こんにちわどうもてんたまです。
2016年春アニメ「聖戦のケルベロス~龍刻のファタリテ」を一通り視聴しましたので、作風の紹介をしようと思います。
微力ながら視聴の参考になれば幸いです。
【聖戦のケルベロス~龍刻のファタリテとは?】
グリーのソーシャルゲーム「聖戦のケルベロス」が原作のアニメ。
主人公ヒイロは10年前に両親を殺した最強の邪龍「ダガンゾート」を倒すため旅していたところ、そのダガンゾートを呼び出してしまった事により死の商人ナンブーコに目を付けられ狙われてしまう。
【どんな雰囲気の作品?】
・前提
剣と魔法のファンタジー世界の冒険を楽しむのが前提の作品?
異世界召喚やそう言った類の物は全く無い純粋なファンタジー作品。
・どんな世界観?
猫耳の亜人に龍やオークなど、ファンタジーにありがちな存在がいてたまに機械ぽい物も出てくる、年代は中世位の世界観。
・どんな感じに話は進んでいく?
口だけは達者なヒイロが、とある理由から処刑されそうになった少年を助けようとしたところ返り討ちにあってしまいピンチとなるがそこへいきなり最強の邪龍「ダガンゾート」が現れ助かるが、死の商人ナンブーコにその邪龍を呼び出したのをヒイロだと思われてしまい付け狙われる、またヒイロもナンブーコが持つ父親の形見「封殺の宝玉グラントロワ」を狙うのだった。
そんなおり不思議な少女「サラート」が現れて…と言う感じに物語は進んでいく。
【このアニメが好きなら見ても損は無い】
純粋なファンタジー作品はロードス島戦記しか見た事ないのでそれぐらいしか対比較素材が無いので何とも言えないけど…そこら辺の「魔法戦士リウイ」とか「魔術師オーフェン」とか、好きな人は好きだけどくらいのマイナーファンタジーアニメが見れる人なら見れる作品かとは思う…。
【個人的評価】
話の感じが一昔くらい前にありそうなノリと展開。今の時代だと中二病でも恋がしたい! でもネタに使わなそうなくらいのストレートな中二病ファンタジーストーリー。
作画も何回も使うところだけ力を入れる(主にOP・ED)並みな絵。動きもコマ数が少ないのかどことなくぎこちない。
それからの事から総評して個人評価は最高5段階で。
☆☆★★★
となります。
うーん2000年代初頭くらいまでなら許された作風のノリかも知れないけど、今やったら上でも言いましたけど、かなりレベルの低い中二病物語。俺の暗黒龍が目を覚ますぜ! レベルの話。アニメの中でやっているアニメのような過剰に表現されたような物語。
なのでそのノリが話の本筋と言うのはちょっと引いてしまうそんなアニメで、また話自体もありがちすぎて引き込まれるほど魅力的な物でもないようにも感じました。
でもまあそう言う視点、ギャグでやってるの? ってメタい視点で見れば面白いかも知れないが…。
何と言うか…そう例えば小さい頃は本気で見ていた古い特撮の仮面ライダーブラックRXの決め台詞の「俺はぁ! たいようぅぅぅんの子! かめぇぇんライダァァァァ!! アァール! エックスっ!!!! ビシ!」を大人になってから久々に見ると何かおかしくて、ついぶほって噴きだしちゃう感じのあの面白さ。作品自体の話では無く古さから生じるギャップ的な感じのそんな面白さを聖戦のケロベルスから感じるような気がするので、そう言う視点で見れれば面白いかも知れない。
後主人公たちの行動が理屈にかなってなかったり短絡過ぎるのもちょっと気にかかる。
今の人はこう言うのが好きなのかも知れないから一概にはダメな話だなぁとは結論付けられないけど、でも個人的には「お、おう」って何か共感出来ない描写が多かったような気がします。
こう言う感じの話の流れは何と言うか、例えば女の子が可愛いければ助けるのに理由なんざいらねぇ! みたいな、ここにこう来たらこう! こうなんだよ! 分かる? って感じに強引に話を進める「こまけぇ事はいいんだよ!」系の話にも感じるので、ライトな初心者にはついて行けないような気がするのですが、うーむやはり今の人はこう言うのが好きなのかなぁ…。
まあ後「聖戦のケルベロス」は元々ソシャゲみたいなので、ゲームの方を知ってる人ならそれなりに楽しめるかもですが、ゲームすら存在を知らなかった私には、やはりイマイチ聖戦のケロベロスのノリが分からない。
とりあえず何も知らず見ていると、説明がちょっと足りない普通のファンタジーアニメにしか見えないので、そんな色々なマイナス評価から-3の☆2にしました。
でもまあ見出したらなんだかんだ文句を言っても最後までは見れちゃいそうな面白さはあるかと思います(☆1は切るレベル☆0は逆に見てみたい伝説のクソアニメなので)
☆2なのでお勧めはしませんが、この記事見て逆にどんな作品なんだって興味が湧いたら是非見て下さいと言うところです。
と言う所で2016春アニメ【聖戦のケロベロス~龍刻のファタリテ】の作品の紹介はここで終わりにしようと思います。
また次回の記事でお会いしましょう。それでは。
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