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ベジータ「ハルケギニア?」14

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ルイズ「で、そのフリーザってのがやって来るからガンダールブの力でスーパーサイヤ人にならないとまずい」
ルイズ「あんたはそう言いたいのよね?」
ベジータ「そうだ!」
ベジータフリーザを倒すには、もはや俺がスーパーサイヤ人になる以外道はない」
ルイズ「で、なんでそこから、その…」
ルイズ「あ、あんたと、その、ここ恋人にならきゃい、いけないのよ?///」
ベジータ「お前との信頼関係がガンダールブ発動の鍵となるならば」
ベジータ「今の状態で発動しないとすれば、ワンランク上の状態になるしかあるまい!」
ルイズ「…それが恋人になるって事?」
ベジータ「そうだ」
ルイズ「………」
ルイズ「……はぁ」
ベジータ「なんだ?」
ルイズ「何でもないわよ…」
ルイズ「ほんとっ! 強くなる事しか興味ないんだから…」
ルイズ「…ちょっとでも期待した私が馬鹿だったわ(小声)」
ベジータ「期待? 何をだ?」
ルイズ「な、なんでもないわよっ!///」
ベジータ「うお!」
ルイズ「…と、とりあえず嫌!///」
ベジータ「何!?」
ルイズ「そんな理由であんたと、つつつ付き合うとかないから、これほんと///」プイ
ベジータ「バカヤロー! 好き嫌い言ってる場合じゃないんだぞ!」
ベジータフリーザは最新型の宇宙船ですぐにでもやって来て、この星の連中を皆殺しにするぞ」
ルイズ「…その話自体まず信じられないのよ」
ベジータ「何だと!?」
ルイズ「フリーザってのが死んでたとか生きてとか話がコロコロ変わるし」
ベジータ「そ、それは、だからだなっ!?」
ルイズ「だいたいフリーザってのは凄い遠くにいたんでしょ?」
ルイズ「なんで生きてたなんてわかったのよ!?」
ベジータ「それはこいつのおかげだ」スッ
ルイズ「ん? それってあの玉から出てきたオーク鬼がつけてたモノクルじゃない」
ベジータモノクル? なんの事か知らないがこいつはスカウターと言う道具だ」
ルイズ「すかうたあ?」
ベジータ「ああ、相手の強さを測ったり、遠くの相手と会話が出来る…お前ら風に言えばマジックアイテムみたいなもんだ」
ルイズ「へぇ…そ、それは凄いマジックアイテムね…」まじまじ
ベジータ「さっきそれで通信したらフリーザの野郎が出やがって、それで俺がここにいるのがバレちまったって訳だ」
ルイズ「バレたって場所言ったの?」
ベジータ「そいつで話すと使った位置や場所がわかるんだ。それでだ」
ルイズ「ふーん…そんな事も出来るんだ」
ルイズ「でもそれがわかっててなんで使ったりしたの? 馬鹿?;」
ベジータ「だ、だから俺はフリーザが死んでたと思ってたから…」
ルイズ「…まあ、話はだいたいわかったけど」
ルイズ「やっぱりいまいち信用出来ないわね…」
ベジータ「な、なぜだ!?」
ルイズ「全てが嘘臭く感じるからよ」
ルイズ「このマジックアイテムの効果だって本当かわらないし」
ベジータ「だ、だったら試してみればいいだろう」
ルイズ「試す?」
ベジータ「そうだ着けてみろ」カチャ
ルイズ「これを…?」
ベジータ「お前もこれを使って話せば少しは信用するだろ? ほら」
ルイズ「う、うん」
ルイズ「でかいモノクルねぇ、こんなんじゃ片眼鏡にした意味がないんじゃ」カチャカチャ
ルイズ「? 頭に乗っけるようにつければいいの?」
ベジータ「しょうがない奴だな、ちょっと貸してみろ」
ルイズ「え? あ、う、うん///」
ベジータ「よしこれでいい」
ルイズ「あ、ありがと///」
ベジータ「それじゃあこのボタンを押してみろ。通信…会話が出来る」
ルイズ「こ、これでいいの?」カチ
ザーザー、ザッ、ザーザー
ルイズ「何よこれ? ザーザー言ってるだけで何も聞こえないわよ?」
ベジータ「繋がるまで少し時間がかかる。待ってろ」
ルイズ「う、うん」
ザーザー、ザッ、ザーザー
ルイズ「………」
ルイズ「……?」
ルイズ「やっぱり聞こえないわよ?」
ベジータ「む…おかしいな…」
ベジータ「ちっ識別番号で俺だと判断して無視してるのか…」
ルイズ「? どういう事?」
ベジータ「くそっいいから俺の話を信じやがれ!」
ルイズ「な、何よ、それ? そんなんで信じられる訳ないじゃない!」
ベジータ「やかましいつ! いいからお前は俺の言う通りにしてればいいんだ!」
ルイズ「そ、そんな言い方で信じる人間なんかいる訳ないじゃない!」
ベジータ「う、うるさい!」
ルイズ「……はぁ」
ルイズ「…もう付き合ってられないわ」
ベジータ「おい、どこへ行くんだ!」
ルイズ「もう寝るのよ、それじゃお休み~」
ベジータ「勝手に話を終わらせるな!」
ルイズ「まったく…付き合いたいなら、そんな嘘言わないで正直に言いなさいよ///(小声)」
ベジータ「あん? 何か言ったか?」
ルイズ「な、何でもないわよ!」
ベジータ「うお!?」
ルイズ「どいて」
ベジータ「ぐく…」
ルイズ「あ」
ベジータ「な、なんだ?」
ルイズ「女王陛下から命令よ」
ベジータ「なんだそれは?」
ルイズ「あんた気に食わないとすぐどこかに行っちゃうんだから」
ルイズ「あの後まだ女王陛下からお話があったのよ」
ベジータ「何だと?」
ルイズ「先のアルビオンの一方的な宣戦布告、戦争で多くはアルビオンへの報復戦争を望んでいるわ」
ベジータ「ふん、戦いたい奴は戦わせればいいだろう」
ルイズ「そう言う訳には行かないのよ」
ベジータ「何?」
ルイズ「女王陛下はその戦争には反対なのよ」
ベジータ「ふん、お優しいこったな」
ルイズ「でも、その女王陛下のお心を利用して失脚を狙う不届き者がトリスティンの中にいるみたいなのよ」
ルイズ「私たちは秘密裏にその逆賊を調査、炙り出し、女王のうれいを晴らす、女王陛下の手として使える事になったわ」
ルイズ「暗号名は『ゼロ』この名前で召集がかかったら、それは女王陛下直々に任務だから忘れないようにね」
ベジータ「けっくだらん…今はフリーザをどうにかしないといけないのが、お前にはわからんのか!?」
ベジータ「いいから俺の恋人になると言え!」
ルイズ「あ、貴方ねぇ…;」
ベジータ「何だ?」
ルイズ「その、わ、私と付き合いたいんでしょ?///」
ルイズ「そんなんで私とここ恋人になれるとか本気で思ってるの?」
ベジータ「あ? お前が付き合うと言えばそれで恋人だろ?」
ルイズ「そんな訳ないでしょ!」
ベジータ「ち、違うのか?」
ルイズ「あ、当たり前でしょ、そんな形だけのやり取りで、その本当のこここ恋人になんかなれる訳ないでしょ!///」
ベジータ「ほ、本当の恋人だと!? なんだそれは!?」
ベジータ「恋人に本物とか偽物とかあるのか!?」
ルイズ「え?…ほ、本気で言ってるの?」
ベジータ「お互い形だけでも好きって言えば良いだけの話だろう? 違うのか?」
ルイズ「だ、だからそれじゃ…」
ベジータ「???」
ルイズ「……;」
ルイズ(こいつ本気でそう思ってるみたい;)
ルイズ(まったくあんたがそれじゃ恋人になんかなれる訳じゃない!)
ルイズ(だいたいスーパーサイヤ人になりたいから恋人になれっておかしいでしょ!?)
ルイズ(…本当に戦闘馬鹿なんだから)
ルイズ「…ぶつぶつ」
ベジータ「お、おい、どうした?」
ルイズ「……!」
ルイズ(……そうだわ、だったらこれを利用して…)
ルイズ「あ、当たり前でしょ、私のかかか彼氏になりたいなら、もっと優しくしないとダメ!///」
ベジータ「そ、そう言う物なのか?」
ルイズ「そ、そうよ! あんたはそう言うのには疎そうだから私が一から教えてあげるわ」
ベジータ「よ、よーし良いだろう…教えてみろ」
ルイズ(よし…食いついた!)
ルイズ(この機会に私の良いように誘導して、ベジータに私の事本当に好きにさせてやるんだから…!)
ルイズ「こほん…私の、その恋人になりたいんだったら、私のお願いとかもっと素直に聞かないと、だから私が女王陛下に仰せつかった密命も、くだらんって言わないで一緒にやらないとダメ!///」
ベジータ「ほ、ほう?」
ルイズ「と言うか私の言う事に今後一切『くだらん』は禁止!」
ベジータ「何!?」
ルイズ「あ、後それとメイドより私にもっと優しくしないとダメだし」
ベジータ「? なんだそれは、いつ俺がシエスタに優しくしたんだ?」
ルイズ「いつもしてるじゃない! わ、私よりその…もにゅもにゅ///」
ベジータ「あ?;」
ルイズ「何でもないわよっ!」
ベジータ「うお!」
ルイズ「と、とにかくそう言う事よ! やらなきゃこここ恋人になんかなってあげないんだから わ、わかった!?」
ベジータ「お、おう? なんだかよくわからんがわかった」
ルイズ「そ、そう? じゃ、じゃあ今から始めるわよ」
ベジータ「い、今からかやるのか!?」
ルイズ「そ、そうよ! 早くしないとそのフリーザってのが来ちゃうんでしょ!?」
ベジータ「く、よ、よーし良いだろう、かかってこい!」
ルイズ「かかってこいって…;」
ルイズ「ま、まあいいわ」
ベジータ「で、何をすればいいんだ?」
ルイズ「うーん…とりあえずベッドに腰掛けて」
ベジータ「? これでいいのか?」ギシ
ルイズ「い、いいわ」
ルイズ「じゃあじっとしててね」とてとて
ルイズ「んしょ…」スッ(ベジータの上に座ろうとする
ベジータ「お、おい一体何を…;」
ルイズ「う、動かないで言ってるでしょ!」
ベジータ「く、ちっわかったよ…(何なんだ一体;)」
ルイズ「う、うん中々い、いい座り心地じゃない///」
ベジータ「…で、で次は何をすればいいんだ?」
ルイズ「そ、そうね///」
ルイズ「つつつ次は…その、えっと///」
ベジータ「?」
ルイズ「ううう後ろから だだだ抱き締めなさい!///」
ベジータ「はぁ?;」
ルイズ「こっ恋人はそう言う事するもんなのよ!」
ベジータ「そ、そうか、そう言う物なのか…」スッ
ルイズ「や、優しくよ!?」
ベジータ「ちゅ、注文が多いな…;」
ルイズ「…あ、後! こんな事させるのなんて特別なんだからね!? あ、ありがたく思いなさいよ!?///」
ベジータ「わかったわかった;」
ベジータ「こんな感じか?」きゅ(ルイズを抱き締める
ルイズ「あ…///」
ルイズ「えへへ~///(ベジータに抱きしめられてる)」ポワポワ
ベジータ「おい? これで恋人なのか?」
ルイズ「はっ!」
ルイズ「ま、まだダメよ! こ、こんなの全然なんだから、序の口なんだから!」
ベジータ「じゃ、じゃあ他に何をすればいいんだ?」
ルイズ「そ、そうね…」
ルイズ「じゃ、じゃあ今度は、みみみ耳元で、あああ愛してるぞと言いなさい!」
ベジータ「!?」
ベジータ「ババババカヤロー!! そんな真似出来るか!!」
ルイズ「こ、恋人ならそんな甘言の一つや二つ言えて当然でしょ!」
ルイズ「あんたそんな事もわからないの?」
ベジータ「く、ぐく」
ルイズ「さ、さあ言うのよ?」
ベジータ「わ、わかった」
ベジータ「あ、あ…」
ルイズ「………」ゴクリ
ベジータ「…愛してるぞ…///」
ルイズ「きゅううん…///」ふにゃふにゃ
ベジータ「? こ、これでいいのか?」
ルイズ「! だ、ダメ! まだよ! まだまだ足りないんだから!」
ベジータ「ま、まだ足りないのか!?」
ルイズ「そ、そうよ、何たって恋人になればスーパーサイヤ人になれるんでしょ?」
ルイズ「あんたスーパーサイヤ人ってのになるのに、相当苦労してるんだから同じ分の苦労があっても、お、おかしくないでしょ?」
ベジータ「そ、そうか…い、言われてみればそうかも知れんな…」
ルイズ「そ、そうよ(正直よくわかんなけど、この際まあいっか♪///)」
ベジータ「な、ならば次は何をすればいいんだ?」
ルイズ「そ、そうね」
ルイズ「…じゃ、じゃあ今度はもう寝るからそそそ添い寝して///」ドサッ(ベッドに寝転がる
ベジータ「なっ!///」
ルイズ「! (鈍いベジータも顔赤くなってきて、だ、だんだん意識してきたのかしら)」
ルイズ(な、なんかこう言うのちょっといいかも///)
ルイズ「だ、ダメよ、やらなかったら恋人になれないんだから、スーパーサイヤ人にだってなれないんだから、あ、あんたはやるしかないのよ?///」
ベジータ「く、わ、わかった…」
ベジータ「こ、これでいいのか?」ドサッ(ルイズの隣に寝転がる
ルイズ「あ…///」
ベジータ「ちっじゃ、じゃあもう寝るぞ///」
ルイズ「だ、だめよ、添い寝なんだからこっち向かなきゃ///」
ベジータ「く、くく///」
ルイズ「ほ、ほら早く…しなさいよ///」
ベジータ「く、お、おらよ///」ゴロ
ルイズ「あ…(顔近っ!///)」
ベジータ「こ、これで寝れば良いのか?///」
ルイズ「だ、ダメよ、まだ寝ちゃ!」
ベジータ「寝るからベッドに入ったんだろ? これ以上何をするって言うんだ?;」
ルイズ「こ、これ以上はダメ!」
ベジータ「はぁ?」
ルイズ「こ、これ以上はダメだけど…ま、まだしてもらう事があるの…だから寝ちゃダメ…」
ベジータ「お前は何がしたいのかさっぱりわからんぞ?」
ルイズ「う、うるさいわね!」
ベジータ「で、なんだ今度はなにをすりやいいんだ? もうなんでも言え…」
ルイズ「え? う、うん…」
ルイズ「えっと今度は…」
ベジータ「………」
ルイズ「わ、私と目を合わして……す、好きって言って…///」
ベジータ「! ばっ馬鹿! おま!///」
ルイズ「だ、ダメ! 言わなきゃ恋人にしてあげないだもん!///」
ベジータ「く…///」
ルイズ「ベジータ…?///」
ベジータ「く、くく…///」
ベジータ「~~~~~///」
ベジータ「…///」じっ(ルイズを見る
ルイズ「…!」ゴク
ベジータ「…す///」
ベジータ「好きだっ!///」
ルイズ「! は、はわわわわ///」
ベジータ「? こ、これでいいのか?///」
ルイズ「だ、ダメよ! も、もう一回!」
ベジータ「何だとぉ!?」
ルイズ「言わないと…」じっ(ベジータを睨む
ベジータ「わ、わかった」
ベジータ「…す、好きだ///」
ルイズ「はきゅうううん♪///」
ベジータ「こ、これで…」
ルイズ「もっと」
ベジータ「何!? ふざ…」
ルイズ「もっと!!」
ベジータ「く…す、好きだ!」
ルイズ「もっと」
ベジータ「!? す、好きだ」
ルイズ「もーっと!」
ベジータ「す、好きだ」
ルイズ「もっともっと」
ベジータ「好きだ!」
ルイズ「もっと」
ベジータ「好きだ!」
ルイズ「もっと」
………
……

チュンチュン…
ルイズ「もっと」
ベジータ「す…き…だ…」
ルイズ「もっと」
ベジータ「な、なあ?」
ルイズ「何?」
ベジータ「こ、これいつまでやればお前と恋人になれるんだ?」
ルイズ「私が気が済むまで」
ベジータ「も、もう…朝だぞ…まだ気がすまないのか?」
ルイズ「うん♪」
ベジータ「く…」ガク
ルイズ「ねえベジータ?」
ベジータ「な、何だ?」
ルイズ「そ、そのずっと一晩中私の事好きって言って、えっとその、その気になったりした?」
ベジータ「その気って何だ?」
ルイズ「わ、私の事、その形だけじゃなくて、気になる存在って言うか…」
ベジータ「気になる?」
ルイズ「そ、その好きになったかって事よ!」
ベジータ「好きに? お前を?」
ルイズ「う、うん」
ベジータ「あるわけないだろうそんなこと」
ルイズ「え……?」
ベジータ「恋人って言っても形だけなればいいんだ」
ルイズ「形だけ…? そ、それってどう言う」
ベジータ「嫌いあってる二人がそんな関係には死んでもなりたくないハズだ」
ベジータ「しかし死んでもなりたくない関係を我慢して結ぶことが出来れば、それは信頼関係の底上げに必ず繋がるハズだ」
ベジータ「だから嫌なのを我慢してやってるんだ。好きになんかなる訳ないだろう」
ルイズ「嫌…我慢…」
ルイズ「く!」ガバ!(ベジータの上に馬乗りになる
ベジータ「な、何を…」
ルイズ「ふざけないでよ!」バシーン(ベジータの頬を叩く
ベジータ「な、何しやがる! お、お前だって俺が相手じや嫌だろう!?」
ルイズ「私が…嫌?」
ベジータ「そ、そうだ」
ルイズ「…こんな事しない(小声)」
ベジータ「何?」
ルイズ「嫌だったら最初からこんな事する訳ないじゃない!」ポロポロ
ベジータ「!?」
ベジータ「な、なんで泣くんだ?」
ルイズ「…!」ポロポロ
ルイズ「うるさいっ! 鈍感! 馬鹿! 死んじゃえ!!」ボフボフ!(枕で何度も叩く
ベジータ「や、やめろ!」
ルイズ「うるさいっ! あんたなんか…あんたなんか!!」ボフボフ!
アニエス「ヴァリエール殿!!」ガチャ
アニエス「あ…」
ルイズ「あ、アニエス?」クイ(涙を拭う
アニエス「し、失礼した! し、しかし緊急事態につき許されよ」
ルイズ「な、何なのよ?」
アニエス「じょ、女王陛下が何者かの手によって連れ去られてしまったのだ!」
ルイズ「な、何ですって!」
ベジータ「何だと?」

~魔法学院正門前~

ルイズ「アニエス、貴女はなんですぐに追いかけなかったのよ?」
アニエス「うむ、すぐに追い付きはしたのだが、恐ろしい強さであしらわれてしまったのだ」
ベジータ「……!」
ルイズ「あ、アニエスほどの人が!?」
アニエス「そうだ、それで恥ずかしい話だがベジータの力を借りたくて来たと言う訳だ」
ベジータ「本当に恥ずかしい話だな、お前が嫌う悪のサイヤ人の力を借りようってんだからな」
アニエス「く」
ルイズ「ベジータ!」
アニエス「いや、いいのだヴァリエール殿、本当の話だからな」
ベジータ「ほう…」
アニエス「例えどんな泥を被ろうとも私は女王陛下をお守りすると誓ったのだ」
アニエス「この位の屈辱は何でもない!」
ベジータ「ふん、まあ良いだろう、どうせこの女が行くんなら俺も行くしかないからな」
ベジータ「しかし、自分に敵わないと感じたら俺のところにすぐ来たのはいい判断だ」
ベジータ「俺に倒せない者などいないのだからな」ニヤ
ルイズ「ふん、フリーザカカロットには勝てないくせに」
ベジータ「う、うるさいぞ! 余計な横槍を入れるな!」
ベジータ「それで相手はどんな奴だ? どこにいる?」
アニエス「あ、ああ、怪しげな仮面を着けた小柄な奴で、なんでかはわからないが女王陛下を返して欲しくば、ラグドリアン湖に来いとそれだけ言ってきた」
アニエス「身代金などの要求はない」
ベジータ「ふん、まあわかった、ところでお前空は飛べるか?」
アニエス「ああ」
ベジータ「よしじゃあ案内しろ、あんまりまだ地形に詳しくなくてな」
アニエス「わかった、じゃあついてこい」フワ、バシューン!
ベジータ「ふん、すぐにぶちのめしてやるぜ」バシューン!
ルイズ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」バシューン!
キュルケ「あら? 三人揃ってどこへ出掛けるのかしら?」
キュルケ「面白そうだからついていって見ましょうよタバサ!」
タバサ「……ん」コク

~ラグドリアン湖~

アニエス「敵に見つかる可能性があります、ここらへんで降りましょう」
ルイズ「わ、わかったわ」
ベジータ「ふん」
ヒュウウウウン(地上に降り立つ三人
アニエス「女王陛下の身を第一に考えるため、犯人を刺激しないようここからは気配を消して行きましょう」
ルイズ「う、うん」コク
ベジータ「………」
アニエス「と、ところでヴァリエール殿?」
ルイズ「え?」
アニエス「朝からきになっていたのてすが…そのでかいモノクルは一体?」
ルイズ「あ、こ、これはマジックアイテムでこの眼鏡を通して見た物の力がわかるの」
アニエス「ほう…そのような便利なマジックアイテムがあったのですか…知りませんでした」
ルイズ「ううん、これは元々ベジータの世界のマジックアイテムでハルケギニアの代物じゃないわ」
アニエス「ベジータの世界の…」
ベジータ「ふん…そんなものは力が探れる俺たちにとってはもはや無用な長物だ」
アニエス「そうなのか?」
ベジータ「ああ、そいつは本当に相手の表面上の力しか見れんからな」
ベジータ「と言うかいつまでそれを着けてるつもりだルイズ?」
ベジータ「力が探れるお前にもそんなもの着けてても意味がないだろ」
ルイズ「べ、別に、これはこのままでいい!」
ベジータ「そ、そうか? ま、まあお前がそうしたいんなら別に構わんが」
ルイズ「…あ、あんたが着けてくれたから///(小声)」
ベジータ「あん?」
ルイズ「な、何でもない!」
ルイズ(も~こんなに私が想ってるのに、なんであいつは少しもわかってくれないのよ!)
デルフ「難儀してる見たいだな嬢ちゃん」
アニエス「ん? なんだその剣は?」
ルイズ「で、デルフあんたいつの間に」
デルフ「いつもの瞬間移動さ、そしてそこのねーちゃん、俺は伝説の剣デルフブリンガーだよろしくな」
アニエス「ねっ!?」
ベジータ「ふん、またやかましいのが来やがったか…」
ルイズ「な、何しに来たのよ、しかも私の背中に、あんたの居場所はあっちでしょ!」
デルフ「いや、何、一晩中お前らを見てたんだが」
ルイズ「見て…!///」かぁ~!
デルフ「お前らがうまく行けばいいやと思って口出しはしないでいたんだが、あまりの相棒の鈍感さを見かねてな、カカカ」
ベジータ「何の話だ?」
ルイズ「うるさいわね! あんたには関係ないわよっ!」
ベジータ「! ちっ、何なんだ一体?;」
デルフ「うまく行きそうにはねぇか…(小声)」
ルイズ「そ、それは!」
ルイズ「…だ、だってあいつちっとも私の事気にかけてくれないんだもん(小声)」
ルイズ「私だけそう思ってても仕方ないじゃない(小声)」
デルフ「本当にそうかねぇ(小声)」
ルイズ「え?」
デルフ「覚えているか? 日食の日アルビオンが攻めてきた時の事を? 相棒はお前さんを助けに来たじゃないか(小声)」
ルイズ「だってらあれだってスーパーサイヤ人になれるからでしょ(小声)」
デルフ「俺はそれだけじゃないと思うぜ(小声)」
ルイズ「え?」
デルフ「これは俺の憶測だけどよ、お前さんを助けにいく助けにいかないってごねてる時よ?(小声)」
ルイズ「う、うん」
デルフ「術が解けてるなら日食なんてどこでも飛び込めるんだから、うるさい連中なんてほっといてとっとと別の場所に行っちまえばいいじゃねえか?(小声)」
デルフ「それをしないで助けて欲しかったらメリットを出せ、そう相棒は言ったんだ(小声)」
ルイズ「そ、それはだからスーパーサイヤ人になりたかったから…(小声)」
デルフ「そうかい? でもおれっちはそうじゃねえと思うんだ(小声)」
デルフ「相棒はよ、お前さんを助けに行く理由が出るまで待ってたんじゃねえかってな?(小声)」
ルイズ「……!」
ルイズ「そ、そんな事ありえないわ(小声)」
デルフ「ああ、これはあくまで俺の勝手な考えだ(小声)」
デルフ「ただなあのひねくれもんの相棒の事だ。充分考えられるぜ(小声)」
ルイズ「そ、そうかな(小声)」
デルフ「そうだ、だからあまり悲観的になるな、充分脈はあるぜ?(小声)」
ルイズ「そ、そうかな、うふ、も、もうしょうがないわね、そ、そうならそうとい、言えば良いのに///」
デルフ(…やれやれ仲を持たせるのもほんと一苦労だぜ;)
アニエス「ヴァリエール殿?」
ルイズ「はははい!」
アニエス「! そ、そろそろ目的地に着くのでお静かにお願いします」
ルイズ「あ、ははい、すいません…はう~///」
アニエス「? わかってくれればそれで良いので、そんなに落ち込まないようお願いします」
ベジータ「気を抜くな、馬鹿め…」
ルイズ「あんたのせいでしょ!」
ベジータ「な、何でだ? 訳がわからんぞ」
アニエス「しっ! お二人とも本当にお静かにお願いします」
ルイズ「あ! は、はい」
アニエス「む、湖の畔に誰か立ってますな……あ、あれは女王陛下!」
ルイズ「え!」
アニエス「女王陛下!」
ベジータ「ば、馬鹿飛び出すな!」
アニエス「大丈夫だ! 回りには何も気配を感じない!」
ルイズ「アニエス待って!」
アニエス「今行きますぞ! 女王陛下!」
アニエス「…!」
スッ(岩場の影から仮面の人物が現れる
仮面「………」
アニエス「ば、馬鹿なまったく気配を感じなかった…」
ルイズ「ほ、本当、何も力を感じない、な、なんで?」
ルイズ「そこに見えるのに存在してないみたいな…そ、そんな事あるの!?」
仮面「………」クイクイ(アニエスを挑発する
アニエス「こ、この! 女王陛下から離れろ!」バシューン!(仮面に突撃する
ベジータ「ちっ馬鹿め!」
アニエス「ハァッ!!」バシュ!(仮面にパンチをする
仮面「………」シュン(パンチが当たる前に消える
アニエス「なっ!?」
仮面「………」ヒュ、ビシュ!(一瞬でアニエスの背後に回り込み首筋に当て身
アニエス「か…く」ドサッ
ルイズ「う、嘘…何も力を感じないのに、私より強いアニエスが一撃で!?」
ルイズ「ど、どうなってるの!?」
ベジータ「落ち着け! 攻撃の瞬間一気に戦闘力を上げて元に戻してるだけだ」
ベジータ「力のコントロールに慣れたら大した芸当じゃない」
ルイズ「そ、そうなんだ」
ルイズ「そ、それより姫様ご無事ですかー!?」
アンリエッタ「る、ルイズ…」
仮面「………」スッ、フルフル(アンリエッタの前に手を出し喋るのを牽制する
アンリエッタ「あ……」
ルイズ「ひ、姫様! こ、この賊め! 姫様から離れなさい!」
仮面「………」クイクイ(ルイズの言葉を無視してベジータを挑発する
ベジータ「ふん面白い、どうやら俺をご指名のようだな」
ルイズ「な、舐めないでよね!」
ルイズ「ハアアア……」ゴゴゴ
仮面「…!」
ベジータ「ちょ、馬鹿待て!」
ルイズ「いやぁ!」バシューン!
ルイズ「えい!」ブン!(仮面にパンチ
仮面「………」ぱしっ(難なく受け止める
ルイズ「あ、あれ?」
ベジータ「馬鹿か、アニエスがまったく敵わないのにお前が敵う訳ないだろうが!;」
仮面「………」スッ(拳を振り上げる
ルイズ「ひ!」
ベジータ「あの馬鹿!」バシューン!(仮面に突撃する
仮面「…!」シュン(ルイズごと消える
ベジータ「何!?」
仮面「………」シュン(アンリエッタがいるところに移動
ベジータ「は、早い…;」
ルイズ「な、何? どうなってるの?」
仮面「………」スッ(再び拳を振り上げる
ルイズ「あ…」
ベジータ「や、やめろー!!」
ルイズ「! ベジータ…!」
仮面「………」ブン、ゴチ!
ルイズ「い、いたっ! ゲンコツ!?」
仮面「………」
ルイズ「いたた、あううう::」
アンリエッタ「ルイズ…」タタタ(ルイズに寄り添う
仮面「………」クイクイ(再びベジータに挑発
ベジータ「ふん、どうやら一筋縄ではいかん相手のようだな」
ベジータ「良いだろう…俺も本気になってやるぜ」
ベジータ「ふん!」
ベジータ「ハアアア…」ゴゴゴ
仮面「………」
ルイズ「べ、ベジータ大丈夫だよね?」
キュルケ「わお、なんか凄い事になってるみたいね」
タバサ「……ん」コク
ルイズ「あ、あんたたち、ど、どうしてここに!?」
キュルケ「何ってなんか貴方たちが飛んでくのが見えたから追っかけたまでよ」
ルイズ「そ、そんな理由で追っかけないでよ!」
ルイズ「今とっても危険な状況なのよ!? 見て解らないの!?」
キュルケ「あらん、それってとっても面白そうじゃない」
キュルケ「それになんかダーリンの雄姿を見れそうだし、付いてきて正解だったわ」
ルイズ「も、もうどうなっても知らないわよ;」
ベジータ「ハアアアア~~~~!!」ゴゴゴ、バチバチ
ベジータ「ハァッッ!!!」バシューン!!!
ビュオオオオオオ!!!
キュルケ「きゃ! 相変わらず凄~い♪」
タバサ「……;」
仮面「………」
ベジータ「ちっ平然としてやがる…」
ベジータ「…だがそんな余裕すぐに消してやる…」シュン(消える
ベジータ「だぁ!」ビシュ!!(一瞬で仮面の背後に回り込み首筋めがけて渾身のチョップ
仮面「………」ぱしっ(ベジータの当て身を軽くいなす
ベジータ「何!?」
ルイズ「嘘! あのベジータの攻撃を防いだの!?」
仮面「………」クイクイ(挑発
ベジータ「く、くぅ~~~~~」
ベジータ「舐めやがって~~#」
ベジータ「い、今すぐ後悔させてやる!」
ベジータ「でやぁっ! だだだ!」バババ(連続パンチ
仮面「………」ぱしっぱしっぱしっ(全ていなす
ベジータ「ふん! 逃げ回る事は上手いらしいがどこまでかわしきれるか…なっ!」バババ、ブン、シャシャシャ(連続パンチ>回し蹴り>連続キック
仮面「………」ぱしっぱしっぱしっ
バシャ! シャーーーー!(格闘戦をしながら湖面の上を走る
ドオーーン、ババババ!!(湖の中央辺りで空に登りながら格闘戦
タバサ「…凄い;」
キュルケ「何あれ? 目で追うのもやっとなんですけど」
ルイズ「私さっきあんなのに向かって行ったの?;」
アンリエッタ「………」
ベジータ(く、なんなんだこいつは、放った攻撃が全部流されちまう;)
ベジータ(だったら…!)シュン(消える
仮面「…!」
ベジータ「こっちだ!」ガキッ(後ろから仮面を羽交い締め
ベジータ「どうだ! これでそのぐにゃぐにゃした技は使えまい! 覚悟し…」
仮面「………」バキャア!!(後ろに向かって頭突き
ベジータ「ぐはぁ!」
仮面「………」シュン(逆にベジータの背後を取る
ベジータ「かは、く、しまっ!」
仮面「………」ドゴアッ!!(ナックルボム
ベジータ「ぐあああ!!」ヒューーン(地上に向かって墜落
仮面「………」シュン、ガキッ(ベジータを空中で羽交い締めをする
ベジータ「ち、ちくしょう! は、離せぇ!!」ジタバタ
ベジータ(く、くそぉ! な、なんて力だ、まるで外せる気がせん;)
仮面「………」バシューン!!(ベジータを羽交い締めしたまま加速する
ベジータ「や、やめろおおお!!!」
仮面「………」ぱっ(激突寸前で離す
ベジータ「うわあああ!!!」
ズドオォーーーーーンッ!!!
パラパラ(地面にクレータが出来その中央で突き刺さっているベジータ
ルイズ「べ、ベジータ!?」
仮面「………」タッ(ベジータが刺さってる場所に降り立つ
仮面「………」グッ(蹴りを溜める
ルイズ「や、やめて!」
仮面「………」ドゴォッ!!(ベジータを蹴る
ドォーーーーン!!(巻き上がる土埃と共に蹴り出されるベジータ
ゴロゴロゴロ…
ベジータ「あ…く…ぅ」ピクピク
キュルケ「う…そぉ…あ、あのダーリンが負けた!?」
仮面「………」ザッザッザッ(ベジータに近づく
仮面「………」ガッ(ベジータの髪の毛をつかんで引き起こす
ベジータ「あ…うう…」
キュルケ「だ、ダーリン…;」
タバサ「……;」
ルイズ「や…やめて」
仮面「………」グッ(拳を溜める
タバサ「……!」
タバサ「ぶつぶつ…アイシクル・エッジ!」
ヒュンヒュンヒュン!(氷の刃
仮面「………」スッ(溜めてた手をタバサに向ける
タバサ「…!」
ドォオンッ!!!(仮面が向けた手の先が爆発し全ての氷の刃を叩き落とす
ビュオオオオオオ(爆風
タバサ「く…あ!」ゴロゴロゴロ(爆風に吹き飛ばされるタバサ
キュルケ「た、タバサ!!」
ルイズ「く…」
仮面「………」スッ(ベジータに向き直る
ルイズ「あ、あんた…」
仮面「………」グッ(再び拳に力を溜める
ルイズ「やめなさいって言ってるでしょ!!!」ドォーーーーン!!
ゴオオオオ!!(吹き出すようにルイズの魔力が全身から立ち上る
キュルケ「る、ルイズ?」
仮面「…!」
ルイズ「ベジータから離れなさい!!」ズドオォーーーン!!(仮面に突っ込む
ルイズ「いやぁ!!」ブン(大ぶりなパンチ
仮面「………」ぱしっ!(いなす
ルイズ「あ…く!」
ルイズ(や、やっぱりダメか…で、でも!)ガシッ(足を両手で掴む
仮面「…!」グッグッ!(振りほどこうとする
ルイズ「だ、ダメ、絶対離さないんだから!」
仮面「…ふぅ」スッ(ルイズに向けて手を振り上げる
ルイズ「あ…」
仮面「………」ヒュ!(手を振り下ろす
ルイズ(ベジータ…!)キュ(目をきつく閉じる
ベジータ「上出来だ…ルイズ!」キュイイイイン
仮面「…!」
ルイズ「ベジータ!」
ベジータ「くたばりやがれこのクソヤロー!!」
仮面「…!!!」ドォーーーーン!!(仮面から金色のオーラが吹き出す
ベジータ「な、何!? うわああ!!」
ルイズ「え!? きゃあああ!」
ゴオオオオ(二人ともパワーに押されて吹き飛ばされる
ゴロゴロゴロ…
ルイズ「イタタ…」
ベジータ「ぐく……! なっ!」 
仮面「………」シュインシュインシュイン……
ベジータ「ば、馬鹿なそ、それは」
ルイズ「え?」
ベジータ「す、スーパーサイヤ人…」
ルイズ「ええええ!?」
ルイズ「こ、これがスーパーサイヤ人…なの?」
仮面「やれやれ寿命が縮むからなりたくは無かったんだけどねぇ」スッ(仮面を外す
アニエス「う…く…一体何が…ん?」
仮面「あんたらが中々やるからついなっちまったよ」
ベジータ「な、何!? ば、ババアだと!」
仮面「誰がババアじゃ! わしゃあまだピチピチの100歳じゃ!」
ルイズ「あ、貴女は?」
仮面「おやルイズ嬢ちゃんはわし忘れたのかい、薄情だねぇ…どれ思い出すようにゲンコツでもしてやろか?」
ルイズ「ひっ!」さっ(とっさに頭を隠す
ルイズ「ってその呼び方で私を呼ぶのは…ま、まさか…」
アニエス「し、師匠! シャロット師匠ではないですか!?」
ルイズ「や、やっぱりシャロ婆なの!?」
ベジータ「な、何だと、こ、こいつがあのポッドに乗ってたサイヤ人だと…?」
キュルケ「ちょっとこの人一体何者なの?」
タバサ「…謎」
シャロット「ぶい」ぐっ(ピース

続く

ベジータ「ハルケギニア?」15 - 小説書きながらパチンコ業界から転職を目指すブログ