こんにちわどうもてんたまです。
GATE24話を視聴しましたので、ストーリー解説の元感想を書いていこうかと思います。
ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。
とりあえず前回は、たぶんGATEの中で注目されてたと思われる、自衛隊VS帝国の戦争、直接対決の話でしたね。
・前回GATE23話
物語のラストに、まだピニャが囚われてる問題が残っており、それを伊丹たちが助けに向かう感じの話の流れになっていました前回23話。
さて今回24話は、そこがメインの話となっていると思いますが、一体どんな顛末で物語が終わるのか、非常に楽しみなところであります。
【GATE24話 あらすじと言うかストーリー】
「俺はね、趣味に生きるために仕事してるんですよ」
「仕事と趣味、どちらを選ぶと言われれば、趣味を優先しますね、俺は」
雨降りしきる帝都を、伊丹たち乗ったジープの姿があった。
止めた場所で、お疲れ様です、と同じ自衛隊に声かけられる。
それに敬礼で返す伊丹。
そしてジープの後部座席に乗った、かつて助けた元コダ村の住人たちに、さあ中に入ってくれ、と柔らかく促す伊丹。
そんな伊丹の言葉に、子供たちは子供らしく、うん! と元気よく返し、大人の村長は、また助けられました、と感謝の言葉を言う。
そんな村長の気遣いに、伊丹は笑顔で、それが私たちの仕事ですから、と笑顔で答える。
伊丹は、そのコダ村の住人に入るよう促した建物の責任者と話していた。
とりあえずその責任者に、元コダ村の住人の受け入れに感謝する伊丹。
そして、帝都に来た理由を話す。
それはもちろんピニャを助けるために来た事だったが、しかし自衛隊は先日大がかりな作戦をやったため、大っぴらに伊丹の事は支援出来ないと、前もって釘を刺されてしまう。
しかし、それでも構わないと言う感じに、伊丹は皇城に乗り込む決意は揺るがなかった。
それに責任者は諦め気味に嘆息すると、入れ! と突然言う。
すると後ろの扉が開き、倉田、栗林、富田、黒川などなど、かつての部下が現れる。
どうやら伊丹の話を聞いて飛んできたらしい。
来た理由は、もちろん伊丹の手助けをするため。
そんなかつての部下たちに、断るべくもなく、協力感謝すると、皇城に乗り込む作戦を話す
作戦の内容はこうだった、伊丹がロゥリィの下男のフリをして、荷車にカモフラージュさせた仲間が乗ったジープを皇城内に入れて、脱出の際の足を確保し、皇城に乗り込み、ピニャと、そして皇帝を助けると言う算段だった。
早速その作戦を決行する伊丹。
そんな作戦を立てたのは良かったが、一人でジープを引くのは大変で、今更ながら自分が下男のフリをすると言ってしまった事に後悔する伊丹。
その後何とか言う感じに、ジープを皇城内に入れる運びに持って行ける事は出来たが、また俺一人で運ぶのかよ! と伊丹は文句をこぼす。
そんな伊丹を見て、黒川は、隠しているジープ内から、頑張って下さいね隊長さん♪ と笑顔で言うのだった。
玉座の間では、ピニャがゾルザルの面前に引き立たされていた。
その訳は、ピニャの騎士団が自衛隊を引き入れたのか、と言う尋問を行う為だった。
それにピニャは、半ばいかれたように笑う。
それにゾルザルの腹心が腹を立て、髪を掴んで、さらなる厳しい追求を続けるが。
それでもピニャは笑うのを止めない。
そして真意を言う。
みんな逃げないと、自分のような目に、両手に手枷で封じられ、ボロ布を着せられ、虜囚のように扱われ、運が悪ければ殺させる。
皆それを知っているから、自衛隊に協力したのだと。
そんなピニャの態度に、ゾルザルは、そんな事はどうでも良い、今はお前を人質にして、自衛隊に勝つことが出来る戦力強化ができればいいのだからな、と邪悪に笑い、ジャイアントオーガを既に手懐けている事から、いつでも来い、と言った感じに調子に乗るが。
それに答えるように、死神ロゥリィが玉座の門を吹き飛ばすように開け放つ。
それに続くように現れる、伊丹とレレイ。
その姿に、過去の恐怖が甦ったか、恐れおののくゾルザル。
そしてピニャを連れ戻す為現れた事を告げると、ゾルザルは正気を取り戻し、兵士に戦うように言うが、既に外の兵士は眠りの魔法で無力化され、自分達しかいない状況で、死神ロゥリィと剣を交えようとする者はいなかった。
それに歯噛みし、激昂したゾルザルは、その手懐けていたと言う、ジャイアント・オーガを呼び出してしまう。
しかし、炎龍に比べれば明らかに格下のジャイアント・オーガが勝てる訳も無く、ロゥリィの斧とレレイの魔法の前に、あっさりと倒される。
それを確認した伊丹は、ゾルザルに、レレイの命をこれ以上狙わない事と、ピニャの身柄を引き渡してもらうと、一方的に言い、それを不服とするゾルザルに、背後からスナイパーライフルをかすめるように部下に撃たせ、逆らったらこの弾が、今度はゾルザル自身にあたると脅しをかける。
その脅しに、ゾルザルは力なく項垂れる。
そしてジープに乗って脱出を図る伊丹たち。
ゾルザルに脅しをかけた物の、それでも追撃してくる帝国兵。
そんな状況だったが、皇帝を救出した仲間を拾い、短銃とジープそして仲間の支援を受け、見事帝都を脱出する。
帝都脱出後、ジープの中で無事作戦が成功した事に安堵する一同。
そんな中自嘲気味に、私を助けたのは、皇帝陛下を助けるためのついでだったのか? と聞くピニャ。
それに、いえ、と言う感じに、元々はピニャを助けるための作戦だったから皇帝はついでだった、と言う伊丹。
皇帝がついで!? と驚く者達に、伊丹は、ピニャを助けるなら、講和の正当性を高め、ゾルザルを逆賊にするための材料として、皇帝も救出して欲しいと、上に命令されていた、と語る。
そこで皇帝は目を覚まし、その日本のくわだてに乗ってやると、ピニャに皇太子の称号を与え、帝国の新政党としてゾルザルに対抗できる力を与えるのだった。
そんな事が決まった事も知らないゾルザルは、主戦派の仲間を引き連れ、帝都から逃げ出す準備をしていた。
ゾルザルは、撃たれたあの弾丸の銃声が脳裏に焼き付き、恐怖していたのだった。
その恐怖から逃れるために、逃げていたのだ。
それを失望の目で見つめる帝都臣民。
連れ立つ不安げな兵士たち。
そんな雰囲気が漂う中、テューレは一人、復讐の為やってきた事が実ったと言うのに、得も知れぬ虚しさからか涙を流す。
それから十日の後、イタリカでピニャの立太子と帝国の新党政府の樹立式典が行われた。
その式典は問題なく執り行われ、ピニャは名実ともに帝国の新皇太子として新党政府の代表となる。
そしてその式典の最中。
富田とボーゼス、健軍とパナシュ、シェリーと菅原、柳田とデリラが良い関係になっている事を知り、驚愕する一同。
そんな幸せ報告もあった平和と愛が溢れる樹立式典だったが、その中に、その最たる功労者と言うか立役者。
伊丹耀司の姿は無かった。
彼は日本に戻っていたのだ。
ピニャには悪いと思いつつも、それよりも自分の中で大事であったコミケ会場に来ていたのだった。
仕事より趣味を選んだ末の男の行動であった。
あらゆる理由から何度も行く事が出来なかったコミケ会場に、足を踏み入れられた事で、それだけで感極まる伊丹。
そして、いざゆかんその一歩を踏み出すと、棒のような物が伸びてきて、伊丹の足に引っかかり転んでしまう。
一体なんだと顔を上げてみると、そこにはロゥリィ、レレイ、テュカの三人の姿が。
どうやら伊丹を追ってまたもや日本に来たらしい。
それに伊丹は今日はプライベートだ、すまんが面倒みれん、アルヌスに帰ってくれと頼むが。
しかし時すでに遅し。
三人娘に目ざとく気づいた、コミケ会場に来ていた人たちが集まり、あっという間にもの凄い人だかりになってしまう。
その大混雑に、警官が現れて、その人なりには気を利かせたつもりなのだろうが、伊丹の意に反して、三人娘と一緒に署にパトカーに載せられてしまう伊丹耀司33才。
偶然会った元妻見送りの元、泣きながらコミケ会場を後にするのだった。
GATE最終回 終わり。
【GATE24話の見どころ思うところ】
・最後までピンチ無し! 自衛隊TUEEEEを貫いた伊丹vsゾルザルの戦い
ピニャの窮地にかっこよく現れゾルザルと相対する形となった、伊丹vsゾルザル戦ですが、前準備やゾルザルのあさはかさで、滞りなく勝利を収めたような感じに決着がついたような感じでしたね。
切り札だったジャイアントオーガも、ロゥリィの存在のおかげで、戦う前から勝負が決まっている感が半端なかった(笑。
何より皇子が狼狽えすぎな姿を見ると、ああ本当にもう何もないし、自衛隊にビビってるんだなって分かるから、本当に安心して見れるバトルシーンでしたね。
そんなゾルザルをダシに、何か、一転するような出来事があって、ピンチに陥るのもアリだったかも知れないけど、尺的に厳しいか…。
・最後の最後で、まとめてカップル話
前のGATE23話の記事で、富田とボーゼスの仲はどうなったんだろうと気になっていましたが、まさか最後の最後でイチャイチャしているところを栗林に見つかって、話す流れになるとは思いませんでした。
正直途中まで、ああもう何も触れないで終わるのかな? って思ってましたから。
しかしアニメだと、そんなカップリングの経緯みたいな話は、相当カットされている見たいで、非常に残念。
特にデリラと柳田とか、何か凄い仲良さそうに見えたけど、デリラは介護すると決めたとは言え、半身不随にしてしまったのだから、柳田の性格じゃ相当恨まれた経緯とかあったように思うし、そんな話も見たかったと思う。
柳田が車いすになってデリラがサポートする流れになったのは、GATEの記事を書くために、wikiでキャラクターの 名前を調べていた時に、キャラのストーリー設定で知っていたのだが、アニメだと尺的な問題からか、こう言う寄り道話が全く無くなってしまったみたいで、ちょっと残念でしたね。
まあ来期あったらそれに期待!
【終わりとまとめ】
今回で最終回になりましたGATE~彼の地にて 斯く戦えり~
この作品を最初に知ったのは、アニメになる前の、ネットで紹介されていた小説か漫画本が目に入り、自分もそう言うファンタジーの世界で自衛隊が行ったら、見たいな話を書きたいなと思っていたので、それで興味を引かれたのが、GATEを知るきっかけになりました。
原作自体は読んで無かったのですが、そんな認識があるGATEが手軽に見れるアニメでやるって事になって、どんな物かと見てみたら、最近のアニメじゃ珍しく感じる、先が気になる展開や流れに魅了され、一期時点でかなりどっぷりとハマらせてもらった作品でした。
分割2クールと言う事で、二期と言うのが正しいのかよく分かりませんが、とりあえず炎龍編の放送も再開され、待ってました、と見始めた二期も、前回の気になる所や、色々見どころ満載で楽しく視聴出来たと思います。
でも個人的には、ちょっと最後まで自衛隊最強みたいな流れだけで終わってしまったのが、ちょっと面白みにかける展開だったかな? と思います。
尺的に話は作っていけないとは思うけど、もう少しゾルザルに反撃の余地が無いと、俺TUEEE作品で見るとしても、楽しさがかける。
ネットでも、何でゾルザル側に魔法部隊がいないの? とか聞きますし、それにアメリカとかロシアとか中国とか、ゾルザルと手を組ませれば、自衛隊もピンチに出来る状況が作れるんじゃないかな、って思いますが、まあ国の名前を出したら色々デリケートな問題も出るでしょうし、話づくりが難しくなるかも知れませんが、でもそんな難しい話づくりをやってもらいたかったかな、とGATEを最後まで見て感じ、そして最近のアニメって、掴みはオーケーだけど、話を膨らます事が出来ないアニメが多いなという事を感じました。
やっぱり海外ドラマとか見ていると、日本の話の作り方は、面白さを膨らませないと言うか、信者向けに作りすぎて、それが面白い話を作る事を、知らず知らずにセーブしているのでは無いかと考えてしまいます。
またそう言うのを再認識したように思いました。
まあ私が懐古すぎて、ちょっと今の話のノリについていけてないのかな、とは少し感じるところはありますが、それでも、何かこう…俺TUEEEだけで終わるんじゃなく、ほんのちょっと、焦燥感ありきピンチ的な演出はやっぱり欲しかったなと思います。
私も若くないので、若い皆さんは、俺TUEEEで始まって俺TUEEEで終わって行くだけの話が受けるのかも知れないけど、私的にはちょっとダメでした。
それから考えると、アニメGATEの面白さのピークは、個人的に、炎龍編までだったような気もします。
あれも、まあ、最後は自衛隊TUEEEで終わりましたが、でも、それなりに途中まで、ピンチを演出してからの登場だったので、だから自分的には神展開に感じたのだと思います。
やはりピンチ演出無き強さは、虚しい強さだ!
と思うのですが、皆さんはどうでしたでしょうか?
さて、と言うところで、アニメGATE~彼の地にて 斯く戦えり~の最終24話の感想は終わりたいと思います。
また次回のアニメ記事でお会いしましょう。
それではまた!
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