔法で能力を封じられたのかも知れんぞ!」
悟飯「え!?」
悟飯「く…!」シュン!(高速移動。
能力を奪われた御坂と黒子はなおも地上に向けて自由落下を続ける。
最後の時を覚悟して、目を固く閉じる二人。
しかし地面にぶつかる直前で落下が不意に止まる。
御坂「…?」
黒子「な、何ですの?」
悟飯「ふぅ…」
地面スレスレで二人を受け止める悟飯。
御坂「あ、あんた…」
黒子「貴方…!」
悟飯「二人とも大丈夫? どこか怪我はない?」
二人を気遣いながら地上におろす悟飯。
御坂「ま、まあ…///」
黒子「…」ジッ訝しげな目で見る。
悟飯「…?(汗」
黒子「…助けてくれた事には礼を言います」
悟飯「は、はあどうも…」
黒子「ですが! 貴方が犯罪者である事実は変わりません」
黒子「事が終わったら、きっちりと! 逮捕させていただきますので、そのおつもりで!」
悟飯「そ、そうですか…」
ザワザワ…
悟飯&御坂&黒子「…!」
三人がそんなやり取りをしていると、騒ぎを聞き付けた付近の住民たちが、いつまにか集まっていた。
通行人A「な、何だビルが壊れて…」
通行人B「あ、あの白い服を着た能力者がやったのか…?」
通行人C「あ、アンチスキルを呼べ!」
ステイル「不味い…人が集まってきてるぞ!?」
ステイル「神裂! 人払いのルーンは…!」
神裂「騒ぎの範囲が広すぎてカバー出来ません」
神裂「これでも少なくした方です」
ステイル「ち…何てこった…」
ステイル「このままじゃ俺たち魔術師の存在が…」
黒子「皆様落ち着いてください!」
通行人A「な、何だこの小娘は…!」
黒子「む…小娘、…まあいいですわ」
黒子「わたくしジャッジメントですの」
通行人A「ジャッジメント…!」
黒子「ええ、もうすでに専門家の私たちが対処に当たっていますので」
黒子「あなた方は安全な所へ退避しててくださいな」
通行人「あ、ああ…」
悟飯「御坂ちゃん…君たちも、一緒に退避した方がいい」
御坂「え?」
黒子「ちゃん…!? ちょっと貴方! お姉さまとどう言うご関係ですの!?」
悟飯「か、関係って…」
悟飯「じゃなくて、もう冗談抜きにこれ以上君たちがここにいるのは危険だ!」
黒子「…聞き捨てなりませんね」
黒子「ジャッジメントであるわたくしが、危険になるなど…」
悟飯「だって君たち、何でか知らないけど、能力が使えなくなってるんだろ…!?」
黒子「…う」
御坂「…」
御坂「…はぁ」
御坂「…黒子、ここは引くよ…」
黒子「お姉さま…!」
御坂「悔しいけど…能力が使えなきゃ私たちに出来ることはないよ」
黒子「…」
黒子「…お姉さまが、黒子の身を案じて、そう仰ってくれるのは大変嬉しいのですけど」
御坂「え? いや…そこまで深くは考えてないけど…」
黒子「…ですけど気に食わないですわね…!」
黒子「金髪の殿方…! 貴方のその口ぶり」
黒子「まるで自分なら危険じゃないと、仰っているように聞こえるのですが?」
御坂「黒子…!」
悟飯「…」
悟飯「そうだよ…僕なら危険じゃない…」
御坂「…!」
黒子「…ふん、言ってくれますわね」
黒子「ジャッジメントであるこの白井黒子をさしおいて…」
悟飯「…」
黒子「…」
黒子「…ふう」
黒子「…分かりましたわ」
黒子「この場は貴方におまかせしましょう…」
黒子「必ず騒ぎを収めるのですよ」
悟飯「…! ありがとう信用してくれ、えーと黒子ちゃん?」
黒子「いきなり名前呼びですかっ!? しかもちゃん付け!?///」
御坂「…」ムカ。
悟飯「え? ご、ごめん、御坂ちゃんがそう呼んでるの聞こえたから」
黒子「いえ…構いませんけど、少々大胆に思えまして」
黒子「まあ、貴方がどのような意図でそう呼んだか分かりかねますが」
黒子「私の身も心もお姉さまに捧げているのであしからず」
悟飯「…? よくわからないけど、御坂ちゃんの事尊敬してるんだね」
黒子「ま、まあそうですけど…」
黒子「…存外ピュアなのですね貴方」
悟飯「え? あ、ど、どうも?」ペコ。
黒子「それにしても貴方空を飛ぶ能力者らしいですけど、よくこの不快音を聞いて能力処理演算が出来ますわね」
悟飯「え? えーと」
悟飯「あ、ああ僕鈍感だからじゃ無いからかな? はは」
黒子「…何か任せるのがちょっと不安になってきたのですが」
黒子「まあいいでしょう…それでは私たちはこれで」
黒子「お待たせしましたお姉さま」
黒子「さあ行きましょう…?」
御坂「…名前で呼ばれた…アタシはまだ呼ばれてないのに…」
黒子「お姉さま? もしもーし?」
御坂「…はっ!? ななな何よ黒子!!!」
黒子「ひゃ! な、何って避難をしようと…」
御坂「あ…あー! 避難ね! うん避難!」
御坂「OK! OK! じゃ行きましょう! 避難避難!」
黒子「?(汗」
御坂(な、何…私イラついてるんだろう)
御坂(こいつはあの人じゃないのに)
御坂(じゃ無くて、あの人とか関係ないからっ!///)
悟飯(…変な子たちだなぁ…)
インデックス「はぁ…はぁ」
インデックス「警告…第424節…」
インデックス「体にかかる負荷は限界に近づいています」
インデックス「これ以上の魔法の使用は非常に危険」
インデックス「ですが…妨害者孫悟飯と能力者が一つの場所に集まっています」
インデックス「まとめて破壊する好機」
インデックス「なので破壊を継続します」キュイイイイン(光が集束する。
ピッコロ「気を付けろ! またやってくるぞーーーーー!!!」
悟飯「…!」
御坂「…!」
黒子「な、なんですのあの緑色の生き物は…(汗」
ビシューーーーーン!!
みんなが空を見上げた瞬間、レーザーが放たれる。
悟飯「…!」
悟飯(しまった…気を取られてる隙に…!)
悟飯(く…また二人を抱えて高速移動すれば…!)
通行人たち「ざわざわざわざわ」
悟飯(…!)
悟飯(駄目だ…避けたらあの人たちが…!)
悟飯(く…)
悟飯「ハアーーーーー!!!」
バシューーーーン(気を放出する。
御坂「…!」
黒子「…!」
悟飯「かめはめ…」キュイイイイン…。
悟飯「ハーーーーーーーッ!!!」
轟音と共にインデックスのレーザーに向かって悟飯のカメハメ波放たれる。
そして二つのエネルギー波は空中で衝突し、バチバチと凄まじいエネルギーの反発力を生み出しながら押しあう。
悟飯「…く!」
インデックス「…!」

続く

続き

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