こんにちわどうもてんたまです。
今日ふとネットを見ていたら、とあるアニメーターさんがギャラ未払いを嘆くツィートを見かけたのですが。
ギャラ未払いの人から紹介された別会社の仕事が、また未払い…。
— 阿部宗孝 (@MunetakaAbe) 2016年8月1日
この人達はアニメーターにお金を払う気がないのだろうか。
信じた私がバカなのか。
色々調べたら、あの最近放送を一旦中止して一話から再開すると言う前代未聞な事をやったアニメ「レガリア」に関わるアニメーターだったらしく驚きです。
実際は関係ないかも知れませんが、裏側を知らない人間からしたらどうしてもレガリアの放送終了と何か関係ありそうに感じてしまうツィートですよね。
また前にアニメSIROBAKOに登場したアニメーターをやっている女性キャラが「年収100万で100万貯金する方法を教えてやるそれは男に全部払わせる事だ」と言うブラックユーモアを言ってるのを見かけた事がありました。
これはアニメだけの誇張された話かも知れませんが、もしもこれが現実だとしたら、実際給料未払いなんてあると、元々アニメーターの給料自体良くないって聞いた事もあるので、それから考えると100万も稼ぐのも厳しそうな世界ですよね。
こんな事を言ったらそれで純益を得ている人には耳の痛い話になってしまうかも知れないけど、こんな事をやってたらどんどん技術者が海外に流れて行きそうな感じがありますよね。
実際3Dアニメーションの分野などでも、日本は儲からないし勉強にもならないからって日本の優秀な技術を持った人は、みんなハリウッドとかそっちで仕事しているって聞いた事があります。
筆者は何故洋画のトランスフォーマーなど世の中には物凄いCGがもう出ているのに、日本のCGは、はっきり言って悪いですが、何故それと比べていつまでも劣るままなのかと気になっていたのですが、そんな事情があるようです。
これって技術者を大切にしない、そう言う流れにした結果が如実に出てますよね。
元々アニメーターの給料が安いのは、限りなく安く請負い僕たちは夢が描ければ良いと言う姿勢をモットーにやってしまった漫画の神様こと「手塚治虫」先生の、言葉は綺麗で素敵だけど、現実的にはそれで飯を食べている人には悪習とも言えるその習慣が今もなお根強く残っているのが元々の原因らしいです。
一度根づいてしまった習慣と言うのは変えるのは大変かも知れませんが、もしもギャラ未払いがレガリアの前代未聞の放送終了に関係があるならば、その悪習の膿がいよいよ表だって出てきた事を意味すると感じるところがありますよね。
その事から考えるとアニメ制作会社はいつまでもアニメーターたちを「好きでやっているからいいんだろう?」と言う言葉に逃げずに、会社として正当な賃金くらいは支払った方がアニメーターたちもやる気が出ると思いますし、アニメ業界の未来に繋がるでは? と深く感じるところです。
そしてこれから先のアニメ業界の未来が明るくなるよう願うばかりです。
と言う所でレガリア放送中止の裏の考察の話は終わりにしようと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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