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ベジータ「ハルケギニア?」5

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ベジータ「ふ! だだだ! はぁ!」
タバサ「………」クルクル(杖を回す
キュルケ「よくもまあ飽きももせずに毎日よくやるわよねぇ……?」
キュルケ「タバサ、あんたも疲れないの?」
タバサ「……慣れた」ペラ(本を読む
シエスタベジータさん~! 洗濯やっておきましたよ~!?」
ベジータ「……そこにおいておけ」
シエスタ「あ、は~い」
ベジータ(……よく考えたらチビ女はどうせ見てないんだから、洗濯なんかあの使用人にやらせておけばよかった)
ベジータ(洗濯している間にトレーニングが出来るからな)
ベジータ(洗濯やってる以外はあのチビ女にあれやれこれやれで、トレーニングしてる暇なんざないからな……)
ルイズ「使い魔」
ベジータ「うお!?」
ベジータ「な、なんだチビ女、いい、いつからそこにいやがった!」
ルイズ「……チビ#」
ベジータ「う」
ルイズ「……まあいいわ、これから街に行くからついてきなさい」
ベジータ「何? 何しに行くんだ?」
ルイズ「あんたはそんな事疑問に思わなくていいの」
ルイズ「ご主人様ご来なさいと言ったら何も言わずついてくればいいの、わかった!?」
ベジータ「ちっ! わかったよ、行けばいいんだろう行けば」
キュルケ「ちょっとずるいわよルイズ!」
キュルケ「アタシが先にベジータを誘おうと思ったのに!」
ルイズ「はぁ? そんな事知らないわよ」
ルイズ「誘いたきゃ勝手にすればいいけど、私の使い魔なんだから用事がない暇な時にしてよね」
ルイズ「もっとも、そんな暇は永遠に来ないかもだけどねツェルプストー?」
キュルケ「何ですって!? く~~~~ルイズの癖にぃ!!」
ルイズ「ふん、じゃあ行くわよ使い魔!」
ベジータ「わかったからそう急かすな」
ベジータ「おいシエスタ洗濯物を干しとけ、タバサまた後で呼ぶかもしれんから待ってろ」
シエスタ「あ、はいわかりました!」ニコ
タバサ「………」コク
ルイズ(名前で呼んだ……!?)
ルイズ(……な)
ルイズ(何よ何よ何よ!!)
ルイズ(私の時は強制しないと呼んでくれないし、してもすぐにチビ女に戻っちゃう癖にぃ~~~!)
ルイズ「ふぬ!!」ドギュウウウ!!(かなり強めに自分の腕をつねる
ベジータ「あふおおおおおお!?!?」ズキーン!!
ベジータ「い、いきなり何しやがる!」
ルイズ「ふん!」
ベジータ「な、何も逆らっちゃいねえだろうが!?」
ルイズ「うるさい! ばかっ! しね!」ドギュウウウ!!
ベジータ「あひょおおおお!?!?」
ルイズ「はぁはぁ」ポロ(痛みで涙目
ベジータ「じ、自分も相等痛いはずなのに、お、お前馬鹿か?」
ルイズ「!#」
ルイズ「ふぬぬぬぬぬーーー!!」ギュウギュウギュウ!!!
ベジータ「あひょ! あひょ! あひょほほほーほーっ!?!?」
キュルケ「ちょっとベジータがかわいそうじやないの! やめなさいよ!」
キュルケ「大丈夫ダーリン?」ダキッ、ムニュ
ベジータ「うく、だ、だから俺に触れるなって言ってるだろ!///」ドン
キュルケ「あん!」
ベジータ「火の玉女! 今度下品な真似したら承知せんぞ!///」
ルイズ(……!)
ルイズ(キュルケも名前で呼ばれてない)
ルイズ(それに胸も下品だって)
ルイズ(……///)←なんか優越感
キュルケ「つれないダーリンもす・て・き♪」
ベジータ「こ、この女は、どう言う神経してやがるんだ」
ルイズ「んん、じゃ、じゃあ行くわよ使い魔♪」
ベジータ「あ、ああ?;」
ルイズ「ふんふ~ん♪」
ベジータ(こっちは上機嫌に、わ、わからん、この星の女が何を考えてるのかさっぱりわからん;)

~街~

キュルケ「で、街に来て何をするつもりなのよ?」
ルイズ「なんであんたまでついてくるのよ?;」
キュルケ「いいじゃない暇なんだから」
タバサ「………」ペラ(ページをめくる
ルイズ「あんたが暇だからってついてこられる言われはないわ!」
キュルケ「たまたま歩く方向が一緒なだけよ~?」
ルイズ「この女は~~~」
ベジータ「ちっくだらん;」
一同「………」スタスタ
ルイズ「ここよ」
キュルケ「ここって武器屋じゃない」
タバサ「……?」
ルイズ「主人ちょっといいかしら?」
店主「これはこれは貴族様、何かご入り用で?」
ルイズ「この男にあう剣を頂戴」
ベジータ「何!?」
キュルケ「剣?」
タバサ「………」ペラ
店主「この男にですか? うーむ」
ベジータ「おいチビ女、俺は別に剣なんか要らんぞ!」
ルイズ「あんたは黙ってて!」
ベジータ「なにぃ!」
ルイズ「武闘家なんて私はむさくて嫌なの、だからあんた今日から剣士になりなさい」
ベジータ「な、なんだそれは意味がわからんぞ?;」
ルイズ「だ、だってもうすぐ……モニュモニュなんだから、恥ずかしくない使い魔にしないと」
ベジータ「な、なんだよく聞こえんぞ?;」
ルイズ「だ、だから」
キュルケ「……もうすぐ? ははーんさてはあんた品評会の事気にして…ふふ」
ルイズ「……! もう! だからついてこられたくなかったのに!!」
ベジータ「品評会?」
キュルケ「もうすぐ学校で使い魔を披露するコンテストがあるのよ」
キュルケ「確かに武闘家より剣士の方が、見た目的に華がある分有利そうですもんね」
キュルケ「ルイズにしちゃよく考えた方じゃない」
ルイズ「そ、そうよだから剣を買いに来たのよ悪い!?」
キュルケ「別に悪いなんて言ってないわよ」
キュルケ「今年はトリスティンから姫様も見に来るらしいしね」
キュルケ「あんたが張り切るのもよくわかるわ」
ルイズ「……///;」
ベジータ「俺を見世物にする気か、や、やらんぞ絶対に……」
ルイズ「そ、そう言うことよ店主」
ルイズ「姫様に見せても恥ずかしくない剣を頂戴!」
店主「そうですね~(へへ、見栄はり貴族が、これはいいカモが来たぞ)」
店主「これなんかどうですか? さるゲルマニアの有名な刀匠が鍛え上げた業物ですぜ」
金ピカ剣を見せる
キュルケ「あらいい剣じゃない、さすがゲルマニアね」
ルイズ「ぞ、そうね、これは良いものじゃない、あ、あんたもどう?」
ベジータ「……好きにしろ」
ルイズ「む~~~(何よ、少しは一緒に見てくれてもいいじゃない!)」
ルイズ「いいわ、それを頂けるかしら? おいくら?」
店主「へぇありがとうございます。新金貨で3000枚になります」
ルイズ「さっ! 家が建てられるくらいの値段じゃない!」
店主「へえ、と言っても、家を買うのも剣を買うの、良いもの買おうと思えばそれくらいの値段になりますわ」
ルイズ「そ、そんな今月は結構お金使っちゃったから、200枚しかないわ」
店主「お、お客さん、それなりの剣買うなら、最低でも500枚からが相場ですぜい?;」
ベジータ「はっ、間抜けが」
ルイズ「ちょ、あんたの薬買ったからお金なくなっちゃったのよ!?」
ベジータ「ふん! そんな事知るか!」プイ
ルイズ「ぐぐぐ」
ルイズ「ふん!」キン!(金的
ベジータ「ぐお!」
ベジータ「こ、このバカヤロ……、サイヤ人だって痛いの痛いんだぞ」プルプル
ルイズ「ふん! じゃあ店主これで買えるような物はない?」
店主「これでですかい?」
店主「この値段になると中古処分のバーゲン品しか……」
店主「こんなところですかね」
ルイズ「な、なによこれサビサビのオンボロじゃない」
店主「嫌なら帰っておくんなまし」
ルイズ「う~~~~~~~」
ルイズ「はぁ、まあしょうがないわね、すぐに要りようだし、今月だけだし、これで我慢するか」
ルイズ「これ頂くわ」
店主「毎度」
ルイズ「じゃあとりあえず持ってみてベジータ
ベジータ「……;」
ルイズ「どうしたの早くして」
ベジータ「ちっ、要らんと言ってるのに……」ガシッ(ルイズから剣を取る
剣「………」カタカタカタ
ベジータ「ん?」
ルイズ「?」
剣「おりゃーーーーーー!!!」
一同「!!!」
ベジータ「な、なんだこの剣は?」
ルイズ「喋った!?」
キュルケ「もしかしてそれって知性を持つ剣インテリジェンスソード?」
ベジータ「な、なんだそれは」
ルイズ「たまに魂を持った剣があって、そうやって喋ったりすることが出きるのよ」
ベジータ「またおかしな術の類いか、本当に訳のわからん世界だぜ」
剣「そんな事はどうだっていい、お前さんが使い手だな?」
ベジータ「使い手だあ?」
剣「ああ、俺の名前はデルフブリンガー」
デルフ「今回の使い手はすげえ力の持ち主だな、お陰で握られた瞬間に力がみなぎりまくってすぐに目が覚めちまったぜ!」
ベジータ「なんの事だ?」
デルフ「まあ俺とおめえさんは相棒ってことさ、よろしく頼むな」
ベジータ「ふ、ふざけるな! 誰が貴様なんかと」ポイ
デルフ「こらー乱暴に扱うんじゃねー!!」
ベジータ「ふん! 知ったことか」
デルフ「やれやれ今回の相棒は力はすげえが性格は相等ひねくれてるな」
デルフ「よっこらせ」シュン
ベジータ「あ、こら貴様! 背中に引っ付くな!!」
デルフ「まあまあそんな邪険にするなよ」
デルフ「俺は長く生きてる分色々物知りだ、おめえさんが知らないこともいろいろ助言出来る。だからつれていって損はないと思うぜ?」
ベジータ「ふざけるな! そんなものいるか、いいから離れやがれ!」
ルイズ「ダメよベジータ!」
ベジータ「な、なんでだ!?」
ルイズ「品評会に剣士で出てもらうんだから、そんな変な剣でも使ってもらわないと」
ベジータ「なにぃ! ……く;」
デルフ「カカカ、よろしくな相棒」
ベジータ「相棒と言うな……」

~学院~

ベジータ「ちっ! 時間がたてばたつほどイラつくことが増えていくぜ」
ベジータ(宇宙船到着まで、後七日間くらいだが……)
ベジータ「一週間も待ってられる気がせんぞ……;」
デルフ「一週間? 一週間後に何かあるのか?」
ベジータ「黙れ、貴様には関係ないことだ」
ベジータ「余計なこと喋りやがると、あの女が何言おうとへし折るぞ」
デルフ「そいつはおっかねぇ、くわばらくわばら」
ベジータ「ちっ;」
ベジータ「………」スタスタ
ドン
モット「な、なんだ学院の衛士か!? ちゃんと前を見てあるかんか!!」
ベジータ「………」スタスタ
モット「き、貴様待たないか!!」タタタ!(ベジータの前に回り込む
ベジータ「……なんだ?」
モット「なんだとはなんだ!! 私は王宮勅使のジュール・ド・モットだぞ!」
ベジータ「それがどうした馬鹿野郎」
モット「ば、馬鹿だと、この無礼者め! 手打ちにしてくれる!!」
ベジータ「俺を手打ちに? ふん面白いやってみろ」
モット「き、貴様~~~~~」
シエスタ「な、なんの騒ぎですかベジータさん」タタタ
ベジータ「ふんシエスタか、何、この馬鹿が突っかかってくるから相手にしているだけだ」
シエスタ「この馬鹿って、……!? 貴族様じゃないですか!?」
シエスタ「あわわごめんなさい! ベジータさんは、この国に来たばかりで慣れてないんです!」
シエスタ「どどどうかお許しを」
モット「ならん!! ……ん、お前はここのメイドか?」
シエスタ「え? あ、は、はい」
モット「そうかそうか」ジロジロ
シエスタ「あ、あの何か?」
モット「いやいや、ところで彼は君の恋人かね?」チラ(ベジータを見る
シエスタ「え、そそそんな恋人なんて///」カアッ
ベジータ「どこをどう見たらそう見えるんだ、まるっきり検討外れだぞ;」
シエスタ「え……ソコマデヒテイシナクテモ」シュン
モット「ふっふっふ、そうかそうか、そう言う感じか」
モット「メイドよ、名前はなんと言う」
シエスタ「え、あ、はい、シエスタと申します」
モット「シエスタか良い名だ」
シエスタ「も、勿体無いお言葉です」
モット「シエスタお前に話がある。ついて参れ」
シエスタ「え? は、話って」
モット「いいからついてくれば良いのだ」
シエスタ「は、はい」
ベジータ「くだらん、俺はもういくぞ?

モット「ああ、もうお前に用はない勝手にしたまえ」
ベジータ「ふん」
モット「……くっくっくそうだベジータとやら」
ベジータ「?」
モット「つくづく君みたいな下々の者は食われるだけで憐れで同情するよ」
ベジータ「あ?」
モット「いや何でもそれじゃ行こうかシエスタ
シエスタ「は、はい」
ベジータ「ちっ、気に食わない野郎だぜ」

~夜~

ベジータ「はっ! はっ! でやぁ!」
ベジータ(ちっ、タバサめ、後で呼ぶと言ったのに勝手に寝やがって)
ベジータ(軽くてろくな訓練にならないぜ)
シエスタ「……あのベジータさん」
ベジータ「……なんだ?」ピタ
シエスタ「あ、お、お邪魔でしたか?」
ベジータ「……ふん、構わん、タバサも来ないんじゃたいしたトレーニングにならんしな」
シエスタ「あ、はい、それじゃあ、あ、あのベジータさんってもうお強そうなのになんであんなにボロボロになるまで特訓を続けてるんですか?」
ベジータ「何!?」
シエスタ「あ、あの、お気に触ったらすみません」
ベジータ「………」
ベジータ「俺は俺よりももっと上の世界があることを知ってるからだ」
ベジータ「俺はそれに到達したい、……スーパーサイヤ人の世界にな」
シエスタ「……スーパーサイヤ人?」
ベジータ「そうだ」
シエスタベジータさんはサイヤ人ですよね? それがスーパーになるんですか?」
ベジータ「そうだ」
シエスタ「私世間知らずでよくわからないですけど、それってトリスティン人でもなれるんですか?」
ベジータ「なれん、戦闘民族サイヤ人、さらにその中の一握りの天才だけがなれる伝説の戦士だからな」
シエスタ「……そっかなれないか、成れたらよかったのにな、スーパーサイヤ人に」
シエスタ「……そうすれば」
ベジータ「あ?」
シエスタ「あ、あ、何でもないです!///」
シエスタ「それよりありがとうございます!」
ベジータ「な、なんだ突然」
シエスタ「あんなにボロボロになってもめげないし、私には逆らえなかった貴族様にも簡単に立ち向かえるベジータさんを見てて、私たくさん勇気をもらいました」
シエスタベジータさんのおかげで私、これからも頑張れます」
ベジータ「お前のためにやった訳じゃない、勘違いするな」
シエスタ「わかってます。それでも私お礼が言いたくて」
ベジータ「けっ勝手にしろ」
シエスタ「ご、ごめんなさい、それじゃお休みなさい」
ベジータ「ああ」
シエスタ「そ、それじゃ;」
ベジータ「おいシエスタ!」
シエスタ「は、はい?」
ベジータ「明日もいつもの時間に洗濯に来いよ?」
シエスタ「……え、ええ、わ、わかりました。ではこれで」ペコ
ベジータ「……? おかしな奴だな」
デルフ「……戦闘民族サイヤ人ねぇ」

~翌日~

ベジータ「ちっ! シエスタの野郎、時間になっても来やがらねえ」
ベジータ「おいコック!」バーン!(厨房に入る
料理長「お、我が拳じゃねえか、どうした飯でも食いにきたか?」
ベジータ「そうじゃない、シエスタの奴はどこにいる!?」
料理長「シエスタって、おめえシエスタから何も聞いてないのか?」
ベジータ「何ってなんの事だ?」
料理長「……そうか言ってねえのか」
ベジータ「何?」
料理長「シエスタはな、モット伯爵の屋敷に急遽使えることになってな」
料理長「朝早くに行っちまったよ」
ベジータ「モットだと? ん、ああ、あの気に食わない野郎か」
料理長「そうだ、……結局平民は貴族の言いなりって訳さ」
ベジータ「ちっ、あの野郎最後になんかブツブツ言ってたのはこの事か」
ベジータシエスタなど、どうでもいいが、あの野郎を調子づかせるのは面白くないな)
料理長「まあ俺らには関係のないことだ、さあ仕事仕事」
ベジータ「おいコック、そいつの屋敷とやらはどこにある」
料理長「なんだシエスタを助けに行くのか!? 格好いいねぇ~さすが我らの拳!」
ベジータ「ち、違う! そんな事はいいから早く屋敷の場所を言え!」
料理長「……そうか違うか、まあと言っても俺も場所は知らないから元から教えられないんだがな」
ベジータ「何!? じゃあ誰か知ってる奴はいないのか?」
料理長「そうだなあ、やはり貴族の事は貴族に聞いた方がいいんじゃないか?」
ベジータ(貴族にだと?)
ベジータ(チ、チビ女に聞くのか? またうるせえ事になりそうだな;)
ベジータ「ちっ! しかたねえな、邪魔したな」
料理長「おう! シエスタを頼んだぜ!」
ベジータ「だから知らんと言ってるだろ!;」

~ルイズの部屋~

ルイズ「モット伯爵の屋敷の場所?」
ベジータ「そ、そうだ」
ルイズ「なんでそんな事知りたいの?」
ベジータ「な、なんだっていいだろ;」
ルイズ「ふーん」ジー
ベジータ「な、なんだ!」
ルイズ「……怪しい」
ベジータ「何!?」
ルイズ「何しにいくか、言わなきゃ教えないわよ?」
ルイズ「あんた何しでかすかわからないんだから」プイ
ベジータ「何だと~~~!」
ベジータ「いいから言いやがれ!」
ルイズ「いや」
ベジータ「ちっ! この女;」
ベジータ(やっぱり無理だったか、どうするか……)
ベジータ(そうだ! メイドの事を言えば、どうせ甘ったれそうだし聞き入れて喋るかも知れん)
ベジータ(……よし)
シエスタの事を話す~
ルイズ「で?」
ベジータ「でって、シエスタはお前の仲間じゃないのか?」
ルイズ「違うわよ、シエスタはあくまでメイド、使用人、私はそれを使う貴族、それ以上もそれ以下もないわ」
ベジータ「そ、それだけなのか?」
ベジータ「お前みたいなのは可哀想に思ったりするもんじゃないのか?;」
ルイズ「そりゃあ少しは不憫には思うけど」
ルイズ「貴族が平民を従えるのは世の常だし、それに貴族が異を唱えてたら変じゃない」
ルイズ「それとも何? あんたあのメイドを助けたいわけ?」
ベジータ「そ、そんな事あるわけないだろう」
ルイズ「ならいいじゃない」
ベジータ「……!」
ベジータ「そ、そうだ別にいい」
ベジータ「邪魔したな」バタン(外に出る
ルイズ「?」
ベジータ(そうだ別にいいはずなんだ)
ベジータシエスタの奴があの野郎に弄ばれようが知ったことか)
ベジータ(……だがそうなることが、なんでかわからんが俺を我慢できんくらいイラつかせるんだ)
ベジータ「……クソ!」

~中庭~

ルイズ「ベジータ! ベジーターーー!!」
ルイズ(もうこんなに遅くなるまで帰って来ないなんて)
ルイズ(どこで何やってるのよ!)
キュルケ「あらルイズじゃないどうしたの?」
ルイズ「げ、キュルケ……」
キュルケ「何よ、そんな嫌そうな顔しなくてもいいじゃない;」
キュルケ「ベジータ探してるんでしょう? いいのかしらそんな態度とって?」
ルイズ「……あんた、何か知ってるわけ?」
キュルケ「さーてどうでしょうかね~♪」
ルイズ「……あんたねぇ#」
タバサ「……モット伯」
ルイズ「え! モット伯爵ですって!?」
キュルケ「あん! タバサ勝手に……」
タバサ「……意地悪ダメ」
キュルケ「も~しょうがないわね! そうよモット伯よ。さっきベジータにその屋敷の場所を聞かれたわ」
ルイズ「……で、あんた教えたの?」
キュルケ「私たち留学生よ、外国の貴族の屋敷の場所まで知るわけないじゃない」
タバサ「……ん」コク
ルイズ「……そう」ほっ
ギーシュ「モット伯の屋敷の場所なら僕が教えたよ?」
キュルケ「え」
タバサ「……!」
ルイズ「ななななんですって!!」
ギーシュ「な、何か不味かったかい?」
ルイズ「ああ当たり前じゃない! なんで教えるのよ!」
ギーシュ「い、いや彼に迫られたら逆らえないし、じゃ、じゃなくて何かあったのかい?」
ルイズ「ありよ! おおありよ!」
シエスタの事を話す~
キュルケ「ふーんシエスタをねぇ……、でもあのベジータが助けになんかいくのかしら」
ルイズ「行く! だってなんか行きたそうにしてたもん!」
タバサ「……王宮勅使に手を出したら手打ち」
ルイズ「そ、そうよベジータが手打ちにされちゃう! はやく止めに行かないと!」
キュルケ「ダーリンが!? それは一大事だわ!」
ギーシュ「い、いや~、彼なら大丈夫じゃないかな」
ギーシュ「……と言うか逆に」
タバサ「……王宮勅使を殺したら家にもお咎めがくる」
一同「………|||」サー;
ルイズ「もっと不味いじゃない! は、早く止めに行かなきゃ!」
キュルケ「なんか面白そうね、私も付き合うわ!」
タバサ「………」コク
ルイズ「ついてこないで! これは私と使い魔の問題なんだから」
キュルケ「嫌よ! それにアタシとダーリンの問題でもあるんだから」
ルイズ「何よそれ! もう勝手にすれば!」
キュルケ「ええ、そうさしてもらうわ」
ギーシュ「あ、あのー僕は遠慮させて貰おうかな家になにかあったら不味いし、あは、あはは」

~モット伯邸浴場~

シエスタ「……はぁ」チャプ
シエスタ「洗濯行かなくてベジータさん怒ってるかなぁ?」
シエスタ「……でもしょうがないよね」
シエスタ(私がこうしないとベジータさんがモット伯爵様に咎められて死刑にされちゃうし)
シエスタ(いくらベジータさんが強くてもお国を相手に勝てるわけないものね)
シエスタ(……だから、しょうがない)
シエスタ(……ベジータさん)
シエスタ(貴族みたいに偉そうで横暴な人だったけど、どこか憎めない不思議な親しみを感じる人だったな)
メイド長「シエスタさん、旦那様がお待ちです。ご準備を」
シエスタ「あ、は、はい!」ザバー
シエスタ(き、来た)
シエスタ(く、ま、負けない。どんなにボロボロになっても、ベジータさんのように立ち上がるんだ!)

~モット伯爵寝室前~

メイド「旦那様、お連れしました」
モット「うむ、入れ」
シエスタ「し、失礼します」ギィー
メイド「では私はこれで失礼します」バタン
モット「シエスタ、そう緊張しないで近くに来なさい」
シエスタ「は、はい」
モット「ふふふ、こう言うことは初めてか?」
シエスタ「え、ええ」
モット「ほうあの不心得者と、とっくにそう言う仲だと思ってたがな」
シエスタ「ふ、不心得者とはベジータさんの事ですか?」
モット「名前は知らんがたぶんそうだろう」
モット「私はああ言う舐めた若造から全てを奪って、己の無力さを教えるのが好きでね」
シエスタ「そ、それで私を」
モット「そうだ」
シエスタ「で、でもベジータさんは私の事なんか別に……」
モット「そんなことはない、ああ言う男ほど好きでもつれない振りするものだ」
シエスタ「ほ、本当ですか? べ、ベジータさんが私の事を///」
モット「ああそうだ、ベジータはお前の事が好きだ」
モット「だが残念だ! 今夜私に全てを奪われるのだからな! ひひ!」ガバー
シエスタ「きゃあ!」
モット「ひひひ、た、たまらんぞこの体」
シエスタ「や、やめて、やめてください!」
シエスタ(む、無理こんなの)
シエスタ(やっぱり私ベジータさんみたいには強くはなれいんだ)
シエスタ(でも私……私!)
シエスタ「い、いやーーーー!!」ドン
モット「おう!?」ヒューン
モット「どげべっ!」ガチャーン!
モット「ぐく、あたた」
シエスタ「あ、あのすみません、だ、大丈夫ですか?」
モット「こ、この無礼者め! 手打ちにしてくれる!」ジャキ(杖を構える
シエスタ「あ…あ;」
モット「死ね!」
シエスタ(……ベジータさん!)ギュ
ガチャーン!
ベジータ「………」タッ
シエスタ「べ、ベジータさん!」
モット「お、お前は昨日の若造! おい! 衛兵くせ者だ!!」
バータン、ゾロゾロ
モット「……貴様、貴族の館に押し入ったんだ、死刑は免れんぞ?」
ベジータ「………」ツカツカ
モット「おい貴様聞いてるのか!?」
シエスタ「べ、ベジータさん」
ベジータ「おいシエスタ、お前なんで洗濯に来なかった?」
シエスタ「え? それはそのこう言うことですから;」
ベジータ「バカヤロー! そんなことはどうでもいい! お前が洗濯しなきゃトレーニングが出来んだろうが!」
シエスタ「え、あ、あのすいません」
ベジータ「ちっ! 帰るぞ」
シエスタ「え、あ、あのでも」
モット「勝手なことをするな! シエスタは私の物だぞ!」
ベジータ「バカヤロー! シエスタは俺の物だ!(使用人的意味で)」
シエスタ「……!///」
モット「貴様なんの権限があってそんなことを」
ベジータ「黙れ、さっきから偉そうにベラベラと」
ベジータ「てめえの何が偉いってんだ? 俺にはさっぱりわからんぞ?」
モット「馬鹿な、いくら外国から来たと言っても、これだけの屋敷の主人が、どれだけのものか察しぐらいつくだろう!?」
ベジータ「ほぉ~なるほどなるほど」
ベジータ「この無駄に広い屋敷はお前の力の象徴って訳か」
ベジータ「確かに、あまりに広いんで、こいつを捜すのを手間取ったのには参ったがな」クイ(シエスタを指さす
ベジータ「……だがな」スッ(手を上げる
モット「な、何?」
ベジータ「今から、そいつを全部ぶっ壊して、誰ににたてついたのかを、たっぷりと思い知らせてやるぜ!」
モット「ははは、馬鹿な貴族でもないお前にそんなことが出来るか!」
ベジータ「そいつはどうかな?」キュイイイイイン
モット「……な、何? なんだ」

~モット伯邸に続く森の道~

馬「ヒヒーン!」ダカッダカッダカッダ!
ルイズ(……お願い間に合って!)
シルフィード「………」ゴオオオオオ
キュルケ「それにしても間に合うのかしら?」
キュルケ「ベジータってかなり短気だからもう殺っちゃってそうじゃない?」
タバサ「……可能性大」
ルイズ「ちょっと物騒な事言わないでよ!」
キュルケ「だってねえ~、あら?」
タバサ「……!」
ズドオオオオオオーーーーン!!!
キュルケ「きゃ、な、何あの光の柱は!?」
ルイズ「……え? や、屋敷の方からだわ!」
ルイズ「く……」
馬「ヒヒーン!!」
キュルケ「ちょ、ちょっとルイズ」
ルイズ「………」
ルイズ「……!」
ルイズ「モット伯爵!」
モット「あわわわ、ば、化物だ」
ルイズ「モット伯爵! 一体何があったのですか!?」
モット「な、なんだお前は! 邪魔だ!」
ルイズ「ル、ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールにございます」
モット「ヴァリエール?」
ルイズ「は、はい、あのベジータ、いえ私の使い魔が……」
モット「ベジータ!? あ、あいつはお前の使い魔なのか!?」
ルイズ「は、はいそうですが」
モット「お、お前はあんな化物を放し飼いにしてるのか!?」
ルイズ「え、あ、あの」
モット「ヴァリエールだと!? この事は王宮に報告するから、家に累が及ぶ事は覚悟するんだな!」
ルイズ「だ、だから一体何が?;」
モット「うるさい! そんなに知りたければ自分の目で見てこい!」
モット「ひ、人の屋敷あんなにしおって、覚えておれよ!」タタタ
ルイズ「あ、あのちょっと;」
キュルケ「ルイズーーー!」
ルイズ「キュルケ?」
キュルケ「屋敷、凄いことになってるわよ!!」
ルイズ「全く、誰も彼も一体なんだって言うのよ」スタスタ
ルイズ「………」
ルイズ「……!」
ルイズ「ななな、何よこれ、屋敷の屋根がまるごと無くなってるじゃない!;」
シエスタ「みなさーん」
ルイズ「ん? メイド」
ベジータ「………」
ルイズ「ベジータ!」
キュルケ「ダーリン!」
タバサ「………」
ベジータ「ゾロゾロと来やがって鬱陶しい;」
ベジータ「じゃあな」
ルイズ「って、こらーーー!! 勝手に帰るなーー!!」
ベジータ「ちっ、何だ?;」
ルイズ「何だ? じゃないわよ!」
ルイズ「あああれ、あんたがやったの!?」
キュルケ「すっごーい!、さすがアタシのダーリンね♪」
ルイズ「すっごーい……じゃないわよ!!」
ルイズ「ははは伯爵の屋敷を壊しちゃうなんて、なななんて大それた事してくれたの!?」
ベジータ「ちっうるせえな、あの野郎が気に食わないのがいけないんだ……;」
ルイズ「き、気に食わなかったって」
ルイズ「そんなことぐらいで王宮勅使の屋敷を壊さないでよ!」
ルイズ「あんたわかってるの!? 王家にたてつく真似したのよ!」
ルイズ「家にお咎めがきちゃったらどうするのよ!」
ベジータ「み、耳元でキャンキャン怒鳴りやがって;」
ベジータ「は、そんなこと知るか! 俺には関係ない!」
ルイズ「なななんですってぇ~~~」
ベジータ「ふん!」
キュルケ「この件ダーリンに関係なくないわよ?」
ベジータ「何?」
ルイズ「キュルケ?」
ベジータ「どういう事だ?」
キュルケ「だって考えても見なさいよ?」
キュルケ「国の公爵家の娘の使い魔が、王宮勅使の屋敷を襲撃したら、謀反を疑われても仕方ないわ」
キュルケ「すると国と公爵家で内乱が始まる可能性が出てくる」
キュルケ「公爵家が本気で王家にたてつくなら別だけど、そうでないなら内乱は起こしたくないわよね?」
ルイズ「う、うん、そうね」
キュルケ「起こしたくないなら、よほどの親バカでなけれはルイズを差し出して手打ちにすると思わない?」
ルイズ「さ、差し出すって……」
キュルケ「運がよければ王宮関係者の誰かと結婚、悪ければ処刑ね」
ルイズ「しょ、しょけ、いやーーーー!!!」
キュルケ「ね? もしかしたらルイズ死んじゃうかも知れないから、命が繋がってるダーリンもヤバイでしょ?」
ルイズ「どどどうしてくれるのよ、あんた!?」
ルイズ「国のために死ぬなら本望だけど、そんな不名誉な死に方だけはしたくないわ!」
ルイズ「どーしてくれるの!? どーしてくれるの!? どーしてくれるのよーー!?」
ベジータ「……ピーチクパーチクうるせえ女だ;」
ベジータ「わめくな! その時は俺が守ってやるから安心しろ!!」
ルイズ「……え、あ、あんたが?///」
ベジータ「ああ(俺も死ぬから当たり前だろ)」
ルイズ(あのベジータにそう言われたのって初めて……///)
ルイズ(ちょ、ちょっといいかも///)
ルイズ「……ほ、ほんと?」
ベジータ「ああ」
ルイズ「……ほんとにほんと?」
ベジータ「しつこいぞ」
ルイズ「……私の家も守ってくれる?」
ベジータ「わかった、わかった;」
ルイズ「う、うん、わかった、じゃあ信じてあげる///」
ベジータ(ん? なんか知らんが機嫌がいいな)
ベジータ(へっ、いつもこうならいいのによ)
ベジータ「はっ、なんだったらめんどくせえから、今から王国をぶっ潰してヴァリエール王国にしてやろうか?」
ルイズ「!」
ルイズ「それだけは絶対ダメよ!!!」
ベジータ「!?」
ルイズ「家の事で頭が一杯になって忘れてたけど、だいたい姫様に弓引くなんて絶対に出来ないわ」
ベジータ「何!? だ、だったらどうすると言うんだ?」
ルイズ「もしモット伯爵が宣言通り大事にしたら、死ぬこともやむなしね」
ベジータ「ふ、ふざけるな! お前が死ぬと俺も死ぬんだぞ!」
ルイズ「自業自得でしょ!」
ルイズ「だいたい私になんの相談もなく先走るから……」
ルイズ「こんな騒ぎにならずに解決する方法だってあったかも知れないのに」
ベジータ「ぐく……」
ルイズ「まあ精々モット伯爵が王宮に報告しないことを祈る事ね」
ベジータ「だ、だったら今から奴をぶっ殺して口封じを……」
ルイズ「ちょっとこれ以上問題起こさないでよ!」
キュルケ「それも無理ね」
ベジータ「な、何故だ!?」
キュルケ「だってダーリンここに来るために、学院の生徒からモット伯の事聞きまくってたでしょ?」
キュルケ「その翌日にモット伯が死んだら、結局嫌疑がかかるのはダーリンでしょ?」
ベジータ「ぐく」
キュルケ「まあこれはなるようにしかならないわね」
ベジータ「く、くそぉ……」
ベジータ(う、宇宙船到着までもう少しだったのに、くそったれえぇ;)
シエスタ「だ、大丈夫ですよベジータさんなら!」
ベジータ「なに?」
キュルケ「あのねぇ、これは平民にはわからない高度な問題なのよ、そんな簡単じゃないのよ」
タバサ「………」コク
シエスタ「わ、私確かに難しいことはわかりません」
シエスタ「でも私信じてるんです」
シエスタ「どんなにボロボロになってもめげないベジータさんなら、きっと大丈夫だって」
シエスタ「そ、それに私、ベジータさんの告白の返事をしてません……してないうちに死んじゃ嫌です///」
キュルケ「え!?」
ルイズ「こここ告白ですって!?!?」
ベジータ「? お、お前は何を言ってやがるんだ?;」
シエスタ「え、な、何って、もう!///」
シエスタ「モット伯爵から助けた時言ったじゃないですか?///」
シエスタ「そ、その、シエスタは俺の物だって///」
キュルケ&ルイズ「ええええええええ!?!?」
ベジータ「お、おいあれはそう言う意味じゃ……」
キュルケ「ちょっとダーリン酷いじゃない!」
キュルケ「アタシと言うものがありながらあんな平民女なんかと!」ダキッ!
ベジータ「バババカヤロー! そんなわけあるかー!!」ブン(キュルケを振り払う
キュルケ「きゃうん!」
シエスタ「不束者ですが、よろしくお願いしますベジータさん」
ベジータ「あ、どどどうもこちらこそって、違う!」
ゴゴゴゴゴ
ベジータ「はっ!」
ルイズ「ふ、ふ~ん?」ゴゴゴゴゴ
ルイズ「あんたそのメイドと盛りたいからこんな事しでかしたんだ?」ゴゴゴゴゴ
ルイズ「私まで巻き込んでまで?」ヒクヒク(雷縛鎖の首飾りを弄る
ベジータ「ま、まてチビ女! いやルイズ様! それだけはやめろ!」
ルイズ「ゆ、ゆ、ゆるせなーーーーい!!!」
バリバリバリバリバリ!!!
ベジータ「ひょおおおおおお!?!?」
ルイズ「ふぎぎぎぎぎ」
シエスタ「ミス・ヴァリエール! べ、ベジータさん!」
キュルケ「あらあら」
タバサ「………」
シエスタ「皆さん! 何悠長に構えてるんですか!?」
キュルケ「え?」
シエスタ「え? じゃないですよ!?」
シエスタ「あれをやったらミス・ヴァリエールは死んでしまうんじゃないんですか?;」オロオロ
タバサ「……大丈夫」
シエスタ「え?」
キュルケ「そうそう大丈夫大丈夫」
キュルケ「後から改良してルイズが気絶したら止まるようにしたらしいから」
シエスタ「そ、そうなんですか?」
キュルケ「ほら止まった」
シュウウウウウウウ
ルイズ「う、う~ん」
ベジータ「ぐぅ……」
ベジータ(くそぉ、こんな……国のくだらん掟て死んでたま…るかぁ……)
ベジータ(俺は……生き延び……てやる)
ベジータ(かな……らず…だ……!)ガクッ

続く

ベジータ「ハルケギニア?」6 - 小説書きながらパチンコ業界から転職を目指すブログ