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悟飯「学園都市かぁ…」一話H、ドラゴンボールZxとあるクロスオーバーSS

悟飯「学園都市かぁ…」ドラゴンボールZxとあるクロスオーバーSS

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tentama315.hatenablog.com

悟飯「ドラゴンボールが使えないなんて…」
悟飯「インデックスに絶対助けるからって言ったのにどうしよう…」
デンデ『あ、あの悟飯さん』
悟飯「ん? デンデかどうしたの?」
悟飯「あ、まさか他に何か手が…!?」
デンデ『い、いえそう言う訳ではありませんが…』
悟飯「な、何だ…」ガク。
デンデ『す、すみません、気を持たせちゃって』
悟飯「あ、いや別にいいよ」
悟飯「で、何?」
デンデ『はい、ドラゴンボールは今は確かに使えませんが』
デンデ『一年後には使えるようになるので』
デンデ『見捨てるようで心苦しくありますが』
デンデ『ここはあの方たちの言う通りに記憶を消して』
デンデ『一年後にドラゴンボールで記憶を戻す、と言うのはどうでしょうか?』
悟飯「うん…でもそれだと根本的な解決にならないんじゃないかな?」
デンデ『え?』
悟飯「だって、脳を圧迫してるから記憶を消している訳だから」
悟飯「一年後にドラゴンボールを使って記憶戻しても」
悟飯「一年後の記憶と戻した記憶で二年分の記憶になっちゃうから」
悟飯「結局記憶を戻した瞬間に脳がパンクする事になるんじゃないかな?」
デンデ『あ…!』
デンデ『そ、そうでしたね気づきませんでした』
悟飯「うん…だからドラゴンボールに願うのは」
悟飯「十万三千冊の魔導書の記憶を消すのが正解なんだ」
デンデ『なるほど…』
デンデ『あ…! ではドラゴンボールは願いを2つ叶えられるので』
デンデ『一つ目の願いで魔導書を消して、二つ目の願いで記憶を戻したらいかがでしょうか』
悟飯「…! そっかドラゴンボールは願いを2つ叶えられるんだっけ…」
デンデ『は、はい!』
悟飯「…」
悟飯「でもやっぱりそれじゃ駄目だ…」
デンデ『え…? な、何故ですか?』
悟飯「うん…確かに最悪の場合はそれに頼るしかないけど」
悟飯「でもそうするとまたインデックスは記憶消さなきゃいけなくなる」
悟飯「インデックスが何回記憶消されてきたか、僕にはわからないけど」
悟飯「…でも…その度に苦しんできたと思うんだ」
悟飯「僕は…もうそんな苦しみをインデックスに一度だって味あわせたくないんだ…!」
悟飯「だから例えドラゴンボールが使えなくても」
悟飯「僕は最後までインデックスの記憶を消さずに済む方法を探したい」
悟飯「探してあげたいんだ…!」
悟飯「…それに絶対助けてあげるからって約束したしね」
デンデ『悟飯さん…』
ピッコロ『…悟飯…お前の覚悟はわかった』
悟飯「ピッコロさん!」
ピッコロ『 残り時間、知恵を絞り、考えてみるんだな』
悟飯「は、はい!」
ピッコロ『それと…』
ピッコロ『…』
悟飯「…? ピッコロさん?」
ピッコロ『いや…人間の頭の事は俺もよく分からないし』
ピッコロ『余計な口出しはしない方が良いだろう…』
悟飯「は、はあ」
ピッコロ『とにかく何か分かり協力出来る事があったら何でも言え』
悟飯「は、はい!」
ピッコロ『では精々足掻いてみる事だ』
ピッコロ『じゃあな』
悟飯「は、はい! ありがとうございます!」
悟飯「…ふう」
悟飯「よーしとりあえず足掻いて見せますか」
悟飯「と言っても何から始めたら…」
悟飯「…うーん」

3時間後。

コチコチコチ(時計の針の音。
悟飯(何も思い付かない上に時間だけが過ぎていく…)
悟飯(あああ! 焦るなぁもう…!)
悟飯(…)
悟飯(…いや落ち着け…こう言う時こそ今まで勉強してきた知識を使うんだ)
悟飯(でも脳関係は今まで勉強してきた事と分野が違うからなぁ…)
悟飯(将来ブルマさんみたいに、宇宙船を作ってみたかったから)
悟飯(深い知識がそれ関係しか無いんだよなぁ…)
悟飯(ってさっきもこんな事考えてたぞ…)
悟飯(いかんいかん)
悟飯(これじゃ思考が同じところで堂々巡りしているだけだぞ…)
悟飯(こう言う時はもっと別の視点から見て物事を考えなきゃ)
悟飯(とりあえず、瞬間記憶の事を調べてみようかな…)
悟飯(参考書はないからパソコンで調べよう…)
ギッ(パソコンの机の前に座る。
悟飯(えーと瞬間記憶能力者…)カタカタ(キーボード入力。
悟飯(しかし…今更こんな事パソコンで調べてる次点で、何か絶望感溢れてるような…)カタ…(入力している指が止まる。
悟飯(いや…ダメダメ!)
悟飯(後ろ向きは駄目だ。今は出来ることをやるんだ…!)カタカタ、ターン!
悟飯(出たぞ…)
悟飯(瞬間記憶能力…別名サヴァン症候群
悟飯(特定の分野で驚異的な記憶能力発揮する…)
悟飯(…うーんwikiでもあまり有益な事は書いてないなぁ…)
悟飯(…じゃあ、瞬間記憶能力…寿命)カチ。
悟飯(これもサヴァンwikiが上にきちゃうな)
悟飯(ん…? 下の方に脳の記憶の容量って質問があるぞ)
悟飯(…)カチ。
悟飯(何々…人間の脳は元々140年分の記憶が可能です)
悟飯(へーそうなんだ…凄いな人間の脳って)
悟飯(平均寿命を軽く上回ってるじゃないか…)
悟飯(しかしそうすると十万三千冊の魔導書は85%の容量を使って保存してる訳だから…)
悟飯(119年分も脳の容量使っちゃってるんだ…)
悟飯(そりゃ脳も圧迫するよな…)
悟飯(残りたった21年になっちゃね…)
悟飯(…)カチカチ。
悟飯(…ん? 21年?)
悟飯(あれ? それだと一年間しか記憶出来ないって計算が合わなさすぎないか?)
悟飯(こ、これはどう言う事だろう…)
悟飯(あの人たちが嘘をついたのか?)
悟飯(いや…あの人たちはインデックスの事で本当に辛そうにしてたし)
悟飯(嘘をついてるようには見えなかった)
悟飯(それに…)スッ(インデクックスの首筋を触る。
インデックス「はぁ…はぁ…」
悟飯(熱い…! こんなに熱くなって苦しむ原因は何かあるはずなんだ)
悟飯(そして一年前は記憶を奪うことで、インデックスは命をとりとめた)
悟飯(だから脳の記憶容量の限界で苦しんでる事は確かなんだ…)
悟飯(でもそうすると残り20年分の記憶容量は一体何に消費してるんだ…?)
悟飯(…)

さらに三時間後。

悟飯(あああ! 分からない!!)ガリガリ(頭を掻く。
悟飯(あれからもう少し色々調べて見たけど)
悟飯(やっぱりネットの情報だけじゃ限界があるかな)ドタドタ(歩きながら黙考。
インデックス「…ごはん?」
悟飯「あ…ごめん起こしちゃった」
インデックス「ううん…ごめんね私のために」
悟飯「き、気にしないでって…」
悟飯「だ、大丈夫何とかするから!」
インデックス「…」
インデックス「うん…ありがとごはん…私…信じてる」
悟飯「は、はは…」
インデックス「…」
インデックス「ごはんは…」
悟飯「え?」
インデックス「本当に良い人…だね」
悟飯「…? それってどう言う意味?」
インデックス「んーん…何でもない…」
悟飯「そ、そう…(汗」
インデックス「うん」クス(はにかむ。
悟飯「…」
悟飯「あ…!!」
インデックス「…? どうしたのごはん?」
悟飯「インデックスあれだよ! 怪我していた時に、使ってたあの雰囲気が変わるやつ!」
インデックス「…!」
悟飯「ヨハネのペンって奴だっけ…あれなら今の病気を直せる魔術も知ってるんじゃない?」
インデックス「…」
インデックス「…たぶん無理だよ」
悟飯「え? どうして…」
インデックス「私あれに自由になれる訳じゃ…ないから…」
悟飯「そ、そうなの?」
インデックス「うん…だいたいこの前みたいに…ピンチになった時…だけ」
インデクックス「今出てこないって事は…そう言う事…だよ」
悟飯「そ、そっか」
インデックス「…それに」
悟飯「?」
インデックス「私…あれになるの嫌なんだ…」
悟飯「え…? なんで…?」
インデックス「うん…何かあれになると自分が自分じゃ…無くなるような気がして…」
インデックス「嫌…何だ」
インデックス「最後の…時は…自分のまま…で…」
インデックス「…う」
悟飯「インデックス…!」
悟飯(気絶しちゃった…)
悟飯(ヨハネのペンは良い思いつきだと思ったんだけど…)
悟飯(自分が自分じゃ無くなるか…)
悟飯(何か二重人格みたいだな…)
悟飯(…)
悟飯(…! 二重人格!)
悟飯(用途不明の20年分の記憶容量…!)
悟飯(まさか…!)ギッ(パソコンの前に座り直す。
悟飯(…二重人格)カタカタカタ、ターン!
悟飯(二重人格…解離性同一性障害…)カチ
悟飯(主に精神的攻撃を受けた時、心のダメージを回避しようとして切り離した人格が別の人格となって現れること…)
悟飯(…もしも別の人格がインデックスにあって、それが20年分の記憶容量を使っていたら…)
悟飯(そしてそれがヨハネのペンなら辻褄が合うぞ…)
悟飯(そうか…! インデックスの脳を圧迫してるのは、たぶんヨハネのペンなんだ)
悟飯(ヨハネのペンを消せば、少なくとも20年は記憶を消さなくて済むかも知れない…)
悟飯(一年後にはドラゴンボールも復活するし)
悟飯(その時に十万三千冊の記憶消してしまえば全部解決するんじゃないか?)
悟飯(よーしよーし何か近づいたような気がするぞ…)
悟飯(だけど…)
悟飯(問題はどうやってヨハネのペンを消すかだよな…)
悟飯(うーん…)

二時間後。

悟飯(駄目だ…人格を消すなんて、催眠術とか、怪しい物しかネットじゃ出てこない)
悟飯(くそ…何か無いのか…)カチカチ。
プルルル…プルルル。
悟飯(ん…電話?)
悟飯(何だこんな時に…)
悟飯「はい、孫悟飯です」ガチャ。
???『本当にごはんと読むのですね』
悟飯「え?」
???『私ですと言えば分かりますか? 少年』
悟飯「あ…神…裂さんでしたっけ?」
神裂『私の名前はどうでもいいです』
悟飯「は、はあ…」
神裂『それよりあの子はどうですか?』
悟飯「インデックスですか? 今寝てますけど、起こしますか?」
神裂『いえ調度良いです』
神裂『儀式の日程ですがお伝えした通り、0時きっかりに獅子座の力を借りて記憶を消します』
神裂『貴方が何も出来なければの話ですが』
悟飯「わ、分かってますよ」
神裂『…』
悟飯「…? 神裂さん?」
神裂『…何か』
悟飯「え?」
神裂『…』
悟飯「?」
神裂『…その…記憶を消さなくてもいい方法はありましたか?』
悟飯(…!)
悟飯(…そっかそれを気にして電話してきたのか…)
悟飯(やっぱりそんな悪い人たちじゃ無いんだな…)
神裂『無言…と言う事は、そう言う事と取っていいのですか?』
神裂『…貴方なら私たちと違う力を持っていたから、もしかしたらと思いましたが…』
悟飯「あ…! いえあります! あります!」
神裂『え…?』
悟飯「記憶を消さなくてもいい方法ですよ」
悟飯「もしかしたら…何ですけど」
神裂『…』
神裂『…期待はしていませんが、聞くだけ聞きましょう』
悟飯「…あ、ありがとうございます」
…。
……。
………。
神裂『ヨハネのペンが脳を圧迫している?』
悟飯「はい残り15%の記憶容量は21年分あるはず何ですから」
悟飯「それで1年分の記憶容量しか無いと言うなら、別の原因…つまりヨハネのペンの人格しか考えられないんですよ」
神裂『…しかし教会はあれはインデックスを守るもので無害だと…』
神裂『…いや』
神裂『脳を汚染する魔導書を平気で記憶させた教会なら…』
神裂『…それにあの子の反乱を恐れているならば、あるいは…』
悟飯「神裂さん?」
神裂『く…!!』スガァーーン! ガラガラ…(受話器の向こうで何か崩れる音がする。
悟飯「し、神裂さん!?」
神裂『…』
神裂『…すまない自分の愚かさに少し腹を腹を立てただけだ』
神裂『少年、気にしないでくれ』
悟飯「は、はあ」
悟飯「ま、まあそれで何ですけど」
神裂『何か?』
悟飯「えっとあの…その記憶を奪う術で、ヨハネのペンを消す事は出来ないのですか?」
神裂『…』
悟飯「…? 神裂さん?」
神裂『たぶん無理でしょう…ヨハネのペンが教会の仕掛けた罠ならば』
神裂『ヨハネは十万三千冊の魔導書を使って、より高位な魔術で防御されるかも知れません』
神裂『それに対抗するためには、時も場所も準備も足りません』
神裂『…非常に残念ですが…今回は…』
神裂『…今回も記憶を消すしかありませんね…』
悟飯「そ、そんな…」
神裂『残念です』
悟飯「ぼ、僕はまだ諦めたりしませんよ!!」
神裂『そう…ですか』
神裂『ならば素敵な悪足掻きを…』
神裂『それでは…0時に』
ブツ…ツーツー。
悟飯「そうだ…諦めないぞ…」
悟飯「ここまで来たんだ…まだ諦めるもんか…」
悟飯「ん…?」
悟飯(外はもうすっかり暗くなってる…)
悟飯(もうすぐ21時か…もうこんなに時間が経っていたのか…)
悟飯(後、三時間…くそ、いよいよ時間が無くなってきたぞ…)
悟飯(急がないと…)
悟飯(でも魔術以外で人格を消す方法なんてあるのか…?)
悟飯(…うーん)
ピッコロ『悟飯』
悟飯「…! ピッコロさん?」
悟飯「そ、そうだピッコロさんは人格を消す方法を知りませんか?」
ピッコロ『…すまないが、前の神の知識の中にもその方法はない』
悟飯「そ、そうですか…」
ピッコロ『ただちょっと気になる事があって声をかけたのだ』
悟飯「え? 気になる事…?」
ピッコロ『ああ…悟飯、その女の気を感じて』
ピッコロ『何か邪悪な物を感じ取った事は無いか?』
悟飯「え? 邪悪…? インデックスがですか?」
ピッコロ『正確にはその女じゃない』
ピッコロ『恐らくはお前らが話していた、ヨハネのペンの方だ』
ピッコロ『俺はそのヨハネのペンとやらになってる時、ほんの少しだったが邪悪な物を感じた』
悟飯「…そ、そう言えば、インデックスの雰囲気が変わった時」
悟飯「確かに僕も少し邪悪な物を感じました」
ピッコロ『やはりそうか…』
悟飯「で、でもそれが一体何だと言うんですか?」
ピッコロ『うむ…もしもヨハネのペンとやらが』
ピッコロ『魔術とは言え、邪悪な物で人の心を操り体を蝕む毒のような存在ならば消せる方法はあるかも知れん』
悟飯「ほ、本当ですか!?」
ピッコロ『ああ…試しにその女の気を感じてみろ』
ピッコロ『どこかにそれらしき邪悪な気を感じればこの方法は有効かも知れん…』
悟飯「は、はい」
悟飯「…」
悟飯(…感じないな)
悟飯(いや…普通の時のインデックスからは感じられないんだ)
悟飯(ヨハネのペンじゃ無い時は、感じ取れないくらい気が小さくなってるのかも)
悟飯(…念入りに調べてみよう)
悟飯(足…腰…お腹…手…胸)
悟飯(無いなあ…首…顎…口…?)
悟飯(…ん? 口の…中か?)
悟飯(ほんのちょっとだけど、悪い気を感じるぞ)
悟飯(こ、これがそうなのかな?)
悟飯「あ、ありました! 口の中に何か邪悪な物を感じます!」
ピッコロ『ようし…ならばいけそうだな』
ピッコロ『待っていろ、今その方法を探して持っていく』
悟飯「は、はいありがとうございます! ピッコロさん」
悟飯「…」
悟飯「よ、よし、何とかなりそうになってきたぞ」
悟飯「…でも消す方法って何なのかな…?」
悟飯「まあ、もうそれしかやれる事は無いんだ」
悟飯「ここはピッコロさんを信じて、後は待つだけだ!」
…。
……。
………。
悟飯「…お、遅い」
悟飯「もう0時になっちゃうぞ…」
悟飯「何をしてるんですか…ピッコロさん!」ソワソワ。
悟飯「探すとか言ってたけどまだ見つからないのか…」ソワソワ。
悟飯「まさか間に合わないなんて事無いよな…」ソワソワ。
悟飯「でもだったら何でこんな時間が───」ソワソワ。
ドンドンー!!(ドアを叩く音。
悟飯「…!」
ガチャ、ギィーーー…(開く扉。
ステイル「…時間だ」
神裂「…」
悟飯「あ…あ…」

続く

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