こんにちわどうもてんたまです。
GATE23話視聴しましたので、ストーリー解説の元感想を書いていこうかと思います。
追記:ネタバレも含みますので、まだ見ていない人は、ストーリー説明を飛ばして見所だけをみるか、 またはアニメをご視聴してからお読みくださいませ。
とりあえず前回は、ピニャが拘束されたり、邦人と講和派を救出するため、ようやく自衛隊も出撃したり、その話を聞いた伊丹たち一行も急いで帝都へと戻ったりと。
そんな、ラストに向けて盛り上がりを見せた前回22話。
・前回GATE22話
さて今回23話はどのような展開を見せるのか楽しみなところですね。
【あらすじと言うかストーリー】
自衛隊基地が存在するアルヌスの丘で、狭間陸長から 、ついに自衛隊出撃の命令が下る。
命令の内容は、電撃的かつすみやかに帝都を制圧し、邦人および、講和派の帝都臣民を救い講和の芽を守る事、その事だった。
命を受けた自衛隊の各師団は、出撃準備を整え、作戦目的地へと向かう。
そして狭間陸長が下した命令通り、次々と重要な拠点を、近代戦争技術であっという間に占拠していく自衛隊たち。
そして極め付けに、飛空艇団から次々と降下してくる自衛隊を見て、ゾルザルは、見た事のない戦いに驚愕するも、部下の言葉で正気を取り戻し、人数の少なさから大した事が無いと高をくくり、迎え撃つ準備を進めるも、すでに門の守りの一つがいつの間にか破られている報告を受け、その手際の良さに、二度驚愕する。
その状況に狼狽えるが、そこにテューレが現れ、煽るように言葉かけるが、ゾルザルにその真意を読む知恵も無く、疑いも無く強がってしまい、結果逃げる機会をテューレに奪われてしまった事に気づかないでいた。
その後続く、自衛隊による強襲救出作戦。
次々に救出されていく講和派の帝都臣民に、それを手伝う悪所の住人。
悪所の人間が自衛隊を手助けをするのは、色々助けてもらったから、だから今度私たちが助ける番。
貴族を助ける事を渋る者に、そう言って聞かせるのは、悪所の住人ミザリィだった。
そんな手助けも受け自衛隊は、いよいよ最終目的地である翡翠宮に向かう。
伊丹たちは、帝都に向かう道を猛スピードで走っていた。
乗っている者を無視した荒い走りの訳は、帝都で戦う元仲間たちの元に駆けつけるためだった。
「絶対に死なせない」伊丹はそう心に強く思い、アクセルに込める力をさらに強くするのだった。
翡翠宮では、仲間である薔薇騎士団に多くの兵士が迫っていた。
兵の多さに万策尽きたかのように歯噛みするボーゼス。
しかしそこについに自衛隊の救援が現れる。
鎧も盾もまるで紙のように貫通させてしまう短銃と迫撃砲で帝国兵を圧倒する自衛隊。
一人の負傷者を出すも、あっという間に翡翠宮を襲う帝国兵を蹴散らしてしまう。
その事態に逃げ出した司令官を、ボーゼスが討ち取った事により、戦闘の終結を確認する。
その後ボーゼスは、翡翠宮を守っていた薔薇騎士団負傷者を自衛隊たちに任せると、自分はピニャを助けるため、無理やりついてきたパナシュと共に帝都に戻る。
帝都皇城の玉座で、次々自衛隊にやられていく報告を、舌打ちと共に不機嫌そうに聞くゾルザル。
そんな状況に、いまだ騙されているとも知らずに、テューレに案を聞く。
もちろんそれに、テューレは素知らぬ顔で戦わせる道をゾルザルに選ばせるのだった。
事態を悪化させるように上手く導きながら。
ゾルザルはそんな事はツユ知らず、助言をする部下を怒鳴りちらし、テューレの案を無理やり実行させようとしていた。
ボーゼスはピニャがいる皇城の近くまでたどり着く。
そしてさらに進もうとするが、門を守る守備兵に邪魔され、辿り着くとは出来なかった。
そればかりか大量の追手を引き連れてしまい、集結地点で待つ自衛隊に窮地を呼び込んでしまう。
その事態に健軍一佐は、冷静な対処で対応し、ボーゼス、パナシュの二人を助け、ヘリで逃げる事に成功する。
しかしそのヘリの中で、ピニャを助けてと言うボーゼスの悲痛な叫びと頼みを受けるが、健軍には何もする手立てが無かった。
その状況を無念に思い、歯噛みし、そして伊丹なら、どうしただろうと考えるのだった。
戦いは終わり、帝国側の被害状況を聞いて、歯噛みするゾルザル。
もう何も思いつかないゾルザルは、テューレに案を聞く。
テューレは、自衛隊が引いた事を帝国軍が蹴散らしたと言い、さらに戦いを続けるように言う。
そしてまだこちらにはピニャと言う切り札がいると、ゾルザルに気づかせるように言うのだった。
そしてそんなピニャも、今だ囚われている牢獄で、恥辱からか泣き叫んでいた。
恥も外聞もなく、ただひたすらに。
「出してくれ」と叫ぶのだった。
しかしもう助けてくれたかも知れない自衛隊はそこにはいない。
そんな絶望感溢れ、冷たい雨も降りしきる冷えた夜の帝都に。
ただ一つだけ、ピニャが囚われている皇城に向かうジープの姿があった。
まるでそのジープのライトが希望の光を指示しているかのように。
伊丹たちが乗ったジープは、皇城へと向かうのだった。
こちらもまた、ただひたすらに。
GATE23話、終り。
【GATE23話の見どころと思うところ】
・ついに始まる自衛隊の強襲作戦
前々回位かためにため、ようやく出動した自衛隊。
当たり前だけど、ちゃんと自衛隊らしいやり取りで作戦行動をするその姿は、知らない者には、とても興味深い物に見える。
輸送機から降りる時って「お世話になりました!」って言うんですね、言いえて妙だけど、何か納得する感じの言葉のやりとりだ。
・救出作戦とは言え、圧倒的な火力で帝国兵を殺す事に疑問
こう言う話は賛否両論だと思うけど、この手の、技術差で敵を圧倒する話はスカっとする反面、慣れてくると、敵側が可哀そうになってくる。
大門を閉めようと頑張ってた兵士もパタっと簡単に銃殺される。
何かあの表現に得も言えぬ悲しさと言うか、虚しさを感じた。
こっちが正しいんだってBGMが流れててもダメだった。
確かに争いは、いくら技術力の差があれど、やるかやられるかは根本的には変わってはいない。
だから仕方がないとは思う。
あれが作戦行動中の自衛隊の姿を忠実に再現したシーンだとも思う。
剣や弓で戦う、半ば石器時代のような戦い方をしている人と、近代戦闘をしている自衛隊が戦ったら、ああ言う自衛隊圧勝の流れになって然りかも知れない。
然りかも知れないけど。
あれでは見る人によっては、一方的に虐殺しているようにも見えて、いくら邦人救出のためとは言え、自衛隊側の正義が薄れるように感じた。
何度も言うけど、自衛隊のリアリズムを表現するならあれが正しい形かも知れないけど、もう少しファンタジー側にも魔法とか反撃の余地はあっても良かったと思う。
そう大体ファンタジーvsリアルの戦いこそが、GATEの話の醍醐味だったはずなのに、ファンタジー側は、何故剣と弓でしか戦わなかったのか?
そこに凄い疑問を感じる帝国vs自衛隊の戦争だったと感じました。
・結局何も出来ずにアタフタするだけの帝国側
皇帝が暗殺された当たりの話から、さも大物ようにあくどい笑みを浮かべるゾルザルとその手下たち。
テューレに騙されてるけど、自衛隊相手でも強気な態度を崩さないゾルザルは、実は…見たいな、裏の要素だあるのかと思ったら、いざ自衛隊が攻めてきたらアタフタするばかり。
結局何もないんかい!(笑。
便衣兵とか、汚い手を使ってでも勝つとか言ってた話はどうなったんだろうか?
結局そこら辺の話は、何も無く終わっていってしまったので、何か消化不良。
もう少し頑張ろうよ帝国側…。
【終わりとまとめ】
ちょっと思うところを感じた23話でしたが、感じ方は人それぞれ。
自衛隊TUEEEEEだけを見たい人もいるから、ひねりもなく帝国側が弱いまま終わっていくラストと言うのも、アリなのかも知れません。
とりあえず帝国と日本、国と国の戦いと言うか戦争は、邦人と講和派の帝国臣民を助けだして、今期は終わりと言う感じですかね?
テューレが言ってたように、まだ講和派で助けなければいけない人物であるピニャがいるけど、それは最終話で、主人公特権で伊丹たちが救う話になりそうですね。
たぶん24話で最終回と思われるGATE二期!
ラストは一体どんな顛末になるのか、23話で感じた消化不良を払拭するくらい、熱い展開を、私は希望します。
と言うところで今回GATE23話の感想を終わりにしたいと思います。
では次回の記事でお会いしましょう、それではまた!
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