こんにちわどうも、てんたまです。
たぶんずっとブラック企業よりの会社に勤めてきたと思う私が、そこを支配するブラック社長と言う覇王職、小さき天の頂きを支配する者達と、付き合ってきて目撃した彼らの偉大なる覇業についてご紹介しようと思います
一般庶民には一生理解は出来ないであろう、筆舌し難し彼らの生態を楽しんでもらえれば幸いに思います。
私が見たブラック社長がやった3つの覇業
1.娘のPになる
ブラック社長は、基本的に非常に身内にだけ甘々な生き物で当然親バカでもある。
そんな彼らの娘がある日突然「アイドルになりたいっ!」と言ったらどうなるであろうか?
答えは簡単、会社の利益を使って全力で娘をアイドルにする事を全力で注力するアイマスのPのような存在になります。
会社の利益を使って!w
会社の利益を使って!w
会社の利益を使って!w
大切な事なので三度r…
ともあれ社員にお金を全くかける気は無い事を普段から公言しているのに、娘をアイドルにする事にお金を使っている事を、全く隠す気はないブラック社長のこの行動は、まさしく庶民などミジンコにも感じない王者のみに許された覇道の一つと言えるであろう。
ちなみにそのアイドルを目指した娘は、数年後に行きずりの男と「丼物屋やりたいっ!」と言い、その短いアイドル生命に幕を閉じた事は言うまでもない。
2.ただの飲食のチェーン店で海原雄山になりたがる
ブラック社長と言うのは、勿論普通の社長と同じように飲んだり食べたりする事が大好きだ。
しかしブラックと言えども社長と言う覇王的な肩書が、彼らを遙か天の頂きまで増長させる。
飛んだ元が周りが見たら名もなき小丘でも、彼らは成層圏まで飛び出す勢いで増長するだろう。
それが彼らブラック社長が覇王職と言われる所以なのだ。
そんな彼らがとある飲食のチェーン店で食事をするとどうなるか?
それは───。
見下す。
見下す。
見下す。
のオンパレードで、ただのどこにでもある飲食のチェーンにも関わらず、まるで海原雄山のような食通に変貌する。
しかも性質が悪い。
それが覇王職たるブラック社長の特徴の一つだ。
実際私が目撃したブラック社長も、日高屋のようなどこにでもあるラーメンチェーン店で、ある料理をわざわざ店長を呼びつけて「あるかね?」と。
端から見たら「誰なんだよお前は」と言われかねない超高高度上から目線爆撃をかますなど朝飯前の事。
そこの店長はそれでも笑顔で「ありますよ^^」と答えてくれたが、食通の英霊変身したブラック社長は、その我慢を超える事をして来るのも当然の事。
せっかく店長が自ら持ってきたその料理を食べて言った開口一発目のセリフがコレ
「あ~~~~~~~~ダメだこれ」
流石にそれを聞いた店長は「はは」と^^の笑顔を固めたまま厨房の奥に行くと、唐突にガチャーーーーーーン!! と盛大に何かを投げつけた轟音が店内に響き渡りました。
店長激オコファイナリティぷんぷんドリーム。
って面白おかしく言ってるけど、当時は「ひぇ…」ってかなり背筋が凍った物です。
私らのような下々の庶民なら、ただのチェーン店で言う事か? と思いますが、言ってしまうのが覇王ブラック社長様なのです。
しかし流石の覇王様も、店長の轟音攻撃にシュンとなっていました。
あ、皆さんここでちょっとブラック社長可愛いって思いました?
ご安心下さい。
全く反省しておりません。
ブラック社長は周りに気兼ねなどしないので、反省する、と言う事自体しなくても良い人種なのです。
その証拠に「ギアを上げていくぞ!」と言わんばかりに、帰り際にまたやらかしました。
店長には言葉では「悪かったね」と言いつつも、レジをやっていたバイトの子に「うちの飲食で働かない」と言い放ちます。
喧嘩売ったお店でバイトのヘッドハンティングとか、本当にもう止めて><! お願いだから>< と胃がキリキリする思いを感じながら店を後にした記憶があります。
一般庶民には、ブラック社長の覇道(一緒に食事)を共に歩むと言う事は、辛く長い道のりである事を頭に入れておいた方が良いだろう。
3.斬書!!! 奪われるくらいなら全てを破壊するっっっ!
最後の話はブラック社長が捨てたい本があると言う事で、その整理をしていた時の事だ。
ちなみに業務には全く関係ない事で、人手不足で仕事を回していてもお構いなしに個人的な仕事を頼んでくるのも、覇王ブラック社長としての務めです。
彼らは会社の仕事をさせているのではないのです。
自分の仕事をさせるのが仕事であると認識しているのです。
一般庶民には一生かかっても理解は出来ないであろう、とても高潔な思想で素晴らしい。
まあそんな話はともあれ。
私はブラック社長が捨てたいと言っていた本をゴミ袋に入れていました。
その捨てる本は、行きつけの本屋でブラック社長が本読んでいるフリをしたいがために見栄で購入した高級な本。
どのくらい高級かと言うと、その見栄で買う本の金額が、たった一ヶ月で簡単に15万に届いてしまうくらいの、一冊5000円から10000円もする高級本だ。
でも見栄で買っているだけで、元々最初から読む気が無かったから、邪魔になってきたから捨てると、そう言う感じに本を捨てているのだ。
この時点で一般庶民の我々には、非常に度し難い行動かと思われるが、我々と覇王様の生活を一緒に考えてはいけません。
我々と根本的に違うのです。
別格なのです。
例え15万円をドブに捨てるような行為をしていても、彼らに取っては15銭捨ててるだけの事。
円にも届かないお金を捨てているだけなのだから、痛くも痒くもなんて言葉すら出ない位どうでもいい事なのです。
それが覇王様の感覚なので、一般庶民の私たちがいくら悔しがってもしょうがありません。
しかしそんな一般庶民である私だからこそ、この高級本を捨てる仕事をさせられていた時に気付いた事がありました。
あれ? どうせ捨てるならBOOKOFFで売った方が良くないか?
まさに我天啓を得たり! と言う感じでした。
と言う事なので、その5000円~10000円の本の束数十冊を、ダンボールに箱詰めして持っていったところ…。
買い取り価格15000円!
おお…。
おお…おお…。
おおう…おうおう…おおおのおー!!
凄いあの中古買取最底辺の代名詞と言われている、あのBOOKOFFで15000円!
私はその15000円を受け取った時、膝をガクガクさせながら驚愕しました。
まさにガックガクにされました(古い)
ともあれ良い小遣い稼ぎ出来たなと、私は内心ホクホクになりました。
しかし覇王ブラック社長様は、底辺を這いつくばるゴミ虫がごとき、私一般庶民の浅知恵など簡単にお見破れになります。
ダンボールに箱詰めした本を見ただけでピンと来たブラック社長様は怒り狂いました。
それはブラック社長様は、自分の飼っている一般庶民が儲かる事を極度に嫌う体質だからです。
一回、御馳走して喜んでいる顔が見たいから、そのお金の為に給料すら出したくないと、生活の楽しみすら奪いたい、そんな私たち一般庶民深く思われたからこそ出たであろうありがたい言葉を頂いた事があります。
と言う感じに、私たちが儲かるのを見るのが嫌だから給料すら出したくないと明言していたブラック社長様が、自分の捨てていた本を売って儲けていた事を知ったらどうなるのか、想像に難くないかと思われます。
しかしブラック社長がその事実を知ってやった処置は、光の速さで斜め上に飛んでいきイスカンダルに到達できそうな、そんな一般庶民には到底理解し難い処置でした。
ブラック社長は一体何をしたかと言うと…。
捨てようとした本を。
切り刻む。
ハサミで切って刻む。
きりぃーーーーーーーーーーきざむっ!
何とダンボールに箱詰めしていた本を全て切り刻んだのです。
そしてその行為をした後ブラック社長様は、私をまるで親の仇を見るような目で。
「ハァ…ハァ…もうこれで売れねえだろ…!」
と怨嗟にまみれた声色で私に言いました。
私はこの行為をされた直後、頭が真っ白になりました。
何故切る必要がある!? と。
まだ売った金を寄こせと言うなら分かります。
でもそんな、飯ばっか食べてブクブクに脂肪を蓄えた、運動不足のワガママボディを押して、息が切れるほど本を切り刻むと言う労力を費やし、私が儲かるのを阻止する事に、果たして一体何の意味があるのか───?
私は戦慄しました。
そして理解しました。
一般庶民には一生到達出来ない、覇王様の領域と言う物があると言う事を。
私はそれ以来、覇王ブラック社長様に畏(異)敬の念を感じ、小賢しい真似は一生すまいと心に誓いました。
決して15000円程度で嫌な思い何かしたくないわ、と思った訳ではありません。
あくまで敬愛するブラック社長様に、このゴミ虫以下の底辺一般庶民である私が、そんな真似をする事自体間違いであったと気付いたからであります。
繰り返します。決して15000円程度で嫌な思いをしたく無かったからではありません。
以上、私がブラック会社に務めて来て目撃した、ブラック社長様がやった衝撃的な三つの覇業でした。
一般庶民いは度し難い行動ですが、根本的に私たちと違いますから仕方ありませんね。
言うなれば金を持っているニコ生主のような存在でしょうか?
そう思えば、彼らの奇異的行動も納得できると言う物です。
ではでは今回のお話はこんな所で。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは!
市場