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鉄血のオルフェンズ、死んでもラフタに幸せになってもらいたいSS「ラフタの死の秘密」1話 死神くんクロスオーバー

執筆日記 鉄血のオルフェンズSS 執筆日記-鉄血のオルフェンズ

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ラフタの死が悲しすぎて、せめて二次創作の中だけでもだけでも、死んでも幸せなエピソードになれるようなSSを書く事にしました。

共感してもらえる人は良かったら読んで下さい。

 

また放映中に書いてるので、組み上げたプロットとオリジナルで物語の齟齬は出ると思います。ご理解の上お読みくださいませ。

 

ラフタの死の秘密 1話

 

ラフタ「…」

 

(ダーリンも姉さんも死んじゃったし、タービンズもバラバラ…)

 

(まさかこんな日が来るなんて…ね)

 

(でも落ち込んでる暇はない…)

 

(あたしが死んだダーリンや姉さんに代わって、残った仲間たちを支えないとね!)

 

悪魔「よお」

 

ラフタ「へっ…?」

 

「わっ! 何なのよあんた突然」

 

悪魔「俺は悪魔だ」

 

ラフタ「どっから入ってきたのかしらこの子供?」

 

「それに何この真っ黒い着ぐるみ。」ツンツン

 

悪魔「突っつくな、そして話を聞け、俺は悪魔だ。子供じゃない」

 

ラフタ「…あのねえ、お姉さんちょ~っとそう言う遊びをする気分じゃないの」

 

「悪いけど、そう言う遊びは他の子とやって来てねボク?」

 

悪魔「…ボク;」

 

「まあ、すぐには信じられないかも知れないけど、とにかく悪いようにしないさ」

 

「話だけでも聞いてみる価値はあると思うぜ?」

 

ラフタ「だからそう言う話じゃなくて…もうー困ったなぁ…」

 

アジー「…ラフタ? 何をしている?」

 

ラフタ「あ、ごめんアジー、今変な子に絡まれちゃってさ、すぐ行くから」

 

アジー「え?」

 

ラフタ「いやだから、この子がさー…」

 

アジー「この子って…誰?」

 

ラフタ「だからアタシの眼の前にいる子ってだって」

 

アジー「…いや、すまんが」

 

「本当に誰の事を言ってるんだ?」

 

ラフタ「…え?」

 

悪魔「ふふん」

 

***ラフタの自室***

 

ラフタ「ほ、他の人に見えないなんて、本当にあんた悪魔なの?」

 

悪魔「そう言ってるだろ」

 

ラフタ「へー…悪魔って、昔の地球の文化だしさ、良く知らなかったけど」

 

「恐ろしい物って聞いてたけど、全然そんな事ないよね?」

 

「むしろ可愛い?」ツンツン

 

悪魔「だから突っつくな」

 

「まあ悪魔が恐れられないのは思うところがあるけど」

 

「それで話しやすくなってると思えば、まあいいか」

 

ラフタ「…それで? その悪魔さんがアタシに一体何の用なのよ」

 

悪魔「ああ、今回俺はお前に良い話を持ってきたんだ」

 

ラフタ「良い話? 何よ」

 

悪魔「ああ、お前さん最近何かとついてないだろ?」

 

「最愛に思ってた人間が死んだり、大事な場所が滅茶苦茶なったりな」

 

ラフタ「…! 何あんた…アタシに喧嘩売ってる訳?」

 

悪魔「おいおい俺に当たるなよ、別にそう言ってる訳じゃない」

 

「俺はな…そんなお前に幸せになって貰いたくて現れたんだ」

 

ラフタ「アタシを幸せ…? どう言う事?」

 

悪魔「悪魔は人間に三つの願いを叶えてやるって話は聞いた事があるだろ?」

 

ラフタ「いや、だから地球の文化は良く分からないって」

 

悪魔「そうか、まあ悪魔とは人間の願いを叶えてやる存在なんだ」

 

ラフタ「へー…」

 

悪魔「そして強い願いを持っている者の前に現れる」

 

ラフター「願い? アタシが?」

 

悪魔「そうさ、ついていないお前さんは叶えたい願いは一杯あるだろう?」

 

「だから俺が現れたのさ」

 

ラフタ「な、なるほどね…」

 

「じゃあ…その、アンタは私の願いを何でも叶えてくれるの?」

 

悪魔「ああ、ただしひとつ条件がある」

 

ラフタ「条件? 何?」

 

悪魔「それは三つ願いを叶えたら、お前の魂を俺に渡すと言う契約を結んでもらう」

 

ラフタ「魂を渡す…? って、え? 死ぬって事?」

 

悪魔「ああそうだ、でも安心しろ三つまで叶えなければ良い話しさ」

 

「それでどんな願いも二つまで叶う権利が得られるなら、リスクとしては安いもんだろ?」

 

ラフタ「それはまあ確かにそうだけど」

 

「でもそれだと永遠に魂が奪えないじゃん?」

 

「魂を奪うのがあんたの仕事なんでしょ? 奪えない契約を結ぶことに何の意味があるの?」 

 

悪魔「ああちゃんと意味はあるさ」

 

「それは何というか実績に繋がるからな」

 

ラフタ「実績?」

 

悪魔「ああ、とりあえず契約だけでも結べれば」

 

「一人の契約者確保した言う事で、魔界でちゃんとした実績になるんだ」

 

ラフタ「へー…何かどっかの会社みたいね」

 

悪魔「どこもやる事はそう変わらないって事さ」

 

ラフタ「ふーん」

 

悪魔「さて疑問も無くなったし契約してくれるか?」

 

ラフタ「うーん、願いってどんな願いも叶えられるんだよね?」

 

悪魔「当たり前だ」

 

ラフタ「じゃあダーリンと姉さんを生き返らせて、昔のタービンズに戻す事も?」

 

悪魔「え? あー…」

 

ラフタ「? 何?」

 

悪魔「あーその、なぁ…」

 

「死んで神様の元に行った魂はもう戻せないんだ」

 

ラフタ「は? ダメなの?」

 

悪魔「いや、ダメって訳じゃないけど…死んですぐにとかだったら…何とか」

 

「あ、でも死ぬ予定のやつもダメだけど…」

 

ラフタ「何それ、何でもじゃないじゃん!」

 

悪魔「いや、そうだけど…ま、まあ昔のタービンズには戻せないけど」

 

「願いを使えば、タービンズを火星で一番の組織にする事だって出来るんだぜ?」

 

「そうだお前が、お前の望むタービンズにすれば良い話しじゃないか、そうだろ?」

 

「だ、だから契約を…」

 

ラフタ「ふざけないでよ! そんなのいらないわよっ!」

 

悪魔「ひえ!」

 

ラフタ「良い? 私の望みは、ハンマーヘッドのブリッジに戻ったらダーリンにハグして、エーコがやっかんで、アジーと姉さんが優しく微笑んでくれた…あの時あの場所」

 

「あたしの欲しいタービンズはそれだけよっ!」

 

悪魔「だ、だからそれは…」

 

ラフタ「それが出来ないなら…」

 

「消えてっ!」

 

***ストリート***

 

悪魔「おーい…?」

 

ラフタ「ついてくるな」

 

悪魔「まあそう結論を急ぐなよ」

 

ラフタ「何度言われても同じ」

 

「アタシがもしも命を賭けるなら、ダーリンと姉さんを生き返らせる事しかありえない」

 

悪魔「そうか? その二人以外にも、命を賭けられる理由はあると思うぜ?」

 

ラフタ「は? そんな物ある訳ないでしょう?」

 

悪魔「いやあるさ、例えば…」

 

「二人の仇とかな?」

 

ラフタ「!」

 

悪魔「お前も分かってるんだろ?」

 

「今回二人が死んだのは、ジャスレイがギャラルホルンに情報をリークしたからだ」

 

ラフタ「…」

 

悪魔「お前はあいつを殺したくてしょうがない」

 

「でもそんな事をしたらチリヂリになった昔の仲間に迷惑がかかる」

 

「だから悔しくても、今は大人しくしているしかない」

 

「違うか?」

 

ラフタ「…」

 

悪魔「俺なら出来るんだぜ?」

 

ラフタ「…!」

 

悪魔「そう、誰の所為にもならずに殺す事がな」

 

ラフタ「………」

 

悪魔「どうだ? 少しは契約する意味もあるって思えて来ただろう?」

 

ラフタ「…はあ」

 

「いーや全然思わないね」

 

悪魔「え?」

 

ラフタ「あんたは憎い相手を殺したいって気持ちが全然分かってない」

 

悪魔「な、何?」

 

ラフタ「良い? 仇を取りたいほどの憎い相手はこの手で殺してこそ意味があるのよ」

 

「それをあんたが代わりに殺したら、それは横取りじゃない!」

 

「だからもしもあんたがジャスレイを殺したら、憎い仇を奪ったって事で、今度はアタシがあんたを殺す!」

 

悪魔「うひっ」

 

ラフタ「それにね…大切だったダーリンと姉さんの仇とるなら」

 

「どんな形になろうとも、二人に恥じないよう正々堂々と戦うわ」

 

「人任せにするなんてそんな」

 

「ジャスレイ見たいな、裏でコソコソやるようなドブネズミ見たいな真似はしないんだよ!」

 

悪魔「そ、そうか…」

 

ラフタ「分かったらもう消えて」

 

悪魔(うーん…仇を煽れば契約すると思ったんだけどな…中々手ごわい)

 

ラフタ(たくっ、変な奴に付きまとわれる事になっちゃったわね)

 

「ん?」

 

(あ、あれ昭弘だ…あいつこんなところで何やってるんだろ)

 

(そ、そう言えば戻ったらぎゅーってするって言ったけど、まだしてなかったな)

 

(…今からしてこようかな?)

 

(………昭弘、アタシにぎゅーされたら、よろ、こぶかな?///)カー。

 

「…///」

 

悪魔「うん、何だお前、あの男が気になるのか?」

 

ラフタ「わあっ!」

 

悪魔「うわ(うっさ!)」

 

ラフタ「なななな何をいいいいってるのよ、ああんたわっっ!///」

 

「そそそんな事ある訳ななないでしょ!///」

 

「あああの筋肉馬鹿は、おおお弟みたいなももんでっ!///」

 

「そそそんなじゃないんだからねっ!///」

 

悪魔「…(分かりやすい)」

 

悪魔「ん?」

 

ラフタ「なななによ今度はっ!///」

 

悪魔「あの男…」

 

「死ぬな」

 

ラフタ「え?」

 

「な、何言って…そんな訳」

 

悪魔「いやだって…」

 

「死神がついてる」

 

続く

 

~次回

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